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サイコミュ高機動試験用ザク - (2007/11/13 (火) 19:59:43) のソース

*サイコミュ高機動試験型ザク

>MSN-01 PSYCOMMU-ZAKU
>サイコミュシステムのデータ収集のために、ジオング完成以前に運用された試験機。

**初期ステータス
|チューンpt|37202|スラスター出力|50/75|
|HP|2100/4100|スラスター速度|45/67|
|実弾防御|10/30|レーダー性能|64/85|
|ビーム防御|12/30|バランサー|48/76|
|機動性|17/34|旋回速度|3/6|

|制限事項|宇宙・NT専用|
|SPAタイプ|一斉射撃|

**兵装ステータス
||CENTER:威力・耐久|CENTER:命中|CENTER:連射|CENTER:弾速|CENTER:リロード|CENTER:弾数|
|主 サイコミュアーム|135/208/220|8/80|3-3|1/88|1/80|5-9-10|
|BGCOLOR(#555588):副 サイコミュアーム(有線)|118/129/132|16/80|-|1/88|1/80|5-9-10|
|格 格闘|286/396/540|5/48|-|-|-|-|
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**機体特徴
Zタイプザクの下半身を改良したMS。(通称:たこ or タコザク)
機体限界は高いが、改造してもあまり強く感じない劣化[[ジオング]]。
これに乗せられるNTさんはちょっと気の毒。
「[[ニュータイプの脅威>http://www37.atwiki.jp/g_battlechronicle/pages/214.html#id_b157287f]]」に多数出撃する本機には出来の悪いNTさん達が乗っているのでは?

機動力のポテンシャルは高いが、限界内では機動力、旋回速度とも低い為、やや鈍重な操作性。
それでも同年代のジオン軍の中では耐久力・スラスター・レーダー・バランサー等は高い。
機動性を活かして攻撃をかわしながら、メイン射撃でチクチク削るのが一般的な戦い方。
SPゲージはチャージ射撃を中心に使用したほうがよい。

***射撃
主兵装は右手からの5本ビーム。副兵装は左手の有線5本ビーム。
つまり「本体の右手」と「飛んでく左手」を駆使して戦うことになる。
強化後も威力があまり伸びず、弾数・連射数共に少ない。
ビーム単発の威力は標準MSの半分程度しかないので、量産MS相手でも割と苦戦する。
もう当て数で勝負するしかない。

主兵装のチャージ射撃は狙撃タイプに変わり使いやすい。
せめて連射性能を上げようと3連射から限界越えでMAXチューンしても3(バグ?)
4連射を目指して落胆すること受けあい。

サブは左手からの有線サイコミュ5本ビーム。
ビットやファンネルに比べて弾速が遅く(通常ビーム)威力もかなり低い。
腕を展開するモーションで微妙なタイムラグがあり、発射間隔も長い。
サイコミュ系は予測射撃が効かないので素晴らしく当たりません。
しかも[[ブラウ・ブロ]]のような4本のオールレンジではなく、
腕1本のオールレンジではあまり効果なく、一つ破壊されて完全に無効化されやすい。
それでも飛ばして損はないので常に飛ばしておくと心強い。
当てるためには相手の動きと腕の位置を把握し、相手の隙を狙う必要がある。
使いこなせる人はニュータイプの素養があるかもしれない。

***格闘
格闘は素手チョップのためリーチが短く、しかも通常コンボが2段止まり。
リスクを負って接近してもあまり意味がない。
レーダー性能が高いので遠距離攻撃用のMSと認め、積極的な格闘は控えよう。

***SPA
SPAは一旦両腕を外に広げてから連射する一斉射撃タイプ。
1発あたりのダメージは案外高いのだが発射間隔を遅くて命中させづらい。
射撃範囲は広いが、チャージ射撃に使ったほうがいい。

***総評価
全体的に弱い。どの局面でも使える状況は無い。
フルチューン(同じパラメータ)同士の対戦では間違いなく最弱機体。[[サク]][[サム]]より弱い。
武装がとにかく弱いため、強化してもどうしようもない。
射撃、格闘、SPAどれもが下位である事が重なってしまった結果だろう。

**出自
「MSV」より、MSN-01 サイコミュ高機動試験型。MS-06Z を改造した機体で、
ザクを冠するもののサイコミュデバイスを搭載した全く別の機体。
[[ザク>ザクⅠ]]の面影は頭部程度にしか感じられない。
その点は[[アプサラスⅡ]]や[[Zザク]]と共通点がある。

ジオン軍初のサイコミュ搭載MSで開発上重要なポジションにある。
その点は連邦軍の[[νガンダム]]と同じ立ち位置といえる。

高速下での有線サイコミュのテストなどが主目的で、継続戦闘力は考慮されていない。
MSNナンバーに移行した初の機体でジオングのベースとされている。

余談だが、このサイコミュ高機動試験型ザクは1/144 MSVとしてキット化されている。定価600円
当時、MSVの中では売れ筋だったが、その理由はランナーに付いてる大量のバーニアにあった。
今でこそバーニアパーツが別売りで販売されているが、当時はそんな気の利いた商品はないので、
モデラーは改造パーツ用のバーニア目当てにこぞってタコザクを買い、完成させることもなく
バーニアだけもぎ取られて棄てられる運命にあった。
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