おいてきたもの - (2007/07/18 (水) 11:44:51) の1つ前との変更点
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**おいてきたもの◆H.0vwv7hVs
俺、高嶺悠人は以前ファンンタズゴリアという世界でスピリット相手に殺し合いをさせられていた。
そして現在は地球(だよな?)に突然連れ戻され、再び殺し合いを強制されている。
短い一生の中で二回も異世界に望まぬ転移をさせられる事になった不幸な奴は全人類の中でも俺くらいだろう。
だが、以前にも召喚されたケ―スがあったことはこの場においては幸運なのかもしれない。まさに経験は偉大だった。
まず唐突な出来事にも関わらず、早めに平静を取り戻すことができた。殺し合いという単語にも混乱しなくてすんだ。
さらに偶然支給品に含まれていた今日子のハリセンが心の支えになり心を強く持つことができ、
メンタル面は正に絶好調! 順風満帆! 向うところ敵なし! 見えるのは輝かしい未来! 香織の元に戻るのなんて簡単さ!
……そんなお気楽な事を考えた時期が俺にもありました。
アセリア達を探しに歩き出した俺を待ち受けていたのは苦難の道だった。
プ―ル、プラネタリウムと巡っても出迎えてくれるのはさざ波一つ無い水面と満天の星空のみ。
映画館に行けば、『闘争進化論~人類が繁栄した理由(企画・監督・脚本・製作・編集「分身」)』
と開始五分で爆睡できそうな映画が俺を待っていて、、
博物館に行っても『現代生物~闘争と進化の歴史(監修「分身」)』とこれまたつまらなそうな展示があるだけだった。
以上が最近四時間の悠人さんの動向だ――文章にすると簡単だが、実際には大した大仕事だった。
敵を警戒する、味方を捜索する、そのために視覚、聴覚を常時張り詰めらせる必要があり、
多くの場所を探索するために早く移動したい、だが足音は立ててはいけない、そんな矛盾に答えるには絶妙な足運びが必要で、
さらに、移動は物陰に隠れながら、探索する道はできるだけ多くとる、などの事も行わなければならなかった。
そんな無茶極まりない重労働を四時間ぶっ続けで行ったおかげで体はヘトヘトだ。それなのにさ……
「人が全くいないってどうよ……」
人っ子一人見つけられなかったのである。
ハイペリアに興味を持っていたアセリアや市街での暮らしに慣れている地球の若者達とは、
繁華街をうろついていれば会えるかとも思ったが甘かったようだ。
だ―れもいません。進歩ゼロ、イベント無し、四時間を見事に無駄にしました! ……あまりに悲しい。
四時間歩きとおして得たものは、この辺りに人はいないという情報と精神と肉体の疲労だけ。……あまりに虚しい。
繁華街の路地裏のさらにその片隅で頭を抱えて座りこんでいる男が一人……ぶっちゃけ今の俺。……あまりに情けない。
「とりあえず一休みするか。…………その後は……どうするんだろな……」
店の搬入口の前、座りこんで動かない男。
遠目から見たらゴミ箱と変わらないかもしれないな、と自嘲する。
まるで神に見放されたかのような姿である。だがまだ神は見捨てていなかった。
休憩を続ける俺の耳に、小さな音が届いたのは空の色が変わり始めた頃だっただろうか。
――ガラガラガラガラ
最初は幻聴かとも思ったが、段々と音は大きくなっている。明らかに人が近づいてきている音だ。
理解するがいなや、すぐさま立ち上がり、左右を確認する――だが姿は見えない。
その間にもどんどん音は近づいてくる。
急いで近くの曲がり角を片っ端からチェックしていく、ひとつ、ふたつ。
みっつめの曲がり角、勢いのあまり通路に身を乗り出してしまったそこに、身を焦がして会いたがっていたもの――人がいた。
……訂正。かなりの速度で俺に向かって突っ込んできていた。
「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」」
ぐほっ、吹き飛ばされたのか? 一瞬だが宙に浮いていた気がする。体の上の重みは――相手の下敷きということか。
ようやく人にあったと思ったらこれかよ……俺って何か悪い事したっけ。
ああ、そういえば敵国のスピリットをたくさん切り捨てたんだったな……恨まれてる!?
ごめんなさい、成仏してください。ごめんなさい、成仏してください。ごめんなさい、成仏してください。
「あの、ごめんなさい。怪我とかありませんか?」
少女の声に現実に引き戻される。怪我は――当たり所が良かったのか特に無いようだ。
服を払いながら立ち上がり、少女に答えを返す。
「いや、大丈夫みたいだ――――香織!? ………………悪い、勘違いだった。今の事は忘れてくれ」
気まずい空気が流れる。お互いに次の一言を言い出せない状況だ。
年上としてこの状況を何とかしたいが上手い言葉が思いつかない。
そして、そんな悩む俺を見かねてなのか少女の方から話しかけてきてくれた。結構活発な子なのかもしれない。
「あ、あの、ボクは衛っていいます。お兄さんは?」
「名前は高嶺悠人、職業は……普通の高校生だ。ところで衛は何であんなに急いでいたんだ?」
出会った時、衛は無防備にもロ―ラ―スケ―トで地面を鳴らしながら移動していた。
常識に則って考えれば殺し合いの最中に大きな音を出すのは自殺行為、だからそこには何か理由があるはずだ。
「そうですね……悠人さん、少し時間を頂けませんか? 頼みたいことがあるんです」
「探している奴はいるが……暇といえば暇だな。言ってみな、俺にできる事なら何でも手伝うよ」
「ではお願いが一つ、実は離れた場所にお姉さんを置き去りにしてきてしまっているんです。
その人は足が不自由なんですが、ボク一人じゃ車椅子に乗せてあげることもできなくて……
少しの間だけでいいんです、手伝ってもらえませんか?」
「お安いご用さ、少しなんてけちな事はいわない。君達二人は俺が守ってやるよ」
ニッと笑いながら伝えると、不安そうな顔だった衛の顔も笑みでいっぱいになる。
「ありがとう、悠人さん。そうと決まったなら急がなきゃ! 待たせすぎちゃったからお姉さんも心配しているかも」
喋るやいなや衛はわき目も振らずに走り出す。ロ―ラ―スケ―トがカラカラと小気味良い音を奏でる。
その元気っぷりを見ていると、音について注意する気も失せてくるから不思議だ。
そんな事を考えている間にもみりみる小さくなっていく衛の姿、苦笑いしながらデイパックを背負い追いかけ始めた。
◇ ◇ ◇
掛替えのない大切な妹、香織。一見で見間違える程には衛は香織に似ていた。
だが似ているのは背格好と雰囲気のみで、声、顔、仕草などなど違う部分の方が遥かに多い。
第一に衛が履きこなしているロ―ラ―スケ―トは香織にはとても使えない。香織相手では出会いの衝突ですら発生しない。
おそらく明るい場所で普通に出会ったのなら衛を香織と見間違えることは無かっただろう。
でも、あの一瞬……たしかに衛と香織の姿がかぶったんだ。だからなのか衛のことが無性にいとおしく感じる。
ゲ―ムの乗った者によって衛に危害が加えられる――考えたくもない。絶対に許せないことだ。
どこか妹の面影がある少女――衛を絶対に殺し合いから守りきる、そう決意した。
◇ ◇ ◇
高嶺悠人。
彼に対する最初の印象はどこかぼ―っとしている人。しかしそれは裏返せば落ち着きがあるということだ。
そしてこんな訳の分からない事態において、優しい彼は無償で自分と遥さんを助けると約束してくれた。
落ち着きがあって、優しくて、格好よくて――――まるであにぃのような人。
悠人さんは安心して頼れる人だ。悠人さんに会えたボクは幸運なんだ。それは分かるんだ。でもね、でもね。
(会いたいよぉ……あにぃ。)
悠人が人を探していた時間、衛も同じく人を探して走り回っていたのだ。
暗い夜にひとりぼっちで徘徊、少女にとってこれ程過酷なことはない。だが衛は震えながらもやり通した。
そして募っていった寂しさは、兄の面影がある悠人に出会った事で郷愁の思いとして爆発した。
だけど衛は泣かなかった。自分を信じて待っている遙がいたから……自分勝手に泣くことは出来なかった。
少女は皆が幸せに笑える世界が好きだ。兄は自分を幸せにしてくれた、その自分が他人を不幸にするなんてとんでもない。
衛は抱えきれぬ寂しさを笑顔の裏に隠して遙の元へと向かう――――遙の死を知らずに……。
少女は最愛の兄との再会を切に願う。
【C-3の市街地/1日目 早朝】
【高嶺悠人@永遠のアセリア -この大地の果てで-】
【装備:今日子のハリセン@永遠のアセリア】
【所持品:支給品一式、バニラアイス@Kanon(残り9/10)】
【状態:好調、背中に軽い打ち身】
【思考・行動】
基本方針1:衛と遥を守る
基本方針2:なんとしてもファンタズマゴリアに帰還する
1:衛を追いかけて涼宮遙の元へと向かう
2:アセリアとエスペリアと合流
3:出来る限り多くの人を保護
【備考】
バニラアイスは小型の冷凍庫に入っています。
【衛@シスタ―プリンセス】
【装備:ロ―ラ―スケ―ト】
【所持品:支給品一式、未確認支給武器(1)】
【状態:やや焦り、健康】
【思考・行動】
基本方針:ゲ―ムに参加しているという実感がまだ薄いので、どちらとも言えない
思考:あにぃに会いたい
1:ひとまず高嶺悠人を連れて涼宮遙の元へと戻る
2:1の後で「孝之」を探す(どのような人物かという情報は無し)
3:できれば知り合いにも会いたいが、無理に探そうとは思っていない(咲耶、千影、四葉)
|052:[[許せる嘘か? 許されざる嘘か?]]|投下順に読む|054:[[珍道中の始まり]]|
|050:[[夢と決意と銃声と――]]|時系列順に読む|055:[[猟人は鬼と獅子]]|
|024:[[前を向いて]]|高嶺悠人|055:[[猟人は鬼と獅子]]|
|008:[[あねぇができました]]|衛|055:[[猟人は鬼と獅子]]|
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**おいてきたもの ◆H.0vwv7hVs
俺、高嶺悠人は以前ファンンタズゴリアという世界でスピリット相手に殺し合いをさせられていた。
そして現在は地球(だよな?)に突然連れ戻され、再び殺し合いを強制されている。
短い一生の中で二回も異世界に望まぬ転移をさせられる事になった不幸な奴は全人類の中でも俺くらいだろう。
だが、以前にも召喚されたケ―スがあったことはこの場においては幸運なのかもしれない。まさに経験は偉大だった。
まず唐突な出来事にも関わらず、早めに平静を取り戻すことができた。殺し合いという単語にも混乱しなくてすんだ。
さらに偶然支給品に含まれていた今日子のハリセンが心の支えになり心を強く持つことができ、
メンタル面は正に絶好調! 順風満帆! 向うところ敵なし! 見えるのは輝かしい未来! 香織の元に戻るのなんて簡単さ!
……そんなお気楽な事を考えた時期が俺にもありました。
アセリア達を探しに歩き出した俺を待ち受けていたのは苦難の道だった。
プ―ル、プラネタリウムと巡っても出迎えてくれるのはさざ波一つ無い水面と満天の星空のみ。
映画館に行けば、『闘争進化論~人類が繁栄した理由(企画・監督・脚本・製作・編集「分身」)』
と開始五分で爆睡できそうな映画が俺を待っていて、、
博物館に行っても『現代生物~闘争と進化の歴史(監修「分身」)』とこれまたつまらなそうな展示があるだけだった。
以上が最近四時間の悠人さんの動向だ――文章にすると簡単だが、実際には大した大仕事だった。
敵を警戒する、味方を捜索する、そのために視覚、聴覚を常時張り詰めらせる必要があり、
多くの場所を探索するために早く移動したい、だが足音は立ててはいけない、そんな矛盾に答えるには絶妙な足運びが必要で、
さらに、移動は物陰に隠れながら、探索する道はできるだけ多くとる、などの事も行わなければならなかった。
そんな無茶極まりない重労働を四時間ぶっ続けで行ったおかげで体はヘトヘトだ。それなのにさ……
「人が全くいないってどうよ……」
人っ子一人見つけられなかったのである。
ハイペリアに興味を持っていたアセリアや市街での暮らしに慣れている地球の若者達とは、
繁華街をうろついていれば会えるかとも思ったが甘かったようだ。
だ―れもいません。進歩ゼロ、イベント無し、四時間を見事に無駄にしました! ……あまりに悲しい。
四時間歩きとおして得たものは、この辺りに人はいないという情報と精神と肉体の疲労だけ。……あまりに虚しい。
繁華街の路地裏のさらにその片隅で頭を抱えて座りこんでいる男が一人……ぶっちゃけ今の俺。……あまりに情けない。
「とりあえず一休みするか。…………その後は……どうするんだろな……」
店の搬入口の前、座りこんで動かない男。
遠目から見たらゴミ箱と変わらないかもしれないな、と自嘲する。
まるで神に見放されたかのような姿である。だがまだ神は見捨てていなかった。
休憩を続ける俺の耳に、小さな音が届いたのは空の色が変わり始めた頃だっただろうか。
――ガラガラガラガラ
最初は幻聴かとも思ったが、段々と音は大きくなっている。明らかに人が近づいてきている音だ。
理解するがいなや、すぐさま立ち上がり、左右を確認する――だが姿は見えない。
その間にもどんどん音は近づいてくる。
急いで近くの曲がり角を片っ端からチェックしていく、ひとつ、ふたつ。
みっつめの曲がり角、勢いのあまり通路に身を乗り出してしまったそこに、身を焦がして会いたがっていたもの――人がいた。
……訂正。かなりの速度で俺に向かって突っ込んできていた。
「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」」
ぐほっ、吹き飛ばされたのか? 一瞬だが宙に浮いていた気がする。体の上の重みは――相手の下敷きということか。
ようやく人にあったと思ったらこれかよ……俺って何か悪い事したっけ。
ああ、そういえば敵国のスピリットをたくさん切り捨てたんだったな……恨まれてる!?
ごめんなさい、成仏してください。ごめんなさい、成仏してください。ごめんなさい、成仏してください。
「あの、ごめんなさい。怪我とかありませんか?」
少女の声に現実に引き戻される。怪我は――当たり所が良かったのか特に無いようだ。
服を払いながら立ち上がり、少女に答えを返す。
「いや、大丈夫みたいだ――――香織!? ………………悪い、勘違いだった。今の事は忘れてくれ」
気まずい空気が流れる。お互いに次の一言を言い出せない状況だ。
年上としてこの状況を何とかしたいが上手い言葉が思いつかない。
そして、そんな悩む俺を見かねてなのか少女の方から話しかけてきてくれた。結構活発な子なのかもしれない。
「あ、あの、ボクは衛っていいます。お兄さんは?」
「名前は高嶺悠人、職業は……普通の高校生だ。ところで衛は何であんなに急いでいたんだ?」
出会った時、衛は無防備にもロ―ラ―スケ―トで地面を鳴らしながら移動していた。
常識に則って考えれば殺し合いの最中に大きな音を出すのは自殺行為、だからそこには何か理由があるはずだ。
「そうですね……悠人さん、少し時間を頂けませんか? 頼みたいことがあるんです」
「探している奴はいるが……暇といえば暇だな。言ってみな、俺にできる事なら何でも手伝うよ」
「ではお願いが一つ、実は離れた場所にお姉さんを置き去りにしてきてしまっているんです。
その人は足が不自由なんですが、ボク一人じゃ車椅子に乗せてあげることもできなくて……
少しの間だけでいいんです、手伝ってもらえませんか?」
「お安いご用さ、少しなんてけちな事はいわない。君達二人は俺が守ってやるよ」
ニッと笑いながら伝えると、不安そうな顔だった衛の顔も笑みでいっぱいになる。
「ありがとう、悠人さん。そうと決まったなら急がなきゃ! 待たせすぎちゃったからお姉さんも心配しているかも」
喋るやいなや衛はわき目も振らずに走り出す。ロ―ラ―スケ―トがカラカラと小気味良い音を奏でる。
その元気っぷりを見ていると、音について注意する気も失せてくるから不思議だ。
そんな事を考えている間にもみりみる小さくなっていく衛の姿、苦笑いしながらデイパックを背負い追いかけ始めた。
◇ ◇ ◇
掛替えのない大切な妹、香織。一見で見間違える程には衛は香織に似ていた。
だが似ているのは背格好と雰囲気のみで、声、顔、仕草などなど違う部分の方が遥かに多い。
第一に衛が履きこなしているロ―ラ―スケ―トは香織にはとても使えない。香織相手では出会いの衝突ですら発生しない。
おそらく明るい場所で普通に出会ったのなら衛を香織と見間違えることは無かっただろう。
でも、あの一瞬……たしかに衛と香織の姿がかぶったんだ。だからなのか衛のことが無性にいとおしく感じる。
ゲ―ムの乗った者によって衛に危害が加えられる――考えたくもない。絶対に許せないことだ。
どこか妹の面影がある少女――衛を絶対に殺し合いから守りきる、そう決意した。
◇ ◇ ◇
高嶺悠人。
彼に対する最初の印象はどこかぼ―っとしている人。しかしそれは裏返せば落ち着きがあるということだ。
そしてこんな訳の分からない事態において、優しい彼は無償で自分と遥さんを助けると約束してくれた。
落ち着きがあって、優しくて、格好よくて――――まるであにぃのような人。
悠人さんは安心して頼れる人だ。悠人さんに会えたボクは幸運なんだ。それは分かるんだ。でもね、でもね。
(会いたいよぉ……あにぃ。)
悠人が人を探していた時間、衛も同じく人を探して走り回っていたのだ。
暗い夜にひとりぼっちで徘徊、少女にとってこれ程過酷なことはない。だが衛は震えながらもやり通した。
そして募っていった寂しさは、兄の面影がある悠人に出会った事で郷愁の思いとして爆発した。
だけど衛は泣かなかった。自分を信じて待っている遙がいたから……自分勝手に泣くことは出来なかった。
少女は皆が幸せに笑える世界が好きだ。兄は自分を幸せにしてくれた、その自分が他人を不幸にするなんてとんでもない。
衛は抱えきれぬ寂しさを笑顔の裏に隠して遙の元へと向かう――――遙の死を知らずに……。
少女は最愛の兄との再会を切に願う。
【C-3の市街地/1日目 早朝】
【高嶺悠人@永遠のアセリア -この大地の果てで-】
【装備:今日子のハリセン@永遠のアセリア】
【所持品:支給品一式、バニラアイス@Kanon(残り9/10)】
【状態:好調、背中に軽い打ち身】
【思考・行動】
基本方針1:衛と遥を守る
基本方針2:なんとしてもファンタズマゴリアに帰還する
1:衛を追いかけて涼宮遙の元へと向かう
2:アセリアとエスペリアと合流
3:出来る限り多くの人を保護
【備考】
バニラアイスは小型の冷凍庫に入っています。
【衛@シスタ―プリンセス】
【装備:ロ―ラ―スケ―ト】
【所持品:支給品一式、未確認支給武器(1)】
【状態:やや焦り、健康】
【思考・行動】
基本方針:ゲ―ムに参加しているという実感がまだ薄いので、どちらとも言えない
思考:あにぃに会いたい
1:ひとまず高嶺悠人を連れて涼宮遙の元へと戻る
2:1の後で「孝之」を探す(どのような人物かという情報は無し)
3:できれば知り合いにも会いたいが、無理に探そうとは思っていない(咲耶、千影、四葉)
|052:[[許せる嘘か? 許されざる嘘か?]]|投下順に読む|054:[[珍道中の始まり]]|
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