*ツー オブ ブレイブス 収録作品:[[ロックマンエグゼ6 電脳獣グレイガ/ファルザー]][GBA] 作曲者:[[青木佳乃]] ---- **概要 #center(){&font(b,blue,15px){…熱斗、プラグインだ!}} #center(){&font(b,red,15px){ムダじゃ!&br()かんぜんに ふっかつした 電脳獣が キサマらごときに たおせるはずがないわ!}} #center(){&font(b,blue,15px){彩斗にいさん…&br()うん、行こう! これが さいごのプラグインだ!}} #center(){&font(b,blue,21px){プラグイン!! ロックマン.EXE、トランスミッション!}} ロックマンエグゼシリーズ最終作となる本作のラストダンジョン「パビリオンの電脳」及び「コピーロイドの電脳」で流れるBGM。 この曲は「Theme of ROCKMAN EXE6」のアレンジであり、これまで青木氏が作曲した『[[ロックマンエグゼ2>バトルネットワーク ロックマンエグゼ2]]』の「YOU CAN'T GO BACK」、『[[ロックマンエグゼ3>バトルネットワーク ロックマンエグゼ3]]』の「[[FINAL TRANSMISSION]]」と同じ、メインテーマアレンジのラストダンジョン曲である。 電子音源が複雑に奏でる勇ましくも切なさを感じるメロディーは、ゲームボーイアドバンスの音源の限界を超えているとさえ思えるほどのものであり、これまで以上に物語の終わりを感じさせるものがある。 特にサビとなるメインテーマアレンジでのエグゼらしい高音の電子音源は、シリーズの集大成に相応しい盛り上がりを見せつけてくることから、過去作をプレイした人ほど胸にこみ上げてくるものがあるだろう。 また曲名の「Two of Braves」すなわち「二人の勇者」とはストーリーの流れを見ると、主人公の熱斗と[[ロックマン]]のことだけではなく、カーネルとアイリスのことも指しており、二体の電脳獣と対峙する兄弟という本作の最終局面をよく表している。 &ruby(カーネル){「破壊」}と&ruby(アイリス){「平和」}を巡る『[[ロックマンX4]]』での結末すらもシリーズを越えて巻き込み、Dr.ワイリーとの長きにわたる因縁に遂に決着をつけることになる、この最終決戦に相応しい曲であると言えるだろう。 本作が発売された2005年末はすでに次世代機のニンテンドーDSに移り変わり始めており、事実約一年後に[[最後のソフト>ファイナルファンタジーVI]]の発売をもってゲームボーイアドバンスの歴史は幕を降ろしている。 初代の『[[バトルネットワーク ロックマンエグゼ]]』はローンチタイトルを務めており、本作も&bold(){ゲームボーイアドバンスで完結させる}というスタッフの決断の下で開発されており、正しくロックマンエグゼはゲームボーイアドバンスと共にあったシリーズである。 即ちこの曲はロックマンエグゼシリーズのみならず、ゲームボーイアドバンスというハード音源そのものの集大成の曲だと言えるだろう。 ---- **過去ランキング順位 [[第3回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第3回の結果2]] 538位 [[第9回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第9回の結果3]] 866位 [[第10回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第10回の結果3]] 773位 [[第11回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第11回の結果]] 232位 [[第12回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第12回の結果3]] 964位 [[第13回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第13回の結果]] 166位 [[第14回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第14回の結果2]] 421位 [[第15回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第15回の結果2]] 518位 [[第16回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第16回の結果]] 123位 [[第17回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第17回の結果]] 217位 [[みんなで決めるゲームボーイアドバンスBGMベスト100]] 9位 [[みんなで決めるダンジョン曲ベスト100]] 105位 ---- **サウンドトラック ***CAPCOM SPECIAL SELECTION ロックマンエグゼ #amazon(B010NE2W7G) ***ロックマンエグゼ サウンドBOX #amazon(B01DBP4PKG)