*ブロークンサンダー 機種:PC 作曲者:[[九十九百太郎]]、[[山西利治]] 開発・発売元:Factory Noise&AG 発売年:2007年 ---- **概要 プロジェクト『[[サンダーフォースVI]]』として開発が開始された同人STG。 作曲家こそサンダーフォースシリーズの制作・販売元である[[テクノソフト]]の元スタッフではあるが、開発・販売に関してテクノソフト及びその版権保有者は一切関与していない。 元々は「サンダーフォースVIのイメージサントラ」というコンセプトで音楽CDが発売されており、その後、FNAGによる商標権乗っ取りを目的とした、サンダーフォースの商標権無効訴訟を経て、ゲーム化が行われたという経緯があるのだが、後記のアップデートパッチリリース断念の発表時に、mixiでこの裁判の話が出たにもかかわらず、当時の状況をまとめた記事などで、不自然なほどこの件に触れられない一方で、X(Twitter)上で、情報源を提示せず九十九百太郎が版権乗っ取りの主犯と主張するアカウントや現れたり、セガからサンダーフォースVIが発売された際に、ゾルゲがテクノソフトに無断でサンダーフォースシリーズの版権を海外に売却したと主張するなど、FNAGの登記簿上の代表者である廣木秀秋や本作プロデューサー長崎繁、販売元のとらのあなと、サンダーフォースのユーザーコミュニティが共犯のような動きを見せていた。 製品が明らかに不完全な状態で販売が行われ、早期にアップデート断念を公表した為、企業理念が問われたが、2024年になってから、X上でSNK(91年入社)のドッターを自称する、J.MIKAMIと名乗るアカウントが、本作の発売後に、当時所属していた企業が、アップデートと言う口実で事実上の作り直しを受注したが、受注側の人間関係が原因の内紛で開発が早期に頓挫したとしている。 今でも問題作として挙げられるものの、音楽の評価は高い。 尚、イメージサントラの音源と実際にゲーム中で使用されたBGMとでは、使用されている音源やアレンジ、曲目が少々異なっている。 ---- **収録曲(オリジナルサウンドトラック準拠) |曲名|作・編曲者|補足|順位| |BT|九十九百太郎|OPムービー|| |System OP|山西利治|本編未使用|| |Select|~|タイトル~機体セレクト|| |Fire Leo-05|九十九百太郎|ステージ1&br()イメージサントラでのタイトルは「Fire Leo-05P "SYRINX"」|[[シューティング>みんなで決めるシューティングゲーム音楽BEST100の結果]]66位| |Full Metal Goddes|~|ステージ2&br()元々は『[[セガガガ]]』で使用された楽曲|| |Moon Of Black Rain|~|ステージ3|| |Moon Of Mind|~|ステージ4|| |C.E.N.E.S|~|機体換装イベント|| |Broken Thunder|~|ステージ5|| |Arc Angel|~|ボス戦|| |BT OP Ver.Yamanishi|山西利治|OPムービー別バージョン|| |[[The Justice Ray 3>The Justice Ray]]|九十九百太郎|最終ボス&br()元々は『セガガガ』で使用された楽曲|| |ED|~|エンディング|| |Game Over|山西利治|ゲームオーバー|| |Rank|~|本編未使用|| |Rank 2|~|~|| |BT OP Ver.Yamanishi アレンジ|作:山西利治&br()編:dBu||| |Full Metal Goddes アレンジ|作:九十九百太郎&br()編:[[高見龍]]||| |Fire Leo-05 アレンジ|作:九十九百太郎&br()編:山西利治||| |BT Ranking アレンジ|作:九十九百太郎&br()編:高見龍||| ---- **サウンドトラック ***NOISE IMAGE SOUND TRACK Vol.3 BROKEN THUNDER 雑音工房NOISEから発売された最初のCD。 ***Project Thunder Force VI BROKEN THUNDER FNAG設立後に再販されたバージョン。 サンダーフォースシリーズのアレンジ楽曲が多数追加で収録されている。 ***BROKEN THUNDER ORIGINAL SOUNDTRACK ゲームの限定版に付属していたサウンドトラック。 ゲーム中で使用された楽曲を収録。