+ | ネタバレ注意 |
世界が……私をどうか忘れてくれますように……
神となった散兵を倒し、集合体となって世界樹へ旅立った一行。
そこにいたのは、かつての草神、マハールッカデヴァータであった。 そして、彼女の口から衝撃的な真実が告げられる。 世界樹を救うには、既に汚染されたマハールッカデヴァータ自身が、人々の記憶から消えるしかないというもの。 ナヒーダはその唯一の手段を受け入れられず、涙し、そして……彼女のことを完全に忘れたのだった。 このシーンで流れるのが、「翠、和らかに芽ざす」と、本項で述べている「いつかの知恵、いつかの願い」であり、場面も一瞬スメールシティに戻る。 ストーリーの佳境で、幾多の旅人の涙腺を破壊した名シーンである。
スメールの民よ、さようなら。今宵、素敵な夢があなた達に訪れますように。
|