不倶戴天
概要
DLCシナリオの一つである「津奈缶猫魔稿(つなかんねこまたぞうし)」のラスボス・重松新左衛門(しげまつ しんざえもん)との戦闘で流れるBGM。
長らく正式名称が不明だったため「重松新左衛門戦」とも呼ばれていた。なおDLCはPSV版のみなのでWii版では使われていない。
作曲者は「津奈缶猫魔稿」でのミュージックディレクションを担当した工藤吉三氏とのこと。
工藤氏らしい密度の濃いアッパーな和風メタルな1曲。笛・三味線といった和楽器を軸に、エレキギター、ベース、ドラムの音が派手に飾り立てる。
本編で使われた工藤氏の「抜山蓋世」と作風がよく似ているが、こちらの方がさらにスピード感があり、ハイスピードアクションとの相性は抜群。
また重松新左衛門はDLCシナリオのラスボスの中ではかなり強い方に入り、実際にプレイしていても十分印象に残る。
DLC限定としては惜しいほど曲のクオリティが高く、そのためDLC版のサントラが待ち望まれていたが2015年11月30日に発売された。
正式名称は「不倶戴天」。
「どうあっても同じ天の下には生かしておけぬ」という、決して許せない憎悪を表す四字熟語である。
三毛と重松との関係を見るにふさわしい曲名と言える。
剣劇のような激しい調べの下、生き残るは主の無念を晴らす化猫・三毛か、それとも化猫殺しの妖刀「根刮村正」を振るう剣鬼・重松か―――
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最終更新:2023年09月14日 17:02