It Has To Be This Way (Platinum Remix)
概要
本作のラストボスであるアメリカ合衆国上院議員「スティーヴン・アームストロング」との最終決戦で流れるBGM。
巨大兵器「メタルギア・エクセルサス」を撃破し、遂に元凶であるアームストロングを引きずり出すことに成功した雷電。
だがアームストロングは生身でサイボーグである雷電を圧倒。「上院議員を舐めんじゃねえ!」と演説しながら雷電をボコボコにする。
雷電の方もアームストロングの理想に激怒を覚え反撃を開始。力で自分の道を切り開いてきた者同士の最後の激突が始まる…。
という本作では語り草になるほどインパクトのあるムービーシーンを挟んだのちに流れるラストバトル曲。
濃すぎると言っていいほどのアームストロングのキャラ立ちもあって、本作の中でも知名度が高く人気のある戦闘曲である。
雷電とアームストロングの激しい対立を表現したかのような攻撃的な曲調であると同時に、最終決戦らしい壮大さも感じられる。
なおこの曲はインストVer.とボーカルVer.の切り替わりの条件がほかのボス戦と異なる。
この戦闘では雷電が抜刀中のみボーカルVer.が流れる仕組みとなっており、ラストバトルならではの特別仕様となった。
またこの曲で特筆すべきなのはボーカルVer.で流れるその歌詞。
暴力の連鎖やそれによる世界の破壊といった、果て無く続く血塗られた闘争をイメージさせたものとなっている。
「It Has To Be This Way(こうなるしかない)」という曲名通り、雷電とアームストロングの2人の道の末には闘争しかなかった。
これの前のメタルギア・エクセルサス戦のプロパガンダに満ちた歌詞と比べるととても対照的でもあり、メタルギア・エクセルサス戦の歌詞が建前であるならば、この曲の歌詞は何の嘘偽りのないアームストロングの本音そのものかもしれない。
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歌詞
原文 |
和訳 |
Standing here I realize You are just like me Trying to make history But who’s to judge The right from wrong When our guard is down I think we’ll both agree That Violence breeds violence But in the end it has to be this way
I’ve carved my own path You followed your wrath But maybe we’re both the same The world has turned And so many have burned But nobody is to blame Yet staring across this barren wasted land I feel new life will be born Beneath the blood stained sand Beneath the blood stained sand
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ここに立ち 俺は気付く お前も俺と同じ 歴史を作ろうとしている 何が正しくて何が間違っているかなど 誰に決める権利がある ガードを下げたとき 互い意見が合うんじゃないかな 何がって 暴力は暴力を生むが 最後にはこうなると決まっている
俺は進むべき道を自分で築いてきた お前は怒りに任せてきた お互い似てるんじゃないか 世界は回り 多くが燃え果てた だが誰も責められない 俺は不毛の荒れ地を見渡しながら 新たな命が誕生するのを感じる この血塗られた砂漠の下で この血塗られた砂漠の下で
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サウンドトラック
METAL GEAR RISING REVENGEANCE Vocal Tracks
最終更新:2025年04月10日 22:27