大決戦
概要
本作において初参戦した『SDガンダム外伝』の主人公「騎士ガンダム」と強化版の「バーサル騎士ガンダム」の最強攻撃「フルアーマー騎士ガンダム」「騎士スペリオルドラゴン」発動時の戦闘デモ及び取得イベントでのみ流れるBGM。
原曲はOVA『SDガンダム外伝』と映画『SDガンダム外伝 聖機兵物語』の劇中BGMであり、騎士ガンダムの初登場・初戦闘時の曲である「テーマ1」のフル演奏バージョンである。
主に強敵との決着時の曲として使用されていたため、この時からすでに特別な曲として扱われていた。
なお、フル演奏が使用されたのは、意外にも巨人サイコゴーレムとの決着時ただ一回だけだったりする。
それすらも尺の都合上一部カットされているため、本作はサントラを除けば初めて曲の全貌が明かされた作品とも言える。
なおサントラでの正式な曲名は「テーマ」である。
曲名が「大決戦」となったのは、サントラが各トラックに場面ごとの複数の曲を纏めて収録したためであり、サントラの最後のトラックである「大決戦」に収録されている曲の一つが「テーマ」だったからである。
そして現在では「大決戦」の曲名で完全に定着している。
ファンファーレのイントロから始まり、勇ましいバイオリンとトランペットの音色がテンションを一気に高めてくれる旋律は原曲の時点で完成しきっており、本作のアレンジは原曲に忠実な正当アレンジとなっている。
最大の違いは、原曲が約40秒程の短い曲であることから、ゲーム音楽として成立させるために新たにループのためのパートを新規に作曲しているところである。
原曲の時点でごく一部に使われていたチューバで、主旋律のメロディの一部を奏でることにより、原曲のイメージを極力損なうことなくループさせている。
変革を与える炎…。可能性を貫く力…。そして全てを包み込む霞…
本作の戦闘デモにおいて、『SDガンダム外伝』は特に完成度の高さに定評があるが、その中でも最強攻撃「フルアーマー騎士ガンダム」と「騎士スペリオルドラゴン」はOVAの忠実再現という凄まじいものとなっており、別格の出来栄えとなっている。
そしてこの取得イベントにも力が入っており、特に第26話「三つの星が集う時」のクロスオーバーイベントは、スパロボ
シリーズ屈指の完成度の高さとすら言われている。
これら力の入った演出にこの曲が合わさることで、「騎士ガンダム」と「騎士スペリオルドラゴン」の存在感の高さを改めて感じるはずである。
このアレンジ曲は、後に『
スーパーロボット大戦X-Ω』において「騎士スペリオルドラゴン」実装の際にイベント戦用の曲として導入されている。
余談だが、アニメ『ポプテピピック』第12話で本作の戦闘デモとBGMを盛大にパロディしたシーンがある。
また、このシーンで流れるBGMは「合身」。元となった「大決戦」の曲調を似せつつ意図的に音色を変えることでパロディ色が強くなっている。
見せて欲しい。
人類が持つ可能性………未来を紡ぎ出す力を！
『
SDガンダム ジージェネレーション クロスレイズ』では、全シナリオ攻略後に出現するファイナルステージ「甦りし伝説」において、本作のラスボスとして「騎士スペリオルドラゴン」が降臨。
通常クリアで機体が、条件を満たすとキャラクターがそれぞれ自軍に追加される。
そしてキャラクターとしての「騎士スペリオルドラゴン」をスカウトすることで、アレンジ曲が追加される。
原曲とスパロボBXよりもペースが少々早くなっており、ループパートはトランペットではっきりとメロディを奏でており、BXとはまた違ったものとなっている。
またラスボス版としての「騎士スペリオルドラゴン」には、更に別のアレンジ曲が存在している。
なおエキスパンション・パックで追加された、エキスパンションステージのラストに控える「続・甦りし伝説 黄金龍の導き」ではキャラクター版である真の「騎士スペリオルドラゴン」がラスボスを務めることになり、曲もキャラクター版のアレンジ曲となる。
超難易度「インフェルノモード」を実装したエキスパンション・パックのラスボスだけあり、「INFERNO LV100」での真の「騎士スペリオルドラゴン」は
HP850000を始めとする前代未聞のステータスとなっており、神の力の一端を感じることができるだろう。
過去ランキング順位
サウンドトラック
SDガンダム外伝 騎士ガンダム物語
「
大決戦 ①テーマ ②エンディング１ ③エンディング２」が収録されている。
最終更新：2025年03月15日 10:00
