「こんな時に役に立たない呪文だったらぶっ殺すぞ!!ディマ・ブルク!!!」
【呪文名】 |
ディマ・ブルク |
【読み方】 |
でぃま・ぶるく |
【使用者】 |
キャンチョメ |
【属性】 |
変化 |
【法則】 |
ディ(強大な)+マ(意思)・ブル(分裂)+ク(肉体強化ルクの変形) |
【分類】 |
第4の術 |
【詳細】
キャンチョメ第4の術。
キャンチョメ本体の分身を複数体生み出す呪文。
キャンチョメの術の中では唯一
ポルクを含まず、実体を持つ呪文。
分身体は全てキャンチョメの分身であり、そこが強みでもあり弱みでもある。
初めて発動した際には”自分が強敵に立ち向かわなければならない”というプレッシャーからか、全員一目散に逃げ出してしまった。
当時本体のキャンチョメは
キースと
ブザライが繰り出した猛攻によって負傷しておりろくに動けなかったことから、弱気な面が大きかったのかも知れない。
それでもキャンチョメ自身が号令をかけることで少しずつ戦えるようになり、強い意志の籠もった言葉に従うことが判明したため徐々に連携の取れた行動を取り始める。
また
心の力の増大や、キャンチョメの意思の強さが分身体の強さに影響することから、分身体が力を合わせることで
ブザライの
ギガノ・ガズロンすら受け止め押し返してしまうほどの力を発揮。
ゴウ・ガズルクで強化したブザライも連携攻撃で手も足も出ないままに圧倒し(ついでにキースもボコボコにしている)、最終局面ではブザライが繰り出した
ディオガ・ガズロンを5体がかりで数秒は止めて見せるなどその性能は目を見張る物がある。
習得したのはファウード編序盤だが、その高い性能はキャンチョメの直接戦闘力を大きく向上させた。
しかし欠点はあり、分身体全てが本体の命令に従うわけではないことや、キャンチョメ本体は分身体の強化の恩恵に預かれないことなどがある。
実際初めて使用した際には分身体の1体が岩の陰に隠れたまま、キャンチョメの命令に従わず最後の最後まで隠れっぱなしであったこと。
ただこれは伏兵として機能させることで勝利の決め手になったため、あえて隠したまま(もしくは近くにキースがいたため下手に動けなかった)可能性も高い。
そしてキャンチョメ本体が強化されないというのは、
ディカポルクや
ポルクでもそうだが分身体はキャンチョメ本体の意思に従いそれに応じて強化されるという都合上、本体の意識が途絶えると呪文の力を保てず分身体が消えてしまう。
そのため
ロデュウや
ジェデュンの攻撃呪文を受けつつも
チータを狙い単身奮闘していた際には、受けたダメージの大きさで作戦成功間近で意識を失ってしまった。
最終更新:2025年06月06日 16:58