何といってもまずお義母様でしょう
小鳥さんもそうなのですが、日頃お世話になってますんで
一言言っておかないとなと思ってお義母様のお店に向かい、「こんにちはー」と言い掛けた所で思考が停止する
小鳥さんもそうなのですが、日頃お世話になってますんで
一言言っておかないとなと思ってお義母様のお店に向かい、「こんにちはー」と言い掛けた所で思考が停止する
「なぁ…これ動きにくいんだが…締め付けられて…痛いし」
む?
「いつもあんなぶかぶかの服を着てたら、ふよふよになってしまうわ
自分の身体を見せ付けたいのはわかるけど、パン娘の為に私は鬼にだってなるわっ!」
自分の身体を見せ付けたいのはわかるけど、パン娘の為に私は鬼にだってなるわっ!」
「見せ付け…ち、違う…ただ動きやすいから」
「ええ動くわね、その小さい身体でちょろちょろと…
でもその所為でいつガバッと脱げてしまうかと考えると気が気じゃないわ」
でもその所為でいつガバッと脱げてしまうかと考えると気が気じゃないわ」
「気を付けてるよ…脱ぎたい訳でも見せたい訳でもないしな」
「パン娘…無自覚のえちさに満ち溢れているわ」
「そんなこと…ない…」
思わず棚橋さんのポーズで固まってしまった
なななななな、なんか怪しい雰囲気ですよこの2人
なななななな、なんか怪しい雰囲気ですよこの2人
「そこでこれよパン娘、大人と少女の共演、身体の線をくっきりと出し、
且つリボンやフリルで可愛らしさを演出したの」
且つリボンやフリルで可愛らしさを演出したの」
「で…出過ぎだよ…これ」
ちらちらちらどれどれどれむむぅ!?
確かに上半身は身体にぴったりとフィットしてて、胸もおへそもシルエットがくっきり浮かんでますよ?
フリルスカートが上半身とのギャップを際立たせてえちぃですよお義母様?お義母様ーっ?
確かに上半身は身体にぴったりとフィットしてて、胸もおへそもシルエットがくっきり浮かんでますよ?
フリルスカートが上半身とのギャップを際立たせてえちぃですよお義母様?お義母様ーっ?
「ねぇちま、似合うわよね?」
んなっ!
「声…出てたぞチチ魔人」
真っ赤なお義母様
ああ、小鳥さん、貴女は命ですがお義母様は宝です
ああ、小鳥さん、貴女は命ですがお義母様は宝です
「すごく…かわいいです…」
「だ、そうよ?」
自らの作品を身に纏ったお義母様を誉められ、我が事のように満足気な顔をする兎の少女
衣裳を身に纏った事で称賛され、喜びを素直に表せないまま顔を真っ赤に染めるお義母様
二人とも国宝ですよね…この国の王様あれだけど
衣裳を身に纏った事で称賛され、喜びを素直に表せないまま顔を真っ赤に染めるお義母様
二人とも国宝ですよね…この国の王様あれだけど
にしても
「洋服、作れるんですね」
会った時からは想像できなかった特技に感心した
会った時からは想像できなかった特技に感心した
「ええ、趣味のようなものだわ」
「そういえばお義母様も以前は色々と洋服作ってましたよね」
小鳥さんが今でも自慢げに見せてくれる洋服は、お義母様のお手製らしく
「あら、それは興味があるわ、ぜひ見せてくれない?」
やはり作り手としての血が騒ぐのだろうか、目の色が少し変わった気がする
「かなり前に…俺が着ようとして作った衣裳なら」
「良いわ、さぁ早く早く」
そして
「ひとつだけ、良いかしら」
お義母様の作った衣裳を身に纏う兎の少女てゐ
「何故」
体型で言えばお義母様を若干成長させたような、そんなサイズのはず
「こんなに胸元が開いているのっ!」
それはちょっとお辞儀をしただけでてゐの胸が「丸見え」になってしまうくらい開いている
「育つ…予定だし」
「こんなに急成長したら恐いわっ!
第一パン娘、貴女がこれを着たら立っているだけで丸出しになるじゃないの!」
第一パン娘、貴女がこれを着たら立っているだけで丸出しになるじゃないの!」
ばっさばっさ
あ、ちょっと見えた
「てゐ…」
じっと見つめるお義母様にたじろぐ
「な、何?」
「俺は…見せはしないよ」
「…っな!じ、じゃあ着て!これを着てみて!」
つい最近会ったと思えないほどきゃーきゃーと仲が良いなぁと
お義母様のお店を出ながら思いました
お義母様のお店を出ながら思いました
…あれ
私何しにここに来たんでしたっけ
私何しにここに来たんでしたっけ