「おかえりなさいちまさーん」
お?我が姫君は今日テンション高い?
朝の無茶振りができなかったからなのか、た、単純に、私が帰ってきたからなのか
朝の無茶振りができなかったからなのか、た、単純に、私が帰ってきたからなのか
「ミストちゃんにカブいっぱい貰えたからケーキにしたんですよ?」
…
「…ケーキ?」
「はいケーキです、お昼はこれになります」
…
「…カブで?」
「カブで」
ああ小鳥さん、貴女は逢った時から突飛な行動が目立ちました
それは私と一緒になっても変わりませんでした
それは私と一緒になっても変わりませんでした
「酢漬けサンドはびっくりし過ぎたみたいですが、今回は試食したミストちゃんのお墨付きです」
あのカブ女、カブ使った料理なら何でも食うのか!
「そ、そう、ですか」
カチャカチャと切り分けられ、目の前に並べられるカブケーキ
…あ、そうだ
「こ、小鳥さん」
「何でしょうちまさん」
王様と話した事と、これからの行動について端的に説明をした
調査の為の接触とはいえ「魔王」なんですから1人じゃ危険ですよねとか聞きたかったんですが
調査の為の接触とはいえ「魔王」なんですから1人じゃ危険ですよねとか聞きたかったんですが
「アイドル…ですって?」
…あれ小鳥さん?
何か妙にギラついた目になってます我が姫君
「あのバの字…私が誰だかわかって言って…」
うわ何かブツブツ言ってるぅ…
「小鳥さ…」
「ちまさんっ!」
「ちまさんっ!」
「は、はいっ」
「その話まさか!」
「その話まさか!」
「こ、断りましたよ?」
…
にぱ~☆
「ささ、ちまさん?たんと召し上がれ?」
ああ、小鳥さん
私は今、貴女のミステリアスな部分を垣間見ました
本当にありがとうございました
私は今、貴女のミステリアスな部分を垣間見ました
本当にありがとうございました
…あれ何この食感