「四季様」
「ひ、ひゃい!」
「ひ、ひゃい!」
「…四季様?」
「な、なんですか!びっくりするでしょう!?」
何か知らないけど、顔を赤くしてしどろもどろになっている四季様
あたいの抱っこがそんなに効いたのかと思うと嬉しいもので
あたいの抱っこがそんなに効いたのかと思うと嬉しいもので
「帰ります、向こうの世界に」
「ええ、行ってらっしゃい…小町」
「なるべく早く戻りますね?何か四季様凄い淋しそうなお顔ですし」
わざとちゃらける
そうでもしないと別れが辛くなる
そうでもしないと別れが辛くなる
こっちの世界の小鳥さんと…
「ば、馬鹿なこと言ってないで早く行きなさい!」
「はい、行ってきます」
…
「こりゃ甘過ぎて酒のアテにゃ出来ないねぇ」
「わかってねぇなぁ…この馬鹿甘いのが良いんじゃねーか(グビグビ)」
「言うねぇ」
「まぁ呑もうぜ…良い酒じゃねーか」