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45 約束の合言葉
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第四十五話 約束の合言葉
ネロ「な、何今の…見えなかった…」
たから「こうなったら、化身アームドで対抗するしかないわ。魔神ペガサスアーク、アームド!」
ネロ「僕も! 剣聖ランスロット、アームド!」
エヴァ「白銀の女王ゲルダ、アームド!」
カズキ「戦国武神ムサシ、アームド!」
杏子「太陽神アポロ、アームド!」
真紅「光速闘士イナバ、アームド!」
たから「こうなったら、化身アームドで対抗するしかないわ。魔神ペガサスアーク、アームド!」
ネロ「僕も! 剣聖ランスロット、アームド!」
エヴァ「白銀の女王ゲルダ、アームド!」
カズキ「戦国武神ムサシ、アームド!」
杏子「太陽神アポロ、アームド!」
真紅「光速闘士イナバ、アームド!」
全員が化身を纏い、パーフェクト・カスケイドに挑む。
しかし彼らは目にもとまらぬスピードによって相手はたから達を翻弄し、一撃で化身をまとった彼女達を吹き飛ばした。
しかし彼らは目にもとまらぬスピードによって相手はたから達を翻弄し、一撃で化身をまとった彼女達を吹き飛ばした。
六人「うわー!」
一撃。
たった一撃で強固な化身アームドを崩した。
パワーもスピードも、今までとは明らかに違っていた。
たった一撃で強固な化身アームドを崩した。
パワーもスピードも、今までとは明らかに違っていた。
ネロ「く…これがあいつらの本気か!」
とし・ルク「君たちのレベルに力をセーブしているだけだ」
たから「ふざけた事を…! 行くわよ、皆」
杏子「待って、たからさん! あいつらの攻撃力は今までよりも遥かに増してる! ここは全員で一定距離を保ちながら防衛線を張って、敵を迎え撃とう!」
たから「え、ええ…」
とし・ルク「君たちのレベルに力をセーブしているだけだ」
たから「ふざけた事を…! 行くわよ、皆」
杏子「待って、たからさん! あいつらの攻撃力は今までよりも遥かに増してる! ここは全員で一定距離を保ちながら防衛線を張って、敵を迎え撃とう!」
たから「え、ええ…」
しかし相手の攻撃はすさまじく、その程度では抑えることが出来なかった。
複数で敵の攻撃を防ぐも、あっという間に消耗させられ、誰もが膝をつく。
複数で敵の攻撃を防ぐも、あっという間に消耗させられ、誰もが膝をつく。
とし・ルク「…理解したかな」
たから「くっ…何か手を…」
たから「くっ…何か手を…」
だが、思い付かなかった。
エヴァのように指揮能力が高い訳でもなければ、杏子のように優れた統率力を持つわけでもない。
たからにリーダーとして出来る事は、もはや何もなかった。
エヴァのように指揮能力が高い訳でもなければ、杏子のように優れた統率力を持つわけでもない。
たからにリーダーとして出来る事は、もはや何もなかった。
聖白蓮「フフフ…!」
勝利に震える聖白蓮であったが、突然通信が入った。
流れてくる情報に顔色を買え、彼女の目が大きく開かれる。
流れてくる情報に顔色を買え、彼女の目が大きく開かれる。
聖白蓮「やつらが…! 緊急事態です! 戻ります!」
とし・ルク「YES.本部からの情報を確認。こちらも状況把握」
とし・ルク「YES.本部からの情報を確認。こちらも状況把握」
彼らは一瞬にして消えた。
勝ち逃げ…になるのだが、一体何があったのか理解できず、たから達は呆然とその場に立ち尽くしていた。
勝ち逃げ…になるのだが、一体何があったのか理解できず、たから達は呆然とその場に立ち尽くしていた。
超太郎「一体、何が…」
ネロ「見逃してもらった、と捉えるべきかな」
斗貴子さん「私達に構っていられない事態が起きた…といった所か」
エヴァ「何にせよ、エルドラド最強チームにここまで善戦出来たんだ。もっとレベルアップすれば、勝てるはずだ」
たから「そう、ね…」
ネロ「見逃してもらった、と捉えるべきかな」
斗貴子さん「私達に構っていられない事態が起きた…といった所か」
エヴァ「何にせよ、エルドラド最強チームにここまで善戦出来たんだ。もっとレベルアップすれば、勝てるはずだ」
たから「そう、ね…」
文『…行くのね、椛』
椛「はい。私の力を必要としてくれる人がいるようですから…少し留守にしちゃいますけどね」
文『必ず無事に帰ってきてね』
椛「はい、必ず!」
文『皆さん、椛をよろしくお願いします』ペコリ
たから「ええ、任せて」
布都「そうか。もう行ってしまうのか…寂しくなるのぅ」
真紅「お前なら大丈夫さ。お前にはあの古竜王が見守ってくれているし、この谷にはあいつらもいる」
椛「はい。私の力を必要としてくれる人がいるようですから…少し留守にしちゃいますけどね」
文『必ず無事に帰ってきてね』
椛「はい、必ず!」
文『皆さん、椛をよろしくお願いします』ペコリ
たから「ええ、任せて」
布都「そうか。もう行ってしまうのか…寂しくなるのぅ」
真紅「お前なら大丈夫さ。お前にはあの古竜王が見守ってくれているし、この谷にはあいつらもいる」
布都「うむ。見ておれ、我は強くなるぞ!」
真紅「おう。俺とお前の約束だ。お互い、ビッグになろうぜ」
真紅「おう。俺とお前の約束だ。お互い、ビッグになろうぜ」
二人は握手を交わし、夕日を背にして約束を交わす。
どんなに辛いことが起きようと後ろは振り返らないと、二人は約束を守るためにこれからも走り続けるだろう。
どんなに辛いことが起きようと後ろは振り返らないと、二人は約束を守るためにこれからも走り続けるだろう。
布都「チチャイツウソー・メダメダ スーマー・ノ・ボンハリセン」
真紅「な、なんだその呪文」
布都「ソガノトトスが教えてくれた、約束を守るための呪文。これをしておくと、絶対に守る気になってしまう不思議な呪文じゃ」
真紅「お、おう」
布都&真紅『チャイツウソー・メダメダ スーマー・ノ・ボンハリセン』
真紅「な、なんだその呪文」
布都「ソガノトトスが教えてくれた、約束を守るための呪文。これをしておくと、絶対に守る気になってしまう不思議な呪文じゃ」
真紅「お、おう」
布都&真紅『チャイツウソー・メダメダ スーマー・ノ・ボンハリセン』
それぞれの想いを載せて、デンライナーは現代へと戻っていく。
杏子「ああ、そいや言い忘れてた」
信彦「話を聞いても事情がさっぱり呑み込めないな…ん? どうした、杏子?」
杏子「おかえり、のぶさん」
信彦「! ああ、ただいま、杏子!」
信彦「話を聞いても事情がさっぱり呑み込めないな…ん? どうした、杏子?」
杏子「おかえり、のぶさん」
信彦「! ああ、ただいま、杏子!」
双葉意志決定委員会エルドラド。
その巨大ビルは今、襲撃を受けていた。
その巨大ビルは今、襲撃を受けていた。
トシアキ議長「くっ…」
としあき議員1「こ、このままでは!」
としあき議員1「こ、このままでは!」
彼らの居る会議室の扉が壊され、複数の影が現れる。
中には白いフードをかぶった謎の人物もいた。
その中心には、黒づくめの女性が立っており、その表情は三角帽子に隠れて見えない。
中には白いフードをかぶった謎の人物もいた。
その中心には、黒づくめの女性が立っており、その表情は三角帽子に隠れて見えない。
黒づくめ「お久しぶりね、としあき達」
としあき議員2「お前はセカンドステージ・レスラーのリーダーの…!」
黒づくめ「あらん。覚えていてくれていて光栄だわ」
としあき議員3「貴様! 我々人類を敵に回そうなどとと馬鹿げたことを!」
黒づくめ「あらら。でも、本気で困ってあたし達のルーツを消そうとしてるじゃない」」
トシアキ議長「…」
聖白蓮「…お待たせしました、議長」
とし・ルク「これより任務を開始します」
としあき議員2「お前はセカンドステージ・レスラーのリーダーの…!」
黒づくめ「あらん。覚えていてくれていて光栄だわ」
としあき議員3「貴様! 我々人類を敵に回そうなどとと馬鹿げたことを!」
黒づくめ「あらら。でも、本気で困ってあたし達のルーツを消そうとしてるじゃない」」
トシアキ議長「…」
聖白蓮「…お待たせしました、議長」
とし・ルク「これより任務を開始します」
しゃも「…? 真紅、お話って何なのよー?」
真紅「しゃもに聞きたいことがある。何で俺の化身の事を知ってたんだ? 俺は誰にもその事は話したことがなかったのに」
しゃも「折角化身を持っているのに、使わないのは持ったないと思うのよ」
真紅「聞きたいのはそういう事じゃなくてだな…」
しゃも「とにかく! お互いに頑張っていこうなの。頑張ってレスラーを守るのよー」
真紅「あ、おいしゃも!」
タッタッタ…
真紅「しゃも…天之狭霧神紗蒙…一体何者なんだ?」
真紅「しゃもに聞きたいことがある。何で俺の化身の事を知ってたんだ? 俺は誰にもその事は話したことがなかったのに」
しゃも「折角化身を持っているのに、使わないのは持ったないと思うのよ」
真紅「聞きたいのはそういう事じゃなくてだな…」
しゃも「とにかく! お互いに頑張っていこうなの。頑張ってレスラーを守るのよー」
真紅「あ、おいしゃも!」
タッタッタ…
真紅「しゃも…天之狭霧神紗蒙…一体何者なんだ?」