画像レスラー@ ウィキ(跡地)
46 聖剣の英雄王
最終更新:
Bot(ページ名リンク)
-
view
第四十六話 聖剣の英雄王
黒づくめ「まぁまぁ、待ってってば。今日は忠告に来たのよ」
トシアキ議長「忠告…だと?」
黒づくめ「過去のタイムルートに遡り、あたし達の存在を消そうとしてるようだけど…無駄よ。あなた達では、冴木たからとその仲間達、ザ・レスラーズは倒せない」
とし・ルク「その認識は誤り。彼女らは私達には勝てない。歴史の修正は時間の問題」
黒づくめ「あら、そんな事を言っていると痛み目を見るわよ? 彼女達はなかなか手ごわいからねぇ」
トシアキ議長「わざわざそんな事を言うために来たのか?」
黒づくめ「違う違う。ちょっと提案をしに来たのよ」
聖白蓮「提案…ですか」
黒づくめ「そそ。双方にとって、納得のいく…ね?」ニヤリ
トシアキ議長「忠告…だと?」
黒づくめ「過去のタイムルートに遡り、あたし達の存在を消そうとしてるようだけど…無駄よ。あなた達では、冴木たからとその仲間達、ザ・レスラーズは倒せない」
とし・ルク「その認識は誤り。彼女らは私達には勝てない。歴史の修正は時間の問題」
黒づくめ「あら、そんな事を言っていると痛み目を見るわよ? 彼女達はなかなか手ごわいからねぇ」
トシアキ議長「わざわざそんな事を言うために来たのか?」
黒づくめ「違う違う。ちょっと提案をしに来たのよ」
聖白蓮「提案…ですか」
黒づくめ「そそ。双方にとって、納得のいく…ね?」ニヤリ
椛「と、言う訳でよろしくお願いします」
麦野「おー、よろしくー。いやー、てっきり超太郎が女連れてきたのかと思って焦ったわー」
超太郎「な、殴った後で言うかな…痛てて」
剣八「普段の行いが悪いと思うぜ、俺は」
たから(…)
真紅「どうしたんだ、たからさん」
たから「いえ…何でも無いわ」
麦野「おー、よろしくー。いやー、てっきり超太郎が女連れてきたのかと思って焦ったわー」
超太郎「な、殴った後で言うかな…痛てて」
剣八「普段の行いが悪いと思うぜ、俺は」
たから(…)
真紅「どうしたんだ、たからさん」
たから「いえ…何でも無いわ」
たからはパーフェクト・カスケイドとの戦いを思い出していた。
自分の力が至らないばかりに、皆を危険に晒してしまった。
エヴァや杏子の方がリーダーとして向いているのではないだろうか。
自分に一体何が出来るというのだろう。自問自答を繰り返す。
自分の力が至らないばかりに、皆を危険に晒してしまった。
エヴァや杏子の方がリーダーとして向いているのではないだろうか。
自分に一体何が出来るというのだろう。自問自答を繰り返す。
蝙蝠(石)「これで時空最強レスラーは八人となったな。が、相手の力はまだまだ強大だ。そこで次の最強レスラーのメンバーを発表する!」
久城「ごくり…」
蝙蝠(石)「9の力“野獣の獰猛さと賢者の頭脳を持つ、ファンタジックレスラー”、そして10の力“絶対的な勇気と揺るぎない実行力で、大地をも味方にするキングオブレスラー”…そのターゲットはドラゴンとアーサー王だ!」
皆「え、ええー!?」
エヴァ「アーサー王などと…作り話ではないのか?」
超太郎「いや、あんたがそれを言うのかよ!?」
エヴァ「うむ。私は吸血鬼の真祖だ」
カズキ「人外だった時期が俺にもありました」
カロメ「私なんてカロリーメイトの妖精ですしっ」
真紅「人形です」
メロン「熊のぬいぐるみ型ロボットです」
杏子「魔法少女ですが何か」
しゃも「貧乏神なの」
信彦「改造人間だ」
ネロ「十四話のセリフ完全コピペじゃないか! しかもちょっと増えてるし!」
蝙蝠(石)「その昔…とある少女に読み聞かせてやった本があってな」
たから「!?」
蝙蝠(石)「その中で一番好きだったのが、アーサー王と見習の騎士だ」
大阪「センちゃんお待たせ~持ってきたで~」
蝙蝠(石)「お、サンキュー」
大阪「はい、おかーさん」
たから「これが…“とある少女”が好きだった絵本」
久城「ごくり…」
蝙蝠(石)「9の力“野獣の獰猛さと賢者の頭脳を持つ、ファンタジックレスラー”、そして10の力“絶対的な勇気と揺るぎない実行力で、大地をも味方にするキングオブレスラー”…そのターゲットはドラゴンとアーサー王だ!」
皆「え、ええー!?」
エヴァ「アーサー王などと…作り話ではないのか?」
超太郎「いや、あんたがそれを言うのかよ!?」
エヴァ「うむ。私は吸血鬼の真祖だ」
カズキ「人外だった時期が俺にもありました」
カロメ「私なんてカロリーメイトの妖精ですしっ」
真紅「人形です」
メロン「熊のぬいぐるみ型ロボットです」
杏子「魔法少女ですが何か」
しゃも「貧乏神なの」
信彦「改造人間だ」
ネロ「十四話のセリフ完全コピペじゃないか! しかもちょっと増えてるし!」
蝙蝠(石)「その昔…とある少女に読み聞かせてやった本があってな」
たから「!?」
蝙蝠(石)「その中で一番好きだったのが、アーサー王と見習の騎士だ」
大阪「センちゃんお待たせ~持ってきたで~」
蝙蝠(石)「お、サンキュー」
大阪「はい、おかーさん」
たから「これが…“とある少女”が好きだった絵本」
それは一人の見習い騎士が主人公の物語だった。
アーサー王の円卓の騎士を目指す見習い騎士の冒険、騎士の試験、王と騎士団との冒険、叡智に優れたドラゴンとの共闘そして勝利の凱旋が描かれていた。
アーサー王の円卓の騎士を目指す見習い騎士の冒険、騎士の試験、王と騎士団との冒険、叡智に優れたドラゴンとの共闘そして勝利の凱旋が描かれていた。
蝙蝠(石)「そういう訳で、俺はこのドラゴンとアーサー王に時空最強の鍵があると踏んだね」
剣八「うさんくせぇな…蝙蝠の兄貴、本当の話ですかい?」
蝙蝠(石)「知らん!」
ヴィクトリカ「また随分と無責任だね、君は」
ウラ「いやいや、でも可能かも知れないよ?」
真紅「ウラノ博士」
ウラ「やぁお久しぶり。皆大変な中、頑張ってるみたいだねぇ」
ネロ「えへん。まぁね」
ウラ「という訳で僕も頑張ってみたよ。デンライナーを改造しておいた」
超太郎「マジで! やるじゃん亀野郎!」
ウラ「亀って…ひどいなぁ。さて、話は戻るけど。蝙蝠ちゃんの言う事に一理あるね。何といってもパラレル・ワールドは可能性の世界。本来は在り得ない世界でも、可能性の数だけ存在しているかも知れないと言うのが僕の研究成果だよ」
ヴィクトリカ「かも知れない?」
ウラ「うん。まだ実証できた訳じゃないけど、こうして君達がここにいるのも、その可能性が集まった成果だよね?」
たから「成程…一理あるわね」
ウラ「そんな訳で、アーサーの世界へ行けるようなるべく原典に近い世界に設定しておいたよ。それと…デンライナーも一度に運べる人間を二名ほど追加しておいた」
メロン「さすがウラノ博士! 私達には出来ない事を!」
久城「いや、作ったのは博士だから当然だと思うよ」
メロン「がーん…折角のセリフが…」ヨヨヨ
蝙蝠(石)「と言う訳でメンバー発表行くぞー。たから、真紅、ネロ、信彦、八重、エヴァ、カズキ、杏子、まとい、椛、超太郎、そしてしゃもだ」
信彦「おお、俺にも出番が…心配かけた杏子や皆のためにも頑張らないとな!」
真紅「たからさんよ、あいつ、いつもあんな暑苦しいのか?」
たから「実直なのよ。良い意味でも悪い意味でも」
杏子「そこが良いんだけどな!」
エヴァ「では早速出かけるとしよう」
皆「おー!」
真紅「…なぁ、しゃも」
しゃも「? どうしたのよ、真紅」
真紅「改めて聞くけど…お前は一体誰で、何で俺の化身の事を知ってたんだ?」
しゃも「ふふふ。秘密なのよー…きっとそのうち分かるなの」
真紅「あっ…おい!」
しゃも「ほら、急ぐのよ真紅!」
真紅「ったく…」
剣八「うさんくせぇな…蝙蝠の兄貴、本当の話ですかい?」
蝙蝠(石)「知らん!」
ヴィクトリカ「また随分と無責任だね、君は」
ウラ「いやいや、でも可能かも知れないよ?」
真紅「ウラノ博士」
ウラ「やぁお久しぶり。皆大変な中、頑張ってるみたいだねぇ」
ネロ「えへん。まぁね」
ウラ「という訳で僕も頑張ってみたよ。デンライナーを改造しておいた」
超太郎「マジで! やるじゃん亀野郎!」
ウラ「亀って…ひどいなぁ。さて、話は戻るけど。蝙蝠ちゃんの言う事に一理あるね。何といってもパラレル・ワールドは可能性の世界。本来は在り得ない世界でも、可能性の数だけ存在しているかも知れないと言うのが僕の研究成果だよ」
ヴィクトリカ「かも知れない?」
ウラ「うん。まだ実証できた訳じゃないけど、こうして君達がここにいるのも、その可能性が集まった成果だよね?」
たから「成程…一理あるわね」
ウラ「そんな訳で、アーサーの世界へ行けるようなるべく原典に近い世界に設定しておいたよ。それと…デンライナーも一度に運べる人間を二名ほど追加しておいた」
メロン「さすがウラノ博士! 私達には出来ない事を!」
久城「いや、作ったのは博士だから当然だと思うよ」
メロン「がーん…折角のセリフが…」ヨヨヨ
蝙蝠(石)「と言う訳でメンバー発表行くぞー。たから、真紅、ネロ、信彦、八重、エヴァ、カズキ、杏子、まとい、椛、超太郎、そしてしゃもだ」
信彦「おお、俺にも出番が…心配かけた杏子や皆のためにも頑張らないとな!」
真紅「たからさんよ、あいつ、いつもあんな暑苦しいのか?」
たから「実直なのよ。良い意味でも悪い意味でも」
杏子「そこが良いんだけどな!」
エヴァ「では早速出かけるとしよう」
皆「おー!」
真紅「…なぁ、しゃも」
しゃも「? どうしたのよ、真紅」
真紅「改めて聞くけど…お前は一体誰で、何で俺の化身の事を知ってたんだ?」
しゃも「ふふふ。秘密なのよー…きっとそのうち分かるなの」
真紅「あっ…おい!」
しゃも「ほら、急ぐのよ真紅!」
真紅「ったく…」
エヴァ「エヴァンジェリンの歴史講座~」
夕映「おおー!」
エヴァ「さて今回の授業はアーサー王に関してだ。色々なゲームやアニメなどでとりあげられるアーサー王だが、まずこれははっきりとした作者がいる訳ではない。いわゆる“おとぎ話”が集まったもので、複数の作者によって描かれている」
ネロ「グリム童話みたいな?」
エヴァ「当たらずとも遠からずだ。さてこのアーサー王ではあるが、元ネタというか実際にモデルになったものが数人いる。いずれも名の知れた実力者で、その功績から話が膨れ上がり、中世ヨーロッパで流行していた騎士道物語の主人公として面白おかしく脚色されたと考えている」
たから「つまり、蝙蝠の言うようにドラゴンと一緒に戦ったアーサー王が存在する世界もあるという訳ね」
エヴァ「ウラノ博士が言う可能性の世界が本当にあるのなら、な」
まとい「所で私達はいつの時代に向かっているんでしょうか」
メロン「ええっと…二世紀後半から三世紀前半にかけてだね」
エヴァ「ふむ。ちょうどアーサー王の原典となったルキウス・アルトリウス・カストゥス公の時代と合致するな」
カズキ「ちょっと待って、アバウト過ぎじゃね!?」
斗貴子さん「ふむ…どうなのだね」
蝙蝠(石)「Zzzzz…」
たから「寝・る・な!」
夕映「おおー!」
エヴァ「さて今回の授業はアーサー王に関してだ。色々なゲームやアニメなどでとりあげられるアーサー王だが、まずこれははっきりとした作者がいる訳ではない。いわゆる“おとぎ話”が集まったもので、複数の作者によって描かれている」
ネロ「グリム童話みたいな?」
エヴァ「当たらずとも遠からずだ。さてこのアーサー王ではあるが、元ネタというか実際にモデルになったものが数人いる。いずれも名の知れた実力者で、その功績から話が膨れ上がり、中世ヨーロッパで流行していた騎士道物語の主人公として面白おかしく脚色されたと考えている」
たから「つまり、蝙蝠の言うようにドラゴンと一緒に戦ったアーサー王が存在する世界もあるという訳ね」
エヴァ「ウラノ博士が言う可能性の世界が本当にあるのなら、な」
まとい「所で私達はいつの時代に向かっているんでしょうか」
メロン「ええっと…二世紀後半から三世紀前半にかけてだね」
エヴァ「ふむ。ちょうどアーサー王の原典となったルキウス・アルトリウス・カストゥス公の時代と合致するな」
カズキ「ちょっと待って、アバウト過ぎじゃね!?」
斗貴子さん「ふむ…どうなのだね」
蝙蝠(石)「Zzzzz…」
たから「寝・る・な!」
ド ン !
突如、デンライナーが揺れる。
けたたましい警告音が車内に響き渡った。
けたたましい警告音が車内に響き渡った。
カロメ「たたた、大変ですっ。何だか分らないけど大変ですよっ!!」
超太郎「何があったんだ!」
真紅「何か航空装置に異常が起きてるのかも知れねぇ!」
まとい「やっぱり改造の影響!?」
カズキ「おのれウラノ博士!」
八重「もしかしたら時代の設定が大きすぎたせいなんじゃないでしょうかっ!」
信彦「ま、まさか定員オーバー!?」
メロン「だ、駄目だ、コントロールが効かないっ!」
たから「皆…っ」
エヴァ「落ち着け! 冷静になるんだ!」
杏子「皆、何かに掴まれ!」
超太郎「何があったんだ!」
真紅「何か航空装置に異常が起きてるのかも知れねぇ!」
まとい「やっぱり改造の影響!?」
カズキ「おのれウラノ博士!」
八重「もしかしたら時代の設定が大きすぎたせいなんじゃないでしょうかっ!」
信彦「ま、まさか定員オーバー!?」
メロン「だ、駄目だ、コントロールが効かないっ!」
たから「皆…っ」
エヴァ「落ち着け! 冷静になるんだ!」
杏子「皆、何かに掴まれ!」
デンライナーは闇に包まれる。
プラズマが渦巻く乱気流の中、彼女達の叫び声が響き渡る――
プラズマが渦巻く乱気流の中、彼女達の叫び声が響き渡る――
――きろ…
ろ、…さん…
たから「う…」
???「いい加減起きろよ、たからさん」
たから「…辛苦さん?」
真紅「よっす」
たから「この服…鎧?」
???「いい加減起きろよ、たからさん」
たから「…辛苦さん?」
真紅「よっす」
たから「この服…鎧?」
たからと真紅は白い軽装鎧を装備していた。
周囲を見渡せば、同じ恰好をした者達が数人おり、このやや広いレンガ造りの室内でそれぞれ思い思いに過ごしていた。
数分ごとに名前を呼ばれては、次々に扉の向こうへと消えていく。
周囲を見渡せば、同じ恰好をした者達が数人おり、このやや広いレンガ造りの室内でそれぞれ思い思いに過ごしていた。
数分ごとに名前を呼ばれては、次々に扉の向こうへと消えていく。
たから「…一体、なにかしら」
メロン「ここはアーサー王の城らしいよ?」
たから「あら、メロンさん」
メロン「ここはアーサー王の城らしいよ?」
たから「あら、メロンさん」
メロン(熊のぬいぐるみ型ロボット)は逆に質素な服装であった。
メロン「私も辛苦さんも目覚めたばかりで状況をあまり把握してないんじゃよ」
たから「ではあの人達はどこへ?」
真紅「ああ、あれは…」
兵士「冴木たから、真紅、前へ」
たから「何故、私の名前を?」
兵士「? 何を言っているんだ、受付に名前を書いただろう?」
たから「受付?」
兵士「そうだ。円卓の騎士への入団試験だ」
たから「…は?」
たから「ではあの人達はどこへ?」
真紅「ああ、あれは…」
兵士「冴木たから、真紅、前へ」
たから「何故、私の名前を?」
兵士「? 何を言っているんだ、受付に名前を書いただろう?」
たから「受付?」
兵士「そうだ。円卓の騎士への入団試験だ」
たから「…は?」
兵士に急かされ、たから達は城の中庭へと移動した。
幻想的な雰囲気を醸し出す大きなお城である。
幻想的な雰囲気を醸し出す大きなお城である。
たから「…これはつまり」
真紅「俺達が」
メロン「物語の主人公!」
たから&真紅『いやメロン(さん)はどう見ても脇役ポジション』
メロン「酷い!」
真紅「俺達が」
メロン「物語の主人公!」
たから&真紅『いやメロン(さん)はどう見ても脇役ポジション』
メロン「酷い!」
そうして待っていると、荘厳な音楽が鳴り響く。
中庭の上の方から、一人の女性が現れた。
金の髪を風にたなびかせ、銀色のカチューシャを輝かせる。
白いドレスと黒いコルセット、何より緑色の長いリボンが際立つ綺麗な女性だ。
中庭の上の方から、一人の女性が現れた。
金の髪を風にたなびかせ、銀色のカチューシャを輝かせる。
白いドレスと黒いコルセット、何より緑色の長いリボンが際立つ綺麗な女性だ。
???「良く来ましたね、若き騎士たちよ」
たから「あなたは…」
アーサー王「私はユグドラ=ユリル=アーサー。このキャメロットを収める王なり!」
三人『え、ええー!?』
たから「まさかかのアーサー王が女性だったとは…」
メロン「いや、そうとも限らないんじゃよ」
真紅「どういう意味だ?」
メロン「パラレル・ワールドだからね。女性のアーサー王がいるという“可能性”の世界に飛び込んだのかも知れない」
たから「上杉謙信が女だという説なら聞いた事はあるけれど…」
真紅「そもそもアーサー王物語だって作り話じゃねーか」
アーサー王「若き騎士よ、名を名乗りなさい」
たから「私…? 私はたから、冴木たから」
真紅「真紅だ。ちなみに辛苦でも深紅でもsinkでも(ry」
アーサー王「ふむ、お二人共良い名前ですね」
真紅(スルーされた!?)
アーサー王「私は常に優れた騎士を求めています。あなた方が我が円卓の騎士と戦い、勝利することが出来れば、あなた方を我が国の騎士として迎え入れましょう」
たから「ありがとうございm…は?」
アーサー王「では我がキャメロットが誇る誉れ高き円卓の騎士たちよ、ここに!」
たから「あなたは…」
アーサー王「私はユグドラ=ユリル=アーサー。このキャメロットを収める王なり!」
三人『え、ええー!?』
たから「まさかかのアーサー王が女性だったとは…」
メロン「いや、そうとも限らないんじゃよ」
真紅「どういう意味だ?」
メロン「パラレル・ワールドだからね。女性のアーサー王がいるという“可能性”の世界に飛び込んだのかも知れない」
たから「上杉謙信が女だという説なら聞いた事はあるけれど…」
真紅「そもそもアーサー王物語だって作り話じゃねーか」
アーサー王「若き騎士よ、名を名乗りなさい」
たから「私…? 私はたから、冴木たから」
真紅「真紅だ。ちなみに辛苦でも深紅でもsinkでも(ry」
アーサー王「ふむ、お二人共良い名前ですね」
真紅(スルーされた!?)
アーサー王「私は常に優れた騎士を求めています。あなた方が我が円卓の騎士と戦い、勝利することが出来れば、あなた方を我が国の騎士として迎え入れましょう」
たから「ありがとうございm…は?」
アーサー王「では我がキャメロットが誇る誉れ高き円卓の騎士たちよ、ここに!」
盛大なドラムロールと共に現れたのは、騎士の鎧に身を包んだエヴァ達レスラーズだった。
エヴァ「我々は円卓の騎士! お前達が我らが同士と成り得るか否か、その力試させてもらおう!」
たから「なっ…!?」
真紅「マジかよ」
たから「なっ…!?」
真紅「マジかよ」