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59 ラヴァーズ・コンチェルト
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第五十九話 ラヴァーズ・コンチェルト
魔女「さて…この戦い。悟空さん達が勝てばあたし達の勝ちだけれど…どうなるかしらん」
トシアキ議長「彼女達に命運を懸けるしかない…」
トシアキ議長「彼女達に命運を懸けるしかない…」
それぞれの思いを乗せ、ラグナロク第二戦が開始する。
エルドラドチーム02『ハーモニクス』vsフェーダチーム02『ザ・ラヴァーズ』
エルドラドチーム02『ハーモニクス』vsフェーダチーム02『ザ・ラヴァーズ』
エヴァ「飛ばしていくぞ! 必殺タクティクス、神のタクト!」
エヴァは相手の戦陣へ向かって指示を飛ばすのだが、それは突如出現した巨大な氷の壁によって阻まれてしまう。
イム「必殺タクティクス、絶対障壁!」
金髪の少女イムを中心に、ギルあき4人が固まって生み出す氷の壁。
文字通り相手の攻撃を阻む絶対の壁だ。
文字通り相手の攻撃を阻む絶対の壁だ。
玲二「な、なんだあのデカイ氷は!」
竜馬「俺が壊してやるぜ! 食らえ、ゲッタービーム!」
竜馬「俺が壊してやるぜ! 食らえ、ゲッタービーム!」
竜馬が放った赤い光は、氷の壁の表面すらも溶かすことが出来なかった。
竜馬「なにぃ!?」
魔理沙「今度は私達の攻撃だ!」
魔理沙「今度は私達の攻撃だ!」
魔理沙は箒に跨り、戦場を駆け巡る。
その圧倒的なスピードに、エヴァ達は翻弄される。
その圧倒的なスピードに、エヴァ達は翻弄される。
魔理沙「悟空さ、私達の力を見せてあげよう!」
悟空さ「了解!」
悟空さ「了解!」
魔理沙がスピードのスペシャリストとするならば、悟空さはパワーのスペシャリストだった。
地面をも抉るその一撃一撃に、『ハーモニクス』は押される一方だった。
地面をも抉るその一撃一撃に、『ハーモニクス』は押される一方だった。
カズキ「速く強いだけじゃない。あの魔理沙ちゃんって子のスピードに合わせて、悟空さが上手く攻撃をかけている。見事なコンビネーションだ」
ネロ「うん。信頼しているからこそできる、完璧なプレイだ…エヴァ、皆、頑張れー!」
ネロ「うん。信頼しているからこそできる、完璧なプレイだ…エヴァ、皆、頑張れー!」
夕映「行かせないのです!」
剣八「うぉぉぉ!」
悟空さ「かめはめ波ー!」
剣八「うぉぉぉ!」
悟空さ「かめはめ波ー!」
突き出した両手から放たれた高出力のエネルギー波は、夕映と剣八を壁際まで吹き飛ばす。
悟空さ「魔理沙さん、今です!」
魔理沙「うん! 行けぇ、マスタースパーク!」
魔理沙「うん! 行けぇ、マスタースパーク!」
今度は魔理沙の攻撃だった。
悟空さと同じようなモーションで放たれた雷光は、ボヒョーの放った防御技をいとも簡単に崩壊させる。
悟空さと同じようなモーションで放たれた雷光は、ボヒョーの放った防御技をいとも簡単に崩壊させる。
ボヒョー「うわー!」
とっさに分身を出すことで直撃を免れたが、その威力は圧倒的であった。
魔理沙「まぁ、こんなものかな」
悟空さ「流石です、魔理沙さん」
魔理沙「へへ、悟空さのおかげだよ」
エヴァ「くっ…防御も攻撃も完璧すぎる」
玲二「だが、俺達は負けられない! うぉぉぉぉ!」
悟空さ「流石です、魔理沙さん」
魔理沙「へへ、悟空さのおかげだよ」
エヴァ「くっ…防御も攻撃も完璧すぎる」
玲二「だが、俺達は負けられない! うぉぉぉぉ!」
記憶を取り戻した玲二は、ツヴァイの時代とは全くの別人である。
自慢のコルトバイソンを取り出し、絶対障壁へと立ち向かっていくが、一人で崩せるようなものではなかった。
自慢のコルトバイソンを取り出し、絶対障壁へと立ち向かっていくが、一人で崩せるようなものではなかった。
ファイナルフォーミュラーの攻撃も、絶対障壁の前では無力であった。
絶対の壁に阻まれ、吹き飛ばされてしまう。
絶対の壁に阻まれ、吹き飛ばされてしまう。
カロメ「連携が取れていない…どうしてですかっ!?」
聖白蓮「彼女達は知り合いとはいえ、少し前まで戦っていた即席チームですから」
カロメ「で、でもっ…それはあなた達の責任じゃ…」
聖白蓮「そうですね。そこは謝ります。が、謝った所で現状が良くなるはずもないでしょう」
カロメ「ではどうすればっ!?」
聖白蓮「…まあ、見ていてください」
聖白蓮「彼女達は知り合いとはいえ、少し前まで戦っていた即席チームですから」
カロメ「で、でもっ…それはあなた達の責任じゃ…」
聖白蓮「そうですね。そこは謝ります。が、謝った所で現状が良くなるはずもないでしょう」
カロメ「ではどうすればっ!?」
聖白蓮「…まあ、見ていてください」
悟空さ「では、今度はこちらの番です」
魔理沙「お、あれはやるの?」
悟空さ「はい」
魔理沙「お、あれはやるの?」
悟空さ「はい」
悟空さと魔理沙は手を取り合い、踊る様にその場でくるりと回る。
二人の背中に、青と紅の化身が出現した。
二人の背中に、青と紅の化身が出現した。
悟空さ&魔理沙『情熱のラヴァース!』
見目麗しき男女の化身だ。
人の恋路を邪魔する者は馬に蹴られて死んでしまえ、とばかりに馬にまたがる騎士のような出で立ちである。
色も属性も異なるが、その似た姿はペアルック衣装のようだ。
人の恋路を邪魔する者は馬に蹴られて死んでしまえ、とばかりに馬にまたがる騎士のような出で立ちである。
色も属性も異なるが、その似た姿はペアルック衣装のようだ。
剣八「ここは通さねぇ! ソウル・ソサエティ・ウォール!」
剣八の背中に、巨大な白亜の建造物が出現する。
悟空さ(化身)「はぁ!」
魔理沙(化身)「ふん!」
魔理沙(化身)「ふん!」
しかし、その手に持った槍の一撃によって、白亜の建造物はあっさりと粉砕されしまった。
剣八「ぐあああ!」
悟空さ(化身)「さぁ魔理沙さん。必殺技を!」
魔理沙(化身)「ハートレイピア!」
悟空さ(化身)「さぁ魔理沙さん。必殺技を!」
魔理沙(化身)「ハートレイピア!」
化身がその槍でハートマークを模ると、魔理沙がそのハートマークに向かって優しく人差し指を伸ばす。
触れた指先から放たれた紅の光はすぐさま大きな光となって変わり、大地を削り空間を切り裂いて『ハーモニクス』へと襲い掛かった。
触れた指先から放たれた紅の光はすぐさま大きな光となって変わり、大地を削り空間を切り裂いて『ハーモニクス』へと襲い掛かった。
ボヒョー「ドーンシャウトV3!」
気合を込めたを波動をぶつけるのだが、恋の閃光の前では無力である。
今度は直撃を食らい、彼は大きく吹き飛ばされてしまった。
今度は直撃を食らい、彼は大きく吹き飛ばされてしまった。
エヴァ「くそ…なんて奴らだ!」
夕映「ますたー…」
エヴァ「私が先行する! エレン、玲二! ついて来い!」
エレン&玲二「はい!」
エヴァ「白銀の女王ゲルダ!」
玲二「天空の支配者鳳凰!」
エレン「虚空の女神アテナ!」
夕映「ますたー…」
エヴァ「私が先行する! エレン、玲二! ついて来い!」
エレン&玲二「はい!」
エヴァ「白銀の女王ゲルダ!」
玲二「天空の支配者鳳凰!」
エレン「虚空の女神アテナ!」
化身を出現させた三人は、『絶対障壁』へ立ち向かっていく。
イム「甘い! 太古の戦士ジャガウォック!」
障壁を解いたイムは化身を呼び出した。
荒々しい獣の顔立ちをした化身である。巨大な槍を振り回し、三人を振り払う。
荒々しい獣の顔立ちをした化身である。巨大な槍を振り回し、三人を振り払う。
イム(化身)「食らうが良い! ハンティングランス!」
化身とイムはほぼ同時に槍を天空へと放り投げた。
放物線を描き、エヴァ達三人へ向かって流星のように落ちていく。
放物線を描き、エヴァ達三人へ向かって流星のように落ちていく。
夕映「戦旗士ブリュンヒルデ! ヴァルキリーフラッグ!」
落ちる槍を弾き飛ばしたのは、前線に上がってきた夕映とその化身であった。
夕映(化身)「大丈夫です? ますたー、エレンさん吾妻さん」
エヴァ「あ、ああ…すまない、夕映」
エヴァ「あ、ああ…すまない、夕映」
連携がうまく取れず、焦り出すエヴァ。
その焦りが形となって、頬を流れ落ちていった。
その焦りが形となって、頬を流れ落ちていった。