【種族名】 |
天竜 |
【読み方】 |
てんりゅう |
【登場巻】 |
第5巻下~ |
【詳細】
精霊系と同じ生まれで、はるか昔に生まれた竜属の"型"を代々引き継ぎ自然界の地脈や流体の型から生まれてくる
世界の化身とも言える存在。
流体の凝集体であため、親はなく寿命は800~1000年程度。死後は流体へ還元され還っていく。そのために「天」竜と呼ばれるのだという。
翼を持つ者もいて、陸上型は翼を持たない。
生殖活動を必要としない、個体ごとに完成された生物として存在する。
そのため個体によって異なる法則を持ち、一般的な物理現象が通じない天竜も多い。
竜族の共通の特徴として、体内器官に蓄積した流体の咆吼砲撃
"竜砲"を持つ。
竜の骨格は動作の柔軟を叶え、衝撃を逃がすために竜骨の多くは複合構造となっている。
首の骨格も多くの場合、それ自体が単なる臼型ではなく前後に別れているため、その前後連結を外すことで竜砲の口径を拡大し威力を高められる事ができる。
竜砲発射時は体内に高熱を生むが、背部と腰部の骨格を背部側に展開、甲殻の下にあった排熱口を背後の大気に晒し
己の後ろ側に爆発させ突撃加速用二次咆吼として利用することで、隙がない高い戦闘力を誇る。
地竜と同じように、激しい活動によって体内に溜まった流体を竜砲として排出する必要があるかは不明。
重奏統合争乱以前は、主に
重奏神州側にいたらしく、
800年前にはゲルマン民族のローマ帝国侵入の歴史再現に人や他の異族達と共に参加した。
しかし、謎の勢力に追い払われて東西に散り、後に
真田十勇士を襲名する竜達はイタリア近辺の島に居所を定めた。
しかし、四百年前にそこでも謎の部隊の襲撃を受け追い払われる。
生き残っていた天竜達は長い時を生きていたことで、様々な真実も知っており、その中には明かしてはいけないことも多々混じっていた。
最終更新:2024年04月12日 15:58