Todarodes pacificus
ホラー映画
最終更新:
gs23
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社会見学・映画鑑賞
氷室「上映時間ちょうとだな。
それでは入場する。
氷室「すぐに始まるようだ。
速やかに着席するように。
それでは入場する。
氷室「すぐに始まるようだ。
速やかに着席するように。
1回目
氷室「この作品はホラー映画という
体裁をとってはいるが、
しかしその根底には……。
体裁をとってはいるが、
しかしその根底には……。
『3度のゴハンよりホラーが好きなんです』
氷室「そうか。それは良かった。
しかしこの作品をただのホラーと
考えてもらっては困る。
●●(ウン!
良い感じだよね。)
しかしこの作品をただのホラーと
考えてもらっては困る。
●●(ウン!
良い感じだよね。)
『怖くて見ていられませんでした』
氷室「そうか……それはすまなかった。
すばらしい作品なのだが……
君を怖がらせるつもりは無かった。
●●(えーと、
まあまあ、かな。)
すばらしい作品なのだが……
君を怖がらせるつもりは無かった。
●●(えーと、
まあまあ、かな。)
『こんなもの無駄です。以上』
氷室「待ちなさい、それは違う。
この作品はただのホラーではない。
少し私の説明も聞いてもらいたい。
●●(う……
印象悪くしちゃったかな。)
この作品はただのホラーではない。
少し私の説明も聞いてもらいたい。
●●(う……
印象悪くしちゃったかな。)
2回目
氷室「●●。
どうだ?
君の率直な意見を聞かせて欲しい。
どうだ?
君の率直な意見を聞かせて欲しい。
『う〜ん……ただのホラーじゃありませんね』
氷室「そのとおりだ。
この作品は人間の根元的な恐怖を
描いている。最早哲学と言える。
●●(やったね!
バッチリ好印象!!)
この作品は人間の根元的な恐怖を
描いている。最早哲学と言える。
●●(やったね!
バッチリ好印象!!)
『気分が悪くなりました……』
氷室「これはフィクションだ。
冷静さを失うな。
……まだ訓練が必要なようだ。
●●(えーと、
まあまあ、かな。)
冷静さを失うな。
……まだ訓練が必要なようだ。
●●(えーと、
まあまあ、かな。)
『血です! 血が足りません!!』
氷室「いや……むしろ、
君の血の気が多いのでは
ないだろうか……。
●●(あ〜もう、私のバカバカ!
印象サイアクだよ〜。)
君の血の気が多いのでは
ないだろうか……。
●●(あ〜もう、私のバカバカ!
印象サイアクだよ〜。)
3回目
氷室「……今日の作品は少々過激では
あったが、私は気に入っている。
君はどう思う。
あったが、私は気に入っている。
君はどう思う。
『わたしが怖がると思ったら大間違いです』
氷室「よろしい。それでこそ私の生徒だ。
見かけのグロテスクさに惑わされず
作品の本質を見極めたな。
●●(やったね!
バッチリ好印象!!)
見かけのグロテスクさに惑わされず
作品の本質を見極めたな。
●●(やったね!
バッチリ好印象!!)
『先生のほうがよっぽど怖いですから』
氷室「なんだと?
……まあ良い。
なかなかウィットに富んだ意見だ。
●●(ウン!
良い感じだよね。)
……まあ良い。
なかなかウィットに富んだ意見だ。
●●(ウン!
良い感じだよね。)
『先生がわからなくなりました……』
氷室「この作品をただのホラーと
捉えてはいけない。
君なら理解できると思ったが……。
●●(う……
印象悪くしちゃったかな。)
捉えてはいけない。
君なら理解できると思ったが……。
●●(う……
印象悪くしちゃったかな。)
3回目特別会話
『先生がわからなくなりました……』
氷室「待ちなさい。
これはただのホラーではないんだ。
釈明の機会を与えてもらいたい。
これはただのホラーではないんだ。
釈明の機会を与えてもらいたい。