600 名前:警視正の平和な一日 :2009/02/12(木) 23:53:22 ID:???
おばちゃん「ちょっといいかい? グラハムさんいるー?」
ザコ「奥で子供達と囲碁やってるザコよ」
イザーク「だぁかぁらぁっ!! それは囲碁じゃなくてリバーシだと言ってるだろうがぁぁぁぁ!!!
碁石をひっくり返しても色変わらんだろうがぁぁぁぁ!! そんなリバーシがどこにあるぅぅぅ!!!
いい加減
ルール覚えろぉぉぉぉ!! 腰抜けぇぇぇぇ!!!」
ハム「むぅ?自分の色の石で相手の石を挟めばいいのではないのか? カタギリ!」
カタギリ「間違ってはないんだけどねぇ……」
イザーク「ムキーーーー!!」
ディアッカ「おい、イザーク、盤ひっくり返すな」
子供A「お兄ちゃん大人気なーい」
子供B「短気ー」
子供C「おかっぱー」
子供D「えーまじ?おかっぱ?おかっぱが許されるのは小学生までだよねー」
シホ「はいはい、君達はこっちで五目並べやしましょーねー」
おばちゃん「ああいたいた、ハムちゃん、ちょっと大変なのよ!」
ハム「どうした!?」
おばちゃん「実はね、ウチの猫が塀に挟まって抜け出せ無くなっちゃって」
ハム「なんと!! カタギリ、オーバフラッグ部隊出撃だ!!」
刹那「
スメラギ・李・ノリエガ、ミッションプランをくれ」
ロックオン「壁に挟まった猫ちゃんの救出だ。なるべく優しく頼むぜ」
ティエリア「戦術予報士からのミッションプランだ。"油で滑りやすくすれば落ちてくるんじゃない?"とのことだ」
アレルヤ「さすがはスメラギさんだ」
刹那「了解した。刹那・F・セイエイ、これからミッションに入る」
ロックオン「オイルを垂らし塗るぜ!!」
キーーーン!!
ハム「む……アレは?」
ハワード「隊長、ソレスタルビーイングです!」
ハム「見ればわかる!」
ダリル「隊長、ソレスタルビーイングが猫に油を垂らしています!! 一体アレはなんなんでしょう」
ジョシュア「はっ、そりゃフライパンで炒めるつもりだろ……なーんてな、ハッハッハ」
ハム「なんと!? おのれソレスタルビーイング!! 堪忍袋の緒がキレた!!」
キーーン!!
ティエリア「む、警察のフラッグが接近してくるぞ」
ハム「敢えて言わせて貰おう、ブロック塀など私の無理でこじ開けると!!」
ガシャーーーン!!
ぬこ「ニャーーー」
ハム「こちらグラハム=エーカー警視正、ソレスタルビーイングに捕食されようとしていた猫を救出した、本部、本部……応答せよ!!」
ハサウェイ「バレンタインなんて、バレンタインなんてぇぇ!! やっちゃいけなかったんだよぉぉぉ!!!」
シロー「く、マフティーめ、予告もナシに襲撃とは!!」
ジュリ「こんな時に
ハロ長官が不在だなんて」
ハサウェイ「クェスゥゥゥゥゥ!! なんでギュネイにはチョコ(チロルチョコ一個)を上げて僕にはくれないんだぁぁ!!」
ユウ「………くっ」(ブルーでΞ相手は流石に厳しいか……)
マリオン『大丈夫よ、ユウ、私が守るわ……』
ユウ(マリオン!!)
ハサウェイ「戦場でなぁ! 恋人や女房の名前を 呼ぶ時と言うのはなあ! 瀕死の兵隊が甘ったれて言う台詞なんだよ!」
モーリン「ちょっと待ってください! ユウの恋人は私です!!」
シロー「俺はアイナと添い遂げる!!」
フィリップ「ドサクサに紛れて何告白してんの、この人!?」
601 名前:警視正の平和な一日 :2009/02/12(木) 23:54:27 ID:???
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ハム「GN粒子の影響か、本部との通信が繋がらんな……ムッ!? アレは!!」
東方不敗「惰弱、惰弱、惰弱!! よの男どもが、たかがカカオ豆の板きれ一つで何を狼狽えるかぁぁぁ!!
それならばいっそ、この
デビルガンダムでカカオ畑を燃やし尽くしてくれるわ!!!」
レイン「そんな!? デビルガンダム?!」
シュバルツ「馬鹿な、コアは一体誰が……ッ!!」
カリス『バレンタインが無くなれば、砂糖に苦しむことはなくなるんだ……』←デビガンコアユニット
ガロード「カリスゥゥ!!俺の声が聞こえるかぁぁぁぁぁぁ!!」
カリス『ガロード、もうやめてくれ。君達は毎日バレンタインみたいなものじゃないか……このまま14日を向かえたら、世界は砂糖の渦に……』
ガロード「そうだ、聞こえてるなら聞かせてやるさ!! ティファァァーーーー!! 好きだぁぁぁぁぁぁ!!!」
シン「混ざったぁぁ!?」
レイ「どうした、いきなり」
シン「いや、なんかツッコまなきゃいけない気がして」
レイ「そうか。シン、ボンビラスカードを使わせて貰うぞ」
シン「うわ、容赦ないなレイ」
モニク「……できた。1/144スケールチョコレードヅダ」
エルヴィン「チョコの造形よりも、如何に渡すかのほうを考えようよ、姉さん」
モニク「今年こそ、今年こそは……」
ピンポンパンポン♪
ユウキ『あー、あー、マイクテス、マイクテス……
ネオジオン社ならびに系列会社のみなさま
現在、デビルガンダムが町であばれております。貴重品をもって、すみやかかつ迅速に
押さない、駆けない、話さないのジオンの精神で避難をして下さい』
デビガンヘッド「ギャシャーーーーーー!!」
エルヴィン「連絡遅ェェーーー」
モニク「私のチョコが空中分解したぁぁぁぁーーーーー」
ハワード「隊長、デビルガンダムを止めないと」
ハム「く……しかし猫の安全を確保しなくては……フラッグカスタムの12Gに猫が耐えられるとも思えん」
ジョシュア「はっ! いつまでも自分の者だと思ってぇぇぇ!!」
ダリル「隊長ーーー! またジョシュアが意味もなくグラハムスペシャルしながらデビルガンダムに向かっていきましたーー!!」
ハワード「隊長ーー!! またジョシュアがやられました!!」
ハム「ええい! 貴重なフラッグファイターをまた
ミンチにしてしまった! 私は隊長失格だ!!」
ぬこ「ニャーーー」
ハム「ハッ! そうか、逆転の発想だ! 猫が乗っているからフラッグを全力で動かせないならば
猫にフラッグの操縦を任せて、私が身一つでデビルガンダムを止めればよいのだ!! よし、猫君、後は任せたぞ! とうっ!」
ヒュウゥウウウウウウウーーーーー
ハム「抱きしめたいなぁ! ガンダムゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!」
デビガン Σ( ̄□ ̄;)
イライジャ「テリヤキバーガーとポテトな」
カミーユ「なんか外が騒がしいな。ポテトのサイズは?」
イライジャ「Sで。なんかデビルガンダムが出たらしいぞ」
カミーユ「いいのかよ、そんなときにサーペントテールがこんな所で油売ってて」
イライジャ「いや、なんかデビルガンダムも自分の意志で撤退したらしい」
カミーユ「はぁ? なんか嫌なことでもあったのか、デビガンも」
イライジャ「あと、警察に突っ込んだマフティをフラッグにゃスタムが退治したとかしないとか」
カミーユ「平和だなー」
イライジャ「ああ、平和だ」
603 名前:警視正の平和な一日 :2009/02/13(金) 00:01:42 ID:???
ミゲル「くまのこみていた かくれんぼ♪」
ハイネ「 おしりをだしたこ いっとうしょう♪」
ミゲル&ハイネ「 ゆうやけこやけで またあした.♪またあした♪」
ジュドー「デュエットの意味ねぇぇーー」
ビーチャ「っていうか路上ライブでその曲セレクトなに!?」
ガトー「このガトー、心洗われた……ッ」
ハム「今度から気をつけるのだぞ」
ぬこ「ニャーーー」
おばちゃん「ありがとね、ハムちゃん」
ハム「君達もお家に帰りなさい。お家の人が心配しているぞ」
子供たち「「「「はーーい」」」」
ハム「では、私は仕事を疲れを流すとしよう」
ザコ「あ、切れているシャンプーがあったら詰め替えておいてザコ」
ハム「了解した」
カポーン
シャギア「オルバよ、今日は臨時のバイトで財布が潤ったな」
オルバ「ブロック塀の修理だね、兄さん。僕たちいつから何でも屋になったのかな?」
シャギア「ふ……偶にはいいだろう」
オルバ「そうだね。でも折角臨時収入が入ったのに……」
シャギア「途中でエルピー姉妹にパフェをたかられてしまったな……」
オルバ「懐が寂しいね、兄さん」
シャギア「ああ、だがオルバよ、こう考えるのだ、ツケで入る銭湯もまた乙なものだと」
オルバ「流石だよ、兄さん」
ハム「"ツケはやってないので、閉店後の掃除よろしくザコ"との番頭の伝言だぞ、ゲテモノな
ガンダム」
カポーン
ハム「帰宅後の
ガンダム家の観察ビデオを編集終了。ではお休みだ、ガンダム」
(三秒後)
Zzz……
シン「寝付き良っ!?」
キラ「いきなり叫ばないでよね、驚くじゃない」
シン「……アンタもいい加減寝ろよな」
キラ「やめてよね、健康な生活なんてしたら僕のアイデンティティが崩壊しちゃうじゃない」
605 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/02/13(金) 00:07:47 ID:???
600
>子供D「えーまじ?おかっぱ?おかっぱが許されるのは小学生までだよねー」
ロラン「あうあうあう…」
ガロード「どったの、ロラン兄」
ジュドー「なんでも、昔同じようにからかわれたんだとさ」 っ【十五才の時の写真】
ガロード「微妙にトラウマなのね…」
最終更新:2013年10月13日 21:36