ソーマ「マッケンジーさん。私は、
ソーマ・ピーリスと申します
セルゲイ精肉店でお世話になりながら、超兵としての責務をまっとうしようとしている者です」
クリス「ええ、知っているわ。私も、よく
お買い物させてもらってるから
刹那のお友達が好意を抱いている方よね。いつも美味しいお肉を、ありがとう」
ソーマ「お、覚えていて下さって、恐縮です!(敬礼)
ですがっ。あんな軟弱者の被験体E-57など、関係ありません!
そこだけは誤解くださらぬよう、伏して、お願い申し上げます!」(膝ついた)
クリス「わ、解ったから立ちなさい^^; それで何?
まさか、アムロさんのお宅のように、お勧めの商品を、宅配してくれたとか?」
ソーマ「あぁ、しまったっ! 真に、真にっ、申し訳ございませんっ!
こうして勝手に押しかけるご迷惑をおかけしておきながら、
手土産ひとつ持参していないなんてっ
私は、なんのための超兵だ……orz」
クリス「ちょっと、落ち着きなさい。何も気にすることはないから」
ソーマ「この汚名は、必ず、必ず、そそがせていただきますっ」(敬礼)
クリス「そんなことは気にしなくていいから^^; それで、どういうご用件?」
ソーマ「ではさっそくですが。この、衣装についてです///」(GF用ファイティングスーツを着用している)
クリス「うん、もう理解した。ピーリスさんも、よく頑張っているわ。お互い、頑張ろうね」
ソーマ「わ、私のことなど、どうぞソーマと、呼び捨ててください!」
クリス「フフ、分かったわ。では親愛を込めて。ソーマ、私も、クリスでいいから」
ソーマ「あううぅ。あの
ガンダム兄弟たちに絶大なる信頼をおかれるお方に、
そのような慈愛極まるお言葉を、賜ってしまうなんて!」(陶酔)
クリス「ちょっとソーマっ。大丈夫?」
ソーマ「あぁっ、失礼いたしました! これではなんのための超──」
クリス「リピートになっているわよ。いいから話を続けなさい」
ソーマ「も、申し訳ございませんでしたっ。で、では早速ですが。あの、クリスさん!」
クリス「はい、なんでしょう」
ソーマ「で、出来損ないの超兵でご迷惑なのは承知の上で、あえて恥を忍び、お話しさせていただきます!
わ、私と……、武者修行してくださいませんかっ?」
クリス「武者修行? 意味が分からない」
ソーマ「我々は、大衆の面前に自らの破廉恥な姿を曝しても耐えきれるだけの、
強靭な精神力を養わねばなりませんっ
ですから、己を鍛えねばと。ですが私は、最弱レベルと蔑まれてもおかしくないほどの、
愚かで弱い女なのです。ですから、どうしても勇気が出ず、悩んでおりました
そんな折、先日の、GF団体戦を拝見させていただきました
私はクリスさんの戦いぶりに感銘極まり、これはと、直感したのです!
ですから、こ、こうして無礼を覚悟で、同士を集いに参ったのです。す、すみません……」
クリス「要するに、道連れね。いいわよ。こちらこそ、お願いします」
ソーマ「うぅ。超兵にあるまじき言動──って、ええ!?」
クリス「そうなの。私もアスラン君を見てたら可哀想すぎて、どうにかしてあげたいと思ってだけど、
ショーだのなんだのってあるから、勢いだけで進んできてしまって、どうしようって、悩んでたのよ
ソーマとの利害は一致してるから、いいわ。こちらこそ、よろしく」
ソーマ「敢えて利害という言葉を選択してくださるなんてっ
アナベル・ガトー少佐がクリスさんを聖女と表現される意味が、悟れました」
クリス「お願いだから、そういう恥ずかしいことを言わないで^^;
じゃあ、早速だけど、特訓、してみようか」
ソーマ「はい!」