886 名前:天下一等1/3 :2009/08/12(水) 00:22:30 ID:???
元気丸「おーい!シュウトー!遊びに来てやったぞー!」
騎馬王丸「ここへ来るのも久しぶりだな」
シュウト「あ!元気丸に騎馬王丸だ!」
カミーユ「ん?シュウトのお客さんか?」
ガロード「大きい武者ガンダムと小さい武者ガンダムだな」
シュウト「そうだよ。元気丸は騎馬王丸の子供なんだ!」
カミーユ「こ、こども!?」
ガロード「って…こいつらモビルシチズン…とかだよなぁ?」
ジュドー「まあシュウトの友達は変わり者が多いからな…考えるだけ無駄じゃないか」
刹那「ガ…ガンダム…!?」
騎馬王丸「騒がしい奴らだな。まあいいせっかく来てやったのだ。この世界を案内せい、小わっぱ」
シュウト「オッケー!それじゃあ行こうかー!」
刹那「待てシュウト、俺も行く」
カミーユ「刹那も相変わらずだな。お前ら街でトラブル起こすなよ」


ネーナ「あ、せっちゃんだー!」
刹那「!?」
ルイス「シュウト君もいるね」
ルナマリア「あとその他2名は……なにあれ!?」
ファ「キャプテンさんとは少し違うみたいだけど…」
シュウト「お姉ちゃん達こんにちは!」
刹那「は、離せネーナ…!」
ファ「この人たちは?」
元気丸「おいらは元気丸!」
騎馬王丸「俺は天宮の覇者、騎馬王丸だ」
シュウト「この二人は親子なんだよ」
ルナマリア「親子…?ロボット…とは少し違うみたいだけど…」
ファ「まあイノベイターやデビルガンダムや野良アッガイとかいるしね……今更何が来ても驚かないけど」
ルイス「さすがガンダム家は色んな人とお付き合いがあるのね……」
騎馬王丸「ふむ…これは…シュウトよりもさらに……プニプニか」プニプニ
ルイス「きゃーーーーーーっ!!」バシュッ

ドカッ!

騎馬王丸「ぐおっ!?」
ルイス「なにすんのよこのバカー!ヒゲ面の変態ガンダムー!」ドカバキボコ
騎馬王丸「ま、待て…グホッ…な…なにをする…ゲフッ」
ルナマリア「そりゃいきなり胸つついたらああなるわよね」
ファ「…自業自得ね」
ネーナ「あららら」
元気丸「うおーすげーなー!腕が飛んだぞ!プニプニはみんなあんな事ができるのかー?」
シュウト「い、いや…あれはあのお姉ちゃんだけかな…それより止めなきゃ!」
元気丸「大丈夫大丈夫!あいつは騎馬王丸だぜ?死にゃしねえって」
騎馬王丸「ウググ………」
ルイス「はぁはぁ……フ…フフ…………ざまぁみろ……」
ファ「はいはい、落ちついて」
ネーナ「また目が金色なってるよ」
ルナマリア「沙慈君見てなくてよかったわねー」
シュウト「えっと…騎馬王丸…大丈夫?」
騎馬王丸「く…ひどい目にあったぞ……何だあの凶暴な生き物は……」
元気丸「へへへ、面白いもんが見れたなー。それよりシュウト、おいらは腹が減ったぞ!」
シュウト「え?え~と、それじゃ…なにがいいかなぁ」
元気丸「何でもいいから食わせてくれよー」
騎馬王丸「おい、あれは食べ物を売っている店ではないのか?あそこへ行こうではないか」
ルナマリア「……結構タフだね、このおっさんガンダム」
刹那「ガンダムだからな。当然だ」

887 名前:天下一等2/3 :2009/08/12(水) 00:23:32 ID:???
カロッゾ「いらっしゃい。おお、シュウト君達か。そちらは友達か?」
シュウト「へへ~、こんにちは、カロッゾさん」
騎馬王丸「ほお…なかなか悪趣味な兜だな。まあいい、取りあえずにぎり飯を100個もらおうか」
カロッゾ「にぎり飯…だと…?貴様、私を朝パン主義のカロッゾと知っての狼藉か」
騎馬王丸「朝パン?何だそれは?にぎり飯に勝るものがあるとは思えんがな」




シーブック「何か店が騒がし…って、あれはラフレシア!?」
セシリー「まさかお父様…?一体何が!」
シュウト「やめてよー!二人ともー!」
元気丸「何か知らないけど面白いぞー!どっちも頑張れー!」
騎馬王丸「下がっていろシュウト!この姿、紛れもなくジェネラルの一味であろう!」
シュウト「違うってー!普通のパン屋の店長だよー!」
シーブック「シュウトか!どうしたんだこれは?」
シュウト「あ、シーブック兄ちゃん!騎馬王丸がおにぎりを注文したらカロッゾさんが怒っちゃったんだ!」
シーブック「うわぁ…そりゃ俺じゃ止められないな…」
セシリー「そうね…後は嵐が去るのを待つしかないわね…」
カロッゾ「ふはははは!怖かろう!行けいテンタクラーロッド!」
騎馬王丸「面白い!喰らえ我が奥儀!猛雷天波斬!」

チュドーン!

シロー「何だこの騒ぎは!」
グラハム「あれは!?まさしくガンダム!」
ハロ長官「うん?誰かと思えば騎馬王丸じゃないか。何をしているんだね?」
騎馬王丸「お前は……確かシュウト達の……丁度いい、ジェネラルの手の者が現れたのだ!」
ハロ長官「なに!?それは本当か!」
グラハム「ガンダムの敵ならば私の敵!いざ尋常に……勝負!」
刹那「ガンダムの敵ならばそれは世界の歪み!俺が……破壊する!」
シロー「落ち着いてくださいみんな!刹那もやめろ!
    あれはパン屋のご主人のカロッゾさんです!って聞いてねえ!」
シーブック「ははは……シロー兄さんも大変だな」
シロー「シーブック!?お前が付いていながらなぜこんな事に!」
シーブック「わー、ごめんごめんって言うか俺が来た時にはもうこうなってたんだよ」
シュウト「みんなー!やめてよー!せっかく観光に来たのになんで戦わなくちゃいけないんだよー!」
???「もう…見てられませんね」
シュウト「え…?その声は…」
リリ姫「わたしですシュウト。久しぶりですね」
シュウト「リリ姫もこっちへ来てたんだ!」
リリ姫「騎馬王丸達が迷惑をかけてないかと思って来てみましたが…案の定でしたね」
    でもシュウト…わたしが来たのはそれだけではなくてシュウトの事g」
シュウト「さあ!早く止めに行こうよ!」
リリ姫「え…あ、は、はい…」
ルイス「あらまぁ…シュウト君も自然とフラグを折っちゃうね」
ネーナ「あの兄弟には何人かそういうのがいるよねー」
ファ「カミーユやアムロさんみたいに真逆の人もいるのに」
ルナマリア「結構可愛い子なのにね、もったいない」

888 名前:天下一等3/3 :2009/08/12(水) 00:24:37 ID:???
リリ姫「では気を取り直して…皆さん!すぐにお止めください!力で押さえる事だけが正義ではないのです!」
カロッゾ「ふはははは!その程度では私は倒せぬぞ!」
騎馬王丸「久しぶりに骨のあるやつだ!血が滾るぞ!」
グラハム「人呼んで…グラハムスペシャル!」
刹那「俺が…俺達が…ガンダムだ!」
ハロ長官「チョオオオーーーッ!タァーーッ!」
シロー「うおおおお!こうなったら銃身焼けつくまで撃ち尽くしてやるーーっ!」

リリ姫「…………」
シュウト「えっと…聞こえてないみたいだね…あはは」
リリ姫「……マナよ!」

ボカーーン

シロー「い…いててて……何が起きたんだ」
カロッゾ「わ……私のラフレシアが……」
グラハム「く…武士道とは…死ぬことと見つけたり…」
刹那「俺は……ガンダムになれない……」
騎馬王丸「ふん……誰かと思えば姫か。余計な事を……痛つつ…」
ハロ長官「ふぅ…これはこれはリリジマーナ姫。ご機嫌麗しゅう」
リリ姫「ね?ちゃんと話せば皆さんわかってくれるんです」
シュウト「さっすがリリ姫だ!」
ルイス(いや、今なんか思いっきり光ってたよね?)
ネーナ(爆発したみたいに見えたよねー)
ファ(やっぱりこの人も普通じゃなかったのね)
ルナマリア(でもシュウト君は感動してるし、見てないふりした方がいいんじゃない?)
リリ姫「……何かおっしゃいましたか?」
4人「いえなにも」




元気丸「いやー!シュウトの世界もすごい奴がいっぱいいるもんだなー!」
騎馬王丸「ははは、少しは楽しめたぞ」
リリ姫「では今日のところはこれで帰る事にしましょう。皆さんまたお会いしましょう」
シュウト「えー、もう帰っちゃうの?」
リリ姫「あ…ではシュウトはラクロアに来て私と一緒n」
シュウト「まあいいや!今度は僕が遊びに行くよ!それじゃまたねー!」
リリ姫「…………orz」
シーブック「こりゃマイ兄さんの血を引いたかな」
シロー「ああ…あの姫さん少し不憫だな」
元気丸「ほらほら、姫も元気出せよ!またいつでも来れるじゃねーか!」
カロッゾ「おい、武者ガンダムども。帰るならこのパンを持って行け」
騎馬王丸「ほお…これがパンと言うものか…スカスカしているが…悪くはないな」
カロッゾ「次来た時にはにぎり飯の事など忘れるくらいのパンを食わせてやろう」
騎馬王丸「ふ…この世にそんな物が有るとは思えんがな。まあ期待だけはしておいてやろう」
元気丸「いや、これもうまいよ!おーい、変な兜のおっさん!また来た時はこれ100個用意しててくれよー!」
カロッゾ「ふはははは!いくらでも作ってやろう。好きな時に来るがいい!」

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最終更新:2014年02月08日 08:22