762 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/04/05(月) 10:29:18 ID:???
シュウト「ガロード兄ちゃんってさ、顔広いよね」
ガロード「そうか?黙ってりゃ女みたいな顔ってネタにされるときはあるけど
      顔デケエっては言われなかったな?デカイか?俺?」
シュウト「そうじゃなくて、知り合いが多いよねってこと!」
ガロード「ああ!……でも騎士とか武者のガンダムの友達がいるシュウトに言われるとはビックリだぜ」
シュウト「うーん……そういうことじゃなくてさ、爆熱丸や元気丸とかは侍でしょ?
      リリ姫はお姫様で、ゼロは騎士、デスサイズは変態、ハロ長官は長官で、ってそういうこと」
ガロード「どういうことだ?」
シュウト「だからさ、爆熱丸も、元気丸も、虎武羅丸も、騎馬王丸も、騎馬王衆もみんな侍でしょ?
      ゼロも、トールギスも、バトールも、ロックも、ナタクもみんな騎士でしょ?」
ガロード「職業ってことか?」
シュウト「うん。ガロード兄ちゃんの知り合いって色んな仕事してるよね。
      塾の先生に、花屋さんに、小麦農家に、自警団に、銭湯に、フロスト兄弟に、ラジオのパーソナリティ、
      学校の先生に、一国の皇子様に、シャアおじさんの会社の子会社の社長さんに、海の主……」
ガロード「言われてみりゃ、確かに色んなヤツがいるな」
シュウト「学校の授業でさ、将来の自分って題名で作文を書かなきゃならないんだけどさ
      そう思ったら色んな人の話を沢山聞けるガロード兄ちゃんはいいなあ、って思ったんだ」
ガロード「シュウトだって色んな世界を回れるんだろ?あのザクレロゲートってヤツでさ」
シュウト「そうだけど、でもボクは一人しかいないし、行ける場所も時間もそんなにないよ、きっと」
ガロード「そういう考え方もあるかも知んねーけどさ、そんな事考えてるより動いた方がイイと思うぜ。
      それにさ、なんつーの?百聞は一見にしかず?人の話で聞くよりもさ、自分で冒険して沢山色んなモノを見て
      それでそこに住んでるヤツと友達になってさ、一緒に泣いたり笑ったりして過ごした方が何倍もお得だぜ?きっとな!」
シュウト「ガロード兄ちゃん……」
ガロード「人に聞くのが悪いこととはいわねぇけどさ、でも自分の事だろ?自分で確かめた方がいいって!
      だいたいシュウトは冒険するの、好きだろ?じゃあ好きな事もやれて、知識も増えて、一石二鳥だ」
シュウト「うわ、何するのさ。ガロード兄ちゃんのジャケット、着せようとしてもボクじゃブカブカだよ!」
ガロード「へへ…俺も最初はそう思ってたんだぜ。これ、もともとシロー兄のお下がりなのは知ってるだろ?」
シュウト「うん」
ガロード「いつの間にかサイズがピッタリになってた。好きなこと目一杯やってると、小さいことは気にならなくなってくし
      時間が過ぎるのスゲー早いんだぜ?これってば俺の経験だから間違いない。
      だからシュウトも沢山、沢山冒険してたら、スグにこのジャケットに身体が合うぐらい大きくなるんだ」
シュウト「なりたいもの、みつかった?」
ガロード「ああ。世界で一番好きな女の子を世界で一番幸せにできる男になるんだ、俺は。
      “なりたい”じゃないぞ?“なる”んだ。わかったか、シュウト?」
シュウト「うん!ボクこれからキャプテンと一緒に他の世界に言ってくるよ!
ガロード「よっしゃ!行ってこい!」
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ヒイロ「随分と熱く語っていたな」
ガロード「げ、ヒイロ。もしかして聞いてた?」
ヒイロ「黙ってりゃ女みたい…の辺りからぐらいだな」
ガロード「最初っからじゃねーか」
ヒイロ「ふ……ティファを世界で一番幸せな女の子にするのは難しいかも知れないぞ」
ガロード「どーゆー意味だよ?」
ヒイロ「俺は世界で一番幸せな女の子はリリーナの方が似合うと思ってるからだ」
ガロード「ハン、やってみろってんだ」
ヒイロ「任務了解だ」

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最終更新:2014年07月22日 20:22