607 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/12/01(日) 01:48:26.32 ID:???
シャア「アフランシ、今年大ヒットした国営放送の連続テレビ小説を知っているかね?」
アフランシ「あまちゃんかい?流石に名前ぐらいは知っている。そこまで世俗に疎くない」
シャア「では現在放送中のタイトルは?」
アフランシ「確か……ごちそうさん?」
シャア「そしてごちそうさんの次はマッサンというタイトルの作品なのだが、これは実在の人物を元にしたドラマなのだ」
マッサンとは竹鶴政孝……ウィスキーメーカー、ニッカの創設者でありドラマの
主人公は彼の妻であるスコットランド人・リタなのだよ」
アフランシ「それで、何を考えているんだ記憶の中の僕」
シャア「無論、ドラマの放送に合わせて
ネオジオン社からウィスキーを出す」
アフランシ「ネオジオン社は酒も販売してたのか」
シャア「マッチからMSまでな」
アフランシ「アナハイムのお株を奪う手広さだな」
シャア「そういうワケだから、アフランシ、ネオジオンウィスキーの販売プロジェクト……頼んだぞ」
アフランシ「え?」
シャア「え?」
アフランシ「ありのまま今起こったことを話すと、社長室に呼び出されたと思ったら新プロジェクトのリーダーを押し付けられた」
シャア「正しい現状認識だな」
アフランシ「……ウィスキーって何年も寝かせるんじゃなかったか?来年には間に合わないよ」
シャア「この世界、エクストリームなりジェネレーションシステムなり完全善大将軍なり、時間を圧縮する抜け道は幾らでもあるさ」
アフランシ「タイムパトロールって存在しないのかな」
シャア「頼んだぞ、アフさん」
アフランシ「アルコールじゃなくてベイスボールみたくなってるよ、記憶の中の僕……」
クリシュナ「それでアフランシはウィスキーを作るんですか?」
アフランシ「記憶の中の僕には給料貰っているからね」
クリシュナ「アフランシがウィスキーに詳しいなんて知りませんでした」
アフランシ「え?」
クリシュナ「え?」
アフランシ「知らないよ、ウィスキー。今勉強している」
クリシュナ「ア、アフランシならすぐに覚えられますよ。だってシャアなんですから」
アフランシ「素人にウィスキー作らせる人だから何だっていうんだ……」
ミランダ「お酒に詳しい人に聞いてみたら?」
アフランシ「ミーシャやスメラギを始め
アル中の方々は呑む専門らしくてね。
ところでミランダってファミリーネームがハウだけど、記者のミリアリアさんとは知り合いかい?」
ミランダ「娘よ」
アフランシ「なん…だと……」
ミランダ「嘘よ」
アフランシ「酷い冗談だ、なぁギュネイ」
メッサー「俺はメッサーだよ。誰だよソイツ」
クリシュナ「いつも社長の近くにいる人ですよ」
メッサー「秘書か?」
アフランシ「違うな」
メッサー「SPか?」
ミランダ「コマンダーサザビーがいるのに?」
メッサー「じゃあソイツなんなんだよ」
アフランシ「僕にも分からない……ギュネイが何の役職なのか……」
クリシュナ「そんな人、どうでもいいじゃないですか。私、あの人苦手です。なんかウルみたいで」
――よいウイスキーづくりにトリックはない。
自然を尊重する素直な気持ちがすべての土台だ
アフランシ「なるほど……記憶の中の僕はだからウィスキー作りを任せてくれたのか」
ミランダ「地球の自然を紡ぐお酒がウィスキーというのなら、アフランシ、きっと貴方ならできるわ」
クリシュナ「ウィスキー作りに適しているのは……
適度な寒冷地で、乾燥しすぎず、水質に恵まれ、空気は冷めて澄んでいる所らしいですよ」
メッサー「コロニーじゃ無理だな」
アフランシ「よし、地球に降りよう。マラドス艦長!」
マラドス「おう、出番がないかと思ったぞアフランシ!!」
608 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/12/01(日) 01:49:51.48 ID:???
Dバルチャー「デビィィィィル!ヒャッハーーーー!!!」
レエ「ゴメンよアフランシ!目をつけていた場所が野良デビルガンダムバルチャーのテリトリーだったなんて!」
アフランシ「野良デビルガンダムバルチャーなら退治すればいいだけだ」
メッサー「おらおらノデガバ野郎、死んでも人様に迷惑かけるんじゃねえ!!」
アフランシ「その略しかたは如何なものだろう」
Dバルチャー「デビデビヒャッハ!!」
レエ「危ないメッサー!!」
メッサー「ぎゃーー」
アフランシ「ギュネイが死んだ!!」
メッサー「メッサーだって言ってんだろ!つうか死んでねぇ!」
レエ「アフランシ……メッs…ギュネイがDG細胞に侵されて……」
メッサー「なんで言い直した?なぁ、なんでだ!!」
アフランシ「ギュネイの髪がモヒカンに!!」
レエ「見ないで!見ないでよアフランシ!!こんなギュネイの姿……アンタには見て欲しくないんだ!!」
メッサー「ギュネイじゃねえ!!」
アフランシ「ファンネル……シュート!!」
Dバルチャー「デビィィルヒデブッ!!」
アフランシ「メッサー……仇はとったぞ」
メッサー「メッサーじゃねえ!ギュネイだ!!……あ、アレ?」
クリシュナ「取り敢えずまたデビガンが生えてこないように除草剤撒いておきましょう」
ミランダ「それから蒸留所をつくる土地の買収ね。取り敢えずこれぐらいの金塊でいいかしら?」
アフランシ「金にものを言わせるやり方は好きじゃないが……こういう道化もしなきゃならない立場ということか」
クリシュナ「アフランシ、向こうからガンダムタイプが!!」
ガキョン!
ウィッツ「やい、テメェらだな!俺の故郷に性懲りもなくやってきたっていうバルチャーは!!
この俺がきたからにはもうこの土地には一歩も足を踏み入れさせねぇぞ!!」
アフランシ「一歩どころか、僕はこの土地を頂いていく!!」
ウィッツ「なんてふてぇ野郎だ!」
アフランシ「金ならある!!」
つ【金塊】
ウィッツ「おいそれ俺の金塊じゃねーか!!」
アフランシ「何をいってるんだ、コイツは」
ウィッツ「そのアタッシュケース(MSサイズ)は間違いねぇ、俺のだ!!」
クリシュナ「そんな……市販されているアタッシュケースなんだから、いくらだって同じのあるのに!!
なんてバカな人なの……不愉快だわ!ウルと一緒に居るときぐらい不愉快だわ!!」
メッサー「なぁ、そろそろウルどっかで泣いてるんじゃね?」
レエ「アフランシ、他人のものを盗むなんて見損なったよ!!」
メッサー「ここにもバカがいたわ!!」
【ただいまアフランシとウィッツがぶつかることで深く結びつく友情をしています。少々お待ちください】
ウィッツ「あっはっは!アフランシ、お前目の付け所がいいぜ!!」
アフランシ「ああ、ここは気候もいいし、麦が取れる。お酒をつくるのには麦芽が必要だからね」
ウィッツ「く~…これでウィスキーが名産になれば村も益々潤うってもんだ。
よし、アフランシ俺に全部任せろ!村の連中を説得してきてやるぜ!!」
マラドス「流石だなアフランシ。既に現地人を仲間に引き入れるなんて」
ミランダ「
シャア・アズナブルの再来に相応しいカリスマだわ……」
クリシュナ「アフランシ×ウィッツかぁ……」
メッサー「モヒカン直らねぇんだが」
レエ「ウィッツ×アフランシじゃないの?」
609 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/12/01(日) 01:52:35.12 ID:???
アフランシ「ウィッツが蒸留所の土地を交渉している間、僕達はウィスキーを熟成させる樽の材料を探そう」
クリシュナ「ウィスキーの色って樽の木の色なんですね、アフランシ」
アフランシ「ああ、樽には主にオークが使われる。ナラとカシだな」
ゼハート「フラムを酒漬けにしてワカメ酒しながら自分色に染め上げるだと!!この変態め!!
フラム・ナラは私の部下だ!そんなことは絶対にさせん!したければ私を倒してからいけ!!」ダン!ダン!ダンッ!!
ミランダ「アフランシ、童貞を拗らせた可哀相な火星人があらわれたわ」
アフランシ「マーズノイドがどうして北米大陸に?」
ゼハート「私は海賊を追って地球に降りてきたのだ。このスレを見ろ!!」
安価で海賊行為をするスレ PART5
610 名前:海賊さん@大航海[sage] 投稿日:2013/11/28(木) 19:13:57.86
グラハムの
ガンダムのトゲトゲを全部とんがりコーンに変える
611 名前:海賊さん@大航海[sage] 投稿日:2013/11/29(金) 00:01:47.32
おk。じゃ明日集まれるやつカナダ集合な
612 名前:海賊さん@大航海[sage] 投稿日:2013/11/29(金) 02:20:14.55
明日パンの仕込みがあるんでキンケ不参加です
613 名前:ブラックジョーカー(現役)[sage] 投稿日:2013/11/29(金) 05:39:07.75
ノリ悪いな……俺は部下全員集合でいくつもりなのに
614 名前:マリア[sage] 投稿日:2013/11/29(金) 06:34:25.90
ロシアやる気出し過ぎ。ストーカーされてるから?
615 名前:アッシュ[sage] 投稿日:2013/11/29(金) 06:39:23.36
アルゴさんにはこの前のゼハートに無許可でレギルスの色塗り替えの恩返ししなきゃな
アフランシ「
宇宙海賊って小学生なのか?」
クリシュナ「何色に塗られたんですか?ドドメ色?」
ゼハート「赤だ!火星の色だ!!」
アフランシ「気に入ってるじゃないか」
ゼハート「水性塗料で塗られなければな!!雨が降って大変だったわ!!」ダン!ダン!ダンッ!
レエ「ところでコイツ仲間にすんの?」
ミランダ「やめておきなさいアフランシ、童貞がうつるわ」
アフランシ「僕、非童貞なのに?」
ゼハート「貴様は俺の敵だ、
アフランシ・シャア!!」
アフランシ「急に襲いかかるな、
ゼハート・ガレット!!」
クリシュナ「ゼハート×アフランシなんて!!」
アフランシ「ファンネル、シュート!!」
ゼハート「ウラヤマシカッタンダー」
マラドス「55秒で返り討ちだ」
アルゴ「……よく考えたらガンダムのトゲトゲとトンガリコーンではサイズが違いすぎてすり替えられんな」
マリア「よく考えなくてもすり替えられませんね」
アッシュ「仕方ないからグラハムさんの前でエグザイルごっこしましょうよ」
テーテーテーテテッテーテッー
グラハム「なんだお前達は……アルゴ・ガルスキーこれは一体……」
アルゴ「………」
マリア「………」
アッシュ「………」
グラハム「なぜ……なぜ俺の前でガンダムがダンスを踊っているんだ……
しかもサイコMK3だけ巨大すぎてモーションのシルエットが歪すぎる……」
刹那「これがガンダムの生み出した歪み……義務教育にダンスが加わる歪みだ」
テーテーテーテテッテーテッー
アルゴ(……楽しい)
マリア(……あ、枝毛)
アッシュ(なんで刹那がいるんだろう?)※特に理由などない
610 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/12/01(日) 01:53:53.07 ID:???
アフランシ「あ、いたいた。グラハムさーん、ネオジオン社のものですが木を分けていただけますか?」
グラハム「む……すまないが、コイツらのせいで木こりの仕事ができんのだよ」
クリシュナ「目の前に海賊がいるんですから、捕まえちゃえばいいんですよ。元刑事なんでしょう?」
グラハム「刑事は辞めた身だからな」
アフランシ「とにかく、あの黒いエグザイルを止めればいいんだな?」
アッシュ「踊りたい時だってある!俺達は海賊なんだから!!」
ジャン・ウェン・フー「踊らせてやれよアフランシ!!」
アフランシ「香港マハのトロワ・バートン、なぜここに!!」
ジャン・ウェン・フー「ジャン・ウェン・フーだ!
中の人ネタはいい加減にしろよ!」
クリシュナ「酷い!!マイナーな私達はメジャーな人達に寄生して生きていくしかないのに!!」
グラハム「ぶっちゃけたな……」
刹那「これが知名度の歪み……」
アルゴ「貴様にはわかるまい。シャッフル同盟ってドモンと、チボデーと、サイサイシーと……あとえーっと
ジョルジュと……あれ?最後一人
誰だっけ?と言われる男の気持ちが!!」
アフランシ「諦めるか……Gセイバーがガンプラビルドファイターズに出演した今、僕達だって!!」
マラドス「とこでメッサーはどうした?」
レエ「置いてきた。モヒカンが直りそうにないから」
ジャン・ウェン・フー「適当すぎる理由だ!そう、理由なんてないのさアフランシ!!
だからこのままエグザイルは増やし続ければいい!そうして美しすぎるカードゲームに押しつぶされてしまえばいいんだ」
アフランシ「ジャン・ウェン・フー……MAKIDAIの演技に絶望していたのか……」
アッシュ「上戸彩……彼女はあの日(SEED放送時)みた遠い光だ……」
アフランシ「土地は買った。樽も色々あって手に入った。あとは蒸留器だな」
クリシュナ「材料は銅じゃなきゃいけないんですか?」
マラドス「銅は柔らかいし腐食し易いぞ。鉄とかステンレスとかがいいんじゃないか?」
アフランシ「いや、銅は触媒作用があり、異臭を除去できる効果がある。匂いはウィスキーの生命線の一つだからね」
アッシュ「ガンダリウム合金でいいんじゃないか?あれなら万能だろ」
アフランシ「確かにガンダリウム合金ならなんとかなりそうだけど、銅より入手がこんなんじゃないか?」
アッシュ「いや、なんかヒイロが北海にウイングガンダム捨てたまんまだから拾っていいってさ」
アフランシ「そうか。じゃあ使わせて貰うかな。……ん?」
アッシュ「ん?」
アフランシ「ミランダ、なにか人数がおかしくないか?」
ミランダ「そう?アフランシ、クリシュナ、マラドス艦長、私、メッサー、レエの6人でしょ?」
アフランシ「まて、メッサーは置いてきた筈だ」
ミランダ「だから代わりにアッシュがいるんじゃない」
アフランシ「なるほどそうか」
マラドス「うーん、このツッコミ不在」
611 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/12/01(日) 01:55:12.42 ID:???
カティ「サルベージに関しての書類は以上だ。これでその鉄屑は正式にネオジオン社に譲渡されたということになる」
ウイングガンダム「テツクズジャナイモン!」
クリシュナ「アフランシ、大変よ、レエが……老けた!!」
アフランシ「直接的すぎる、クリシュナ!!」
レエ「私はここだよ!!」
カティ「この馬鹿者どもが!!」
ミランダ「この女性……高いツッコミ力を感じるわ」
アッシュ「Xラウンダーなのか?」
ミランダ「でも近くに巨大なボケがいるために、そのツッコミ力は全てそこに注がれてしまっているのね」
コーラ「大佐ー、ダブリンにコロニー見に行きましょうよー」
カティ「働け!!」
ハサウェイ「ダブリンのコロニーに名前をかけば両思いに慣れるっておまじない……」
ウル「迷信だろうと、クリシュナを手に入れる為にはなんだってするさ」
グレミー「ルーさんの名前を誰よりも深く、大きく刻むのだ!!」
アフランシ「………」
クリシュナ「アフランシ、私達はなにも見てないわ」
アフランシ「そうだな」
マラドス「なんにせよ、これでミッションコンプリートってヤツだ」
【半年後】
シャア「アフランシ……ネオジオンウィスキーを飲んだ者がモヒカンになるという現象に心当たりはないか?」
アフランシ「有る無しでいえばあるな。おそらく熟成の樽に謝ってメッサーを詰めてしまったのが原因だろう」
シャア「なぜだアフランシ……お前ほどの男が……」
アフランシ「年末の時期に面倒なプロジェクトを押し付けられたんだ。荒みもする」
シャア「アフランシ?」
アフランシ「……クリスマスもお正月も、僕は家族と過ごしたかったんだよ、シャア・アズナブル。
僕は貴方じゃない。アフランシ・シャアだ。貴方のように仕事に生きれない!!」
シャア「私は……
人として当たり前の生き方を察することができない男だということか。
クェスが父親を欲していたことがわからなかったように、一人の家庭人としてのアフランシの心を察せられなかったと」
アフランシ「それでも記憶の中の僕も大切な人だから、断りようがないんじゃないか」
シャア「しかし……意趣返しにしては無関係の人を巻き込みすぎる」
アフランシ「地球にアクシズを落とすほどのことじゃない。それにモヒカンは一日で直る。後遺症もない。ちょっとしたパーティグッズさ」
シャア「アフランシ、それでも私は君を殴らねばならない。殴られずに一人前になったものなどいないのだから」
アフランシ「それは上司としてかい?保護者としてかい?」
シャア「両方だ」
アフランシ「そうか。最後に言わせてくれ」
シャア「なんだ?」
アフランシ「グレミーが仕事サボって文化遺産に落書きしてた」
シャア「OK、完全なる不祥事だ。揉み消す。グレミー坊やはシベリアにとばす」
アフランシ「汚いな大人流石汚い」
最終更新:2016年02月11日 21:04