181 : 通常の名無しさんの3倍2016/11/24(木) 15:43:28.09 ID:S+mEHJwB0
バナージ「なんだろう、オードリーから突然呼び出しを受けたけど。ま、まさか不意打ちでデートの誘いか?」
ミネバ「おーい、バナージー」
バナージ「オードリー! 急に呼び出して何ぐわっ!」
プル「今来た人アウト~」
ミネバ「…雪合戦で負けているから助っ人によんだのだが、早々にあたってしまったな、バナージ」
バナージ「そ、そういうことは早めに伝えてくれ…」

マリーメイア「協議の末、今のは参加前だったのでノーカウントということになった」
ミネバ「だいじょうぶか、バナージ」
バナージ「大丈夫。だけど何だったんださっきの雪玉は? まるでマシンガンみたいな速さだったぞ」

アルミリア「すごいわカーラ。まさか廃材からこんなマシーンを造るなんて」
カーラ「ピッチングマシンを改造した高速雪玉射出機だよ~」

バナージ「なんだあのマシン!? ていうか向こう大人がいるじゃないか、あんなの反則だろ!」
マリーメイア「なにをいってますの?」
ミネバ「カーラはふつうにわたしたちのクラスメイトだぞ。なにもおかしくはない」
プル「ただあのマシンが凄すぎて、私たち全然近づけないんだよね~」
マリーメイア「ですのであの弾幕を突破できそうな方をとミネバが呼んでくれたのだが…」
プル「来て早々に当たるなんてとんだ期待外れだよ」
ミネバ「と、いわれているがお前はたよりにならないのかバナージ?」
バナージ「くっ、そんな目で見られたらやるしかないじゃないか! バナージ、行きまーす!」

バナージ「うおおおお!!」
カーラ「わわっ! 雪玉が全然当たらないよ!」
プルツー「まさかこの高速連射を生身で回避するとは。どうする、どんどん近づいてくるぞ」
アルミリア「仕方ありません、こちらも援軍を呼びましょう」prrrrr

バナージ「ハアハア、よし、もうすぐ本陣だ」
マリーメイア「意外とやるのね彼」
ミネバ「いいぞバナージ!」
バナージ「あとはあの旗を奪えば…っと、また撃ってきたか」

マクギリス「…なるほど、あれだけの雪玉を軌道を読んで紙一重で回避するとは。あれがニュータイプか」
アルミリア「勝てますの? マッキー」
マクギリス「もちろんだよ。確かに回避能力は素晴らしい、だが足元はただのスニーカーだ。こんな雪の積もった場所であんな動きを続ければ…」
バナージ「うわっ!」
マクギリス「当然、滑る。そしてそこを狙えば」つ⌒○
バナージ「!」
ミネバ「ああ! バナージがやられた!」
アルミリア「さすがだわマッキー!」
マクギリス「ふっ、色気を出したな少年。私のようにゴム長で来ればよかったものを」

182 : 通常の名無しさんの3倍2016/11/24(木) 15:45:12.17 ID:S+mEHJwB0
プル「どうしよう、このままじゃ負けちゃうよ。あのなんかエレガントな感じの金髪の人に!」
マリーメイア「仕方ない、エレガントにはエレガントだ」prrrrr
トレーズ「呼んだかな、マリーメイア」
プル「はやっ!」
マリーメイア「お父さま、このままでは負けそうなのです。どうか力を貸してください」
トレーズ「ふ、敗北も価値あるものだし子供同士の戦いに大人が出るのはエレガントではないが」
マクギリス「……」
トレーズ「あれが噂のマクギリス・ファリドか。彼とは一度手合せしてみたかった。いざ、勝負といこうか!」

アルミリア「嘘でしょ。マリーメイアのパパ、全然雪玉が当たらない!」
プルツー「むしろ雪玉の方が避けていってるな」
カーラ「おかしいなー壊れたのかな?」
マクギリス「あれがトレーズ・クシュリナーダ。エレガントでない攻撃は全て無効というわけか、面白い」
???「苦戦しているようだな」
マクギリス「君は…」
ヴァルダー「雪合戦とは面白い。この暗黒の破壊将軍ヴァルダー・ファーキルが手を貸してやろう」
マクギリス「……誰だ?」

プル「あ、また向こうに人が増えたよ!」
ヴァルダー「行くぞトレーズ! この雪玉を貴様の血で赤く染めてやる!」
マリーメイア「お父さまー! お知り合いですかー?」
トレーズ「いや、初対面だと思うが」
ミネバ「そうなのか?」
マリーメイア「あの記憶力がいいお父さまが知らないと仰るならきっとそうなのだろう」
プル「でもバナージがやられちゃって人数的にはこっちが不利だよ」
ミネバ「しかたない、またえんぐんを呼ぼう」prrrrr

ドズル「うおおおお! ミネバの拠点をやらせはせん、やらせはせんぞおおお!!」
アルミリア「ミネバのパパまで出てきましたわ!」
プルツー「仕方ない、ならばこちらも援軍を」prrrrr
マリーダ「ミネバ様を攻撃するのは心苦しいが…!」
プル「あっマリーダはズルいよ! よーし、ならこっちだって考えがあるもんね」prrrrr
ギレン「……」
ドズル「おう、アニキも来たか」
プルツー「くっ、パパを呼ぶとは卑怯だぞ姉さん!」
ギレン「け、決して呼ばれたから来たわけではないからな! それとパパと呼ぶな!!」
カーラ「ようし、ならわたしだってパパを呼ぶもん」prrrrr

一時間後
サンダース「はいこちら日登警察署……え? 街中でビグザムやらトールギスやらグリムゲルデやらが二陣営に分かれて戦ってる? え、まだ増えてる? 今度はフルアーマーガンダムが来た?」
エレドア「おいおい、戦争でも始まったのかよ」
シロー「とにかく出動だ! 急ぐぞ!」

ミネバ「はあ…雪合戦もいいけど、やっぱり雪の日はこたつがいちばんだなあ」
プル「どうかーん」
マリーメイア「しかしお父さまたちはまだ雪合戦をやっていらっしゃるのだろうか…」
プルツー「あんなにはしゃいで、まだまだ子供だね」


バナージ「あ、ありのまま、今目の前で起こっていることを話すぜ! お、俺は雪合戦の最中気絶したと思ったらいつのまにかMSを持ち出した戦争に巻き込まれていた…な、なにを言ってるかわからねえと(ry」

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最終更新:2017年04月09日 13:48