391通常の名無しさんの3倍
垢版 | 大砲
2023/08/16(水) 23:32:12.90ID:dk0zpltT0
喫茶M&S
スレッタ「はあ……」ナデナデ
リリッケ「どうしたんですかスレッタ先輩?」
チュチュ「一週間くらい前からなんかずっと凹んでんだよな」
アリヤ「ひょっとしてお盆になにかあったのかい?」
スレッタ「実は……
389のようなことがありまして」
リリッケ「死者を呼び出すなんて、そんなことできたんですか先輩!?」
アリヤ「でも話を聞く限り成功はしたんだろう? それでどうして落ち込んでるんだい?」
スレッタ「それが……結局エランさんには会えずじまいだったので」ナデナデ
チュチュ「エラン? エランってペイル寮のエラン・ケレスか?」
アリヤ「そりゃ会えるワケないだろ、だって彼まだ生きてるじゃないか」
スレッタ「それが、今のエランさんは強化人士の5号?さんで、私たちが知っているのはその1つ前の4号さんなんだそうです」
チュチュ「はあ!?」
スレッタ「それで5号さんの話だと、4号さんは私との決闘に負けて処分されそうになったところを逃げ出したそうなんですけど……」
チュチュ「まだ見つかってないと」
スレッタ「はい。だからもしかして、と思って」ナデナデ
リリッケ「そうだったんですか……」
アリヤ「う~ん、詳しい事情はわからないけど、見つからなかったのなら逆に良かったんじゃないかい?」
スレッタ「え?」
アリヤ「だってお盆に現れなかったってことは、彼はまだどこかで生きてるってことじゃないか」
スレッタ「あ……そっかあ……!」
リリッケ「きっとそうですよスレッタ先輩!」
スレッタ「うん……そうだよね!」
チュチュ「ていうかなんでそんなにエラン4号?のこと気にしてんだ?」
スレッタ「え、それは……!」
リリッケ「あ、ひょっとしてスレッタ先輩。前のエランさんのこと好きだったんですか?」
スレッタ「う、うう……(赤面)」
リリッケ「あ、スレッタ先輩真っ赤になってる~!」
チュチュ「あんだよ、スレッタも案外隅におけねえな」
リリッケ「そうですね、ミオリネさんという婚約者がありながら」
スレッタ「か、からかわないでくださいよう」ナデナデ
アリヤ「ところでスレッタ。君はさっきから一体なにを撫でているんだい?」
スレッタ「え? なにって、この店で飼われてる猫ちゃんですけど」
エラン4号(猫耳装備)「にゃー」
リリッケ「わ~! かわいい~!」
アリヤ「ずいぶん君に懐いてるようだけど、この店は常連なのかいスレッタ?」
スレッタ「い、いえ、初めてです。だけどこの子、なんだか人懐っこいみたいで、店に来てすぐ私の膝の上に乗ってきたんです」
チュチュ「ていうかなんとなくエランに似てねえ? この猫」
アリヤ「そう言われてみるとそうだね」
リリッケ「あ、しかも手を伸ばしてスレッタ先輩の頭を撫でてる。か~わいい!」
エラン4号「スレッタ……僕のことでそんなに落ち込まないで。僕は今、この店で猫としてそれなりに楽しく暮らしてるから。だから君も君で幸せに生きて」
スレッタ(通じてない)「ふふ。私のこと慰めてくれてるの? 優しいんだね。なんだか本当にエランさんみたい」
かつての想い人が今や喫茶店の猫として飼われているとも知らず、ただその優しさに癒されるスレッタだったとさ
フリット「あの自称猫男、マリナさんのみならずスレッタ姉さんにまで手を出して……!」ギリギリ
呂布「やはりあの猫耳男、我らの手で去勢すべきかもしれんな」
刹那「刹那・F・セイエイ、エラン4号のタマ狩りミッションをスタートする……!!」
シーリン「まあまあまあまあ」
395通常の名無しさんの3倍
垢版 | 大砲
2023/08/17(木) 19:06:57.46ID:/858LNld0
391
????「そこの君達、彼に対して無粋な真似は止すんだな」
???「兄さんの言う通りだよ。スレッタ・マーキュリーの夢を壊すだなんて彼女の兄弟らしくもないね」
フリット(爺)「き、貴様らは・・・フロスト兄弟!」
刹那「何故お前達がしゃしゃり出てくる!?」
シャギア「決まっているさ。彼を猫に仕立て上げたのは、私達なのだから」
呂布「何だと!?では貂蝉(マリナ)の下で奴が飼われるように仕向けたのも・・・」
オルバ「それについては管轄外だね。彼を拾ったのはマリナ王女自身の意思さ。」
刹那「彼女自身の・・・意思だと!? そんな事信じられるか!」
シャギア「ともかくだ。我々の目が黒いうちは、彼に危害を与える事は断じて許さない・・・」
オルバ「今の暮らしを彼はとても気に入ってるんだ。邪魔立てするのなら、こちらにも考えがあるよ?」
最終更新:2025年04月22日 13:17