ヴィンセント・グライスナー(CV:桜井孝宏)
十八歳、曹長。少年らしい生真面目を持つが、頭の良さが良い方向に働き、バランスの良い人格を持つ。
当初はエースに夢見るが、地獄の戦場に揉まれ現実と戦い続ける強さを得る。
ダグ・シュナイド(CV:安本洋貴)
三十七歳、大尉。マルコシアス隊総隊長兼、隊員達の教導試験官。率いる若者たちの生還を望みつつも、戦争での勝利と常に板挟みとなる。それでも心が折れない強さを持つ、隊の父親的存在。
リベリオ・リンケ(CV:木村良平)
十八歳、伍長。軽妙な性格で、なにも考えていない様に周りからは見えるムードメーカー。
その実、心の底には常に冷めた部分を持ち、その達観が表向きの軽さを作っている。ヴィンセントの友。
ギー・ヘルムート(CV:富永利行)
二十歳の軍曹。自分が一番であり、己一人が最高の栄誉を得ると信じる歪んだ所を持つ。
だが、仲間と共に戦場で地獄を見る度に圭角がとれて行き、仲間と隊に対して誇りを持つようになる。
セベロ・オズワルド(CV:興津和幸)
二十三歳、曹長。A小隊の隊長。エリートぞろいのマルコシアスの中で最も訓練成績が良かった。
初期は出世競争に目が向いていたが、教訓を受け軌道修正を行い、隊の事を考えるようになってゆく。
アルバート・ベル(CV:富田幸孝)
十五歳、伍長。損耗の著しいマルコシアスに与えられた補充兵。あまりにも若く頼りない少年。
アンネローゼ・ローゼンハイン(CV:竹達彩奈)
十六歳、軍曹の補充兵。若く経験が少ない為、戦力としては頼りないが、非常に勘の鋭い所を持つ少女。
アルバートを幸運の象徴と感じている。