機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…(作品解説)

FROM PLACE IN THE ENCOUNTER MOBILE SUIT GUNDAM Side Story


概要

原作ゲームは『機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…』アニメ作品群「ガンダムシリーズ」の一つで、2003年9月4日にバンダイから発売されたPlayStation 2用ゲームソフト『機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙』に収録されたオリジナルストーリー。
メディアミックスとして漫画版や小説版も発表されている。
PlayStation 2用ソフト『機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙』は、同名の映画(アニメ『機動戦士ガンダム』の劇場版第3作)のゲーム化であるが、映画本編を再現した「ストーリーモード」に加え、ゲームオリジナルのストーリーである「サイドストーリーモード」として収録された作品が本作である。
これまでの「機動戦士ガンダム外伝」シリーズは完全新作のオリジナルストーリーであったが、本作はバンダイ発行の雑誌「SDクラブ」連載のメカニックデザイン企画『M-MSV』(大河原邦男コレクション)及び、それに付属する小説「モビルスーツコレクション・ノベルズ Act.3『ア・バオア・クー攻防戦』」を原作としている。また、本作以前の同シリーズは外伝だけの独立したソフトとして発売されており、別のソフト内のサブストーリーとして付随する形で発表されたのは本作が初めてとなる。ただし同シリーズでは、スーパーファミコン用ソフト『機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079』収録の「死にゆく者たちへの祈り」を第1作に数えることもあり、それを含めれば2作目となる。
主役モビルスーツであるガンダム4号機と5号機のプロモーションも兼ねており、ゲームの発売に前後してプラモデル(ガンプラ)やアクションフィギュアといったさまざまな商品が発売された。

ストーリー

一年戦争末期、ジャブローを発進する第13独立戦隊「ホワイトベース」と同様に宇宙艦隊本隊に先行して発進する艦隊があった。ホワイトベース級準同型強襲揚陸艦「サラブレッド」を旗艦とする第16独立戦隊である。
囮として敵をひきつけるのが任務だった第13独立戦隊とは逆に隠密行動を主任務とするこの艦隊の目的は、チェンバロ作戦(ソロモン攻略戦)に備え、ジオン軍のグラナダから宇宙要塞ソロモンへの補給を秘密裏に断つことにあった。
この重要任務を達成すべくサラブレッドには宇宙戦仕様に特化するチューニングがなされたガンダム4号機とガンダム5号機が配備されていた……。

登場人物

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最終更新:2014年05月31日 22:25