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多勢に無勢

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多勢に無勢

月下の戦塵 / エクステンションブースター / ウィナーズブースター01

OPERATION
O-X6 茶 2-3-0 C
(戦闘フェイズ):《(0)》手札1枚を選んで廃棄し、セットカード以外の自軍カードX枚を選んでロールする。その場合、敵軍プレイヤーは、セットカード以外の自軍カードX枚を選んでロールする。


任意の枚数の自軍カードをロールする事で、その数と同数の敵軍カードをロールさせるというオペレーション

自軍カードの枚数が敵軍カードよりも多い状況では、かなり強力なロックカードとして機能する。
敵軍の攻撃前に全ての敵軍カードをロールし、返しの自軍ターンでロールせずに残した自軍ユニットで攻撃、という動きを何度も繰り返す事により、敵軍に攻撃も防御もさせず一方的に本国を殴り続ける事が可能。当然、相手がロックから抜け出せなければそのまま勝ちに持っていける。特に、場のカード枚数が少なくなりがちな低速デッキに対してはかなり強力なロックを掛けられる。
かつて、これをコンセプトにしたデッキがそれなりの流行を見せた時期もあるほどで、その実力は侮れない。

このカードを使う上で重要なのは、どのようにして場のカード枚数と廃棄する手札を確保するか、という点に尽きる。
手札が無くなってしまえば効果を起動することができなくなってしまうが、かといってあまり手札の確保を重要視し過ぎると今度は場のカード枚数を増やしにくくなる。手軽に引き増せるゴッドガンダム&ドモンなどのACEカードはロールコストを必要とする関係上、このカードと共存させる事が難しい。この辺りをどう解決するかが、デッキを構築する上で重要なポイントになってくるだろう。

嵌った時の効果が強力なカードではあるが、その一方で抜け道が少なくないのも事実なので注意しておきたい。このカードに対するオペ割りに弱いのは勿論の事、気化爆弾などで自軍ユニットを一掃されたり、シャクティの祈りで自軍オペを一掃されたりすると、コストに使えるカードが一気に減ってしまうので、途端にロックカードとしては機能しなくなる。また、そもそもロール効果を受け付けないアンタチャブル効果持ちのカードや手軽にリロールできるユニットなども多数存在することから、相手によっては全くといって良いほど役に立たない事も珍しくない。
このカードの収録当時ならいざ知らず、今となってはデッキの軸にするのは少々厳しい、というのが正直な所だろう。
ただ、最近ではロールコストの支払いが必要になるACEが登場した事もあり、相手が自分からリロール状態のカードを減らしてくれる機会が多くなったのは追い風ではある。このカードの効果に頼り切りなデッキを組むのではなく、攻防の補助の一手として、あるいは相手のACEに対する牽制として普通のデッキに数枚忍ばせておくような形であれば、まだまだ活躍の機会はあるだろう。
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