数奇な運命
刻の末裔
OPERATION O-72 青 1-3-0 C
オペレーションを破壊するオペレーション。自軍ドローフェイズが来る毎に、1枚のオペレーションを破壊できる。
このカードの最大の利点は、このカード1枚だけでオペレーションを何枚でも破壊できる点に尽きるだろう。時間はかかるものの、このカード1枚で5枚以上のオペを破壊するなんて事も、ゲームの展開次第では不可能ではない。また、このカードが場に置いてある=オペレーションをプレイしてもすぐに割られてしまう、というプレッシャーを相手に与える事で、オペレーションのプレイを鈍らせる効果も期待できるだろう。
このカードの最大の利点は、このカード1枚だけでオペレーションを何枚でも破壊できる点に尽きるだろう。時間はかかるものの、このカード1枚で5枚以上のオペを破壊するなんて事も、ゲームの展開次第では不可能ではない。また、このカードが場に置いてある=オペレーションをプレイしてもすぐに割られてしまう、というプレッシャーを相手に与える事で、オペレーションのプレイを鈍らせる効果も期待できるだろう。
ただし、効果は強制かつ自軍のオペも対象に取れてしまう事から、敵軍のオペが存在しない場合は自軍のオペを破壊しなければならなくなる。各種特殊兵装などの回収可能なものがあるならそれを破壊すればいいが、そうでないなら自軍のカードを次々と削っていく羽目になってしまう。幸い、このカード自身を対象にする事も可能なので、どうしても破壊するカードがないのであればこのカード自身を破壊してしまうのがいいだろう。少々勿体無い感じは否めないが、そうした事態になるまでに何枚かの敵軍オペレーションを破壊できていると思われるので、アドバンテージ的には一方的に損をする事はないはずだ。
このカードを使う上で注意しておきたいのは、場に出すタイミングが早過ぎても遅過ぎても良くない、という事である。相手のオペが1~2枚程度しかない序盤から出した場合は、大した枚数を割れない内にこのカード自身を破壊しなければならなくなる可能性が高い。かといって、相手のオペが5枚も6枚も並ぶような状況になるまで手札に握っておいてしまうと、このカードを出すまでの間、相手にオペレーションを存分に活用されてしまうし、充分な枚数を破壊する前にゲームが終わってしまう可能性も高い。
こうした点から考えると、相手がどの程度の枚数のオペレーションを使うデッキなのか、どのタイミングでプレイするのが良いのかをしっかりと見極めてプレイしなければ、充分な効果を発揮できないカードという事になる。テキストのシンプルさとは裏腹に、かなり高いプレイングスキルを要求するカードであると言えるだろう。
こうした点から考えると、相手がどの程度の枚数のオペレーションを使うデッキなのか、どのタイミングでプレイするのが良いのかをしっかりと見極めてプレイしなければ、充分な効果を発揮できないカードという事になる。テキストのシンプルさとは裏腹に、かなり高いプレイングスキルを要求するカードであると言えるだろう。
また、オペ割りとしては即効性に欠けるという欠点がある。丁度良いタイミングを見計らってこのカードを出したとしても、次の自軍ドローフェイズを迎える前にこのカードが割られてしまった場合は1枚もオペ割りができずに終わってしまう事になる。また、相手がプレイしたオペレーションを1ターンは野放しにせざるを得ないため、例えばブロッカー除去を目的としてプレイされた転向などに対して、このカードは何ら効果を発揮できないことになる。
こうした欠点がある以上、「このカードを入れておけばオペ対策は万全」というタイプのカードとは言い難く、構築戦での採用はほとんど見られないというのが実情のようだ。
なお、「自軍ターンが来る度にオペ1枚を破壊する」という性質のカードとしては、後に登場した白いモビルスーツの伝説が半ばこのカードの上位互換に近い性能を持っている。追加コストも含めたコストの高さや、摂政の演説に弱いなどの弱点はあるものの、扱いやすさではあちらの方が大幅に上回るため、何か特別な理由が無ければこのカードを採用する意味はほとんど無くなってしまった。