Heroine Crisis Crisis くらくら! 追加/変更ルール
概要
●くらくらのヒロインはより強く、そしてより淫らに戦う。 魔族はヒロインの身体に調教の傷跡を刻みつけ、それはヒロインを永久に蝕む枷となる。 ●《調教刻印》ルールの追加。(通常の《刻印》ルールの拡充) それに伴いCP/SPの獲得機会を増やした。《調教刻印》は追加のクライシスアクトとして機能する。(ただしリスキー) ●選択ルールとして《懐妊刻印》の追加。(←[[はらみんクライシス]]より。判定などは簡易化) ●堕落判定ルールの変更。(堕落判定にCP使用不可。判定の目標値はSP÷2(切捨)に) ・これにより、堕落判定のためにCPを取っておく必要がない。 ●SP判定ルールの変更。(判定に使用するのはPCレベル×2。目標値はSP÷2(切捨)に) ●休養ルールの変更。
舞台
●現代、神奈川県、蔵鞍市(くらくらし)。 [[博倉市]]の姉妹都市であり、博倉学園の分校が置かれている。そのせいか、人の交流も多い。 もちろん、ヒロインや魔族も相互に交流、協力しあっている。 ちなみに、博倉市までは電車を2回乗り換えて2時間半。電車代は片道1400円。
GMをする方へ
●《懐妊刻印》ルール(《強制生殖》《ハーヴェスト》)を使う場合は事前に伝え、必ず同意を取ること。 ●このステージでは[[キング]]級魔族は作成できない。ただしビショップ級モンスターを成長させることができる(GM点を消費) ●[[NPC]]として魔族を登録することが可能(悪堕ちルールは使用不可)。その魔族を使用したシナリオで堕落した場合、ダークヒロインとして登録できる。 ・ヒロインが堕落したシナリオに登場していた魔族を後付で登録しても構わない。 ●ダークヒロインを持つ魔族が死んだ場合、ダークヒロインが《リベリオン》を使用したのでない限り、ダークヒロインのプレイヤーが他の魔族を作成して主人とするか、 既に登録されている魔族を主人とするか、あるいはロストする。 ・なおダークヒロインがダークヒロインを得ることも可能。
基本ルールの追加/変更点
堕落判定の変更
●判定は体力か知力で行い、「現在のSP÷2(切捨)」が目標値。判定にクライシスアビリティは使用できない。[直前]の魔法は可。 ・モンスターの「堕落修正」は使用しない。 ●判定後にPCのレベルを1下げることで「下げる前のレベル」点だけ判定値を上げることができる。これを行った場合、魔物に陵辱され、ヒロインとしての力を奪われたことになる。 ●シナリオ中一度でも堕落判定を行った場合、自動的に《調教刻印》を一つ得る。内容は状況に応じること。ただしPLの合意事項に外れたものは不可。 ●HP0になり堕落判定を行うとき、《強制生殖》を持つキャラが相手にいれば同時に[受胎判定]をする。(はらみんルール適用時)
休養ルール
●すべてのPC(ダークヒロイン含む)は以下のルールに従い休養を行うことができる。 ただし、休養は1シナリオが終わってから一度だけ行えるものとする。(組み合わせて行うことはできない) 休養を行った場合は、必ず[[キャラクターシート]]に変更点を記載すること。 ・そのPCの未使用経験点を5点消費し、直前のシナリオで得たSPを5点減らす。(1以下にはならない) ・そのPCの未使用経験点を5点消費し、そのキャラの魔法1つかクライシスアクト1つを入れ替える。 ・そのPCの未使用経験点を5点消費し、フィジカルとマジカルを1点入れ替える。このときアイテムを再取得すること。
追加魔法
◆追加魔法 名称 |使用|判定|MP|射程|対象|効果 《アイアンウィル》 |直前|任意| 1|特殊|自身|[堕落判定]に+3d6を得る。 ◆追加モンスター魔法 名称 |使用|判定|MP|射程|対象|効果 《打刻》 |補助|なし| 5|なし|自身|直後の攻撃でHPにダメージが通れば、攻撃対象に「妊娠」以外の任意のバッドステータスを与えても良い。 また攻撃対象はシナリオ終了時、一度も堕落判定を行っていなくても《調教刻印》を得る。 《強制生殖》 |常時|なし| 0|なし|特殊|特定の条件を達成すると相手に[受胎判定]を行わせることができる。 《ハーヴェスト》|開幕|なし| 4|あり|任意|戦場の任意のキャラに《強制生殖》を与える。
調教刻印
調教刻印の取得
●シナリオ中、一度でも堕落判定を行った場合、自動的に《調教刻印》を一つ得る。 ・内容はGMが状況に応じて決定するが、PLの合意を得る必要がある。 ●シナリオ終了時、そのキャラの持つ《調教刻印》の数がキャラの「レベル」未満だった場合、 PLが希望すれば好きな《調教刻印》を得ることができる。 ●《調教刻印》を使用した場合、CP1/SP1を得る。
調教刻印の使用
●一つの《調教刻印》を使用できるのは、1シナリオに1回だけ。1シーンに使用できる《調教刻印》の数に制限はない。 調教刻印の使用はPCに不利な状況を強いるため、特に戦闘中の濫用には注意すること。 ●《調教刻印》の使用方法は以下の二通り。 1,プレイヤーが《調教刻印》の使用を宣言する。 この場合、GMはPCに目標値に+2以上の修正を課したSP判定を行わせる。失敗すると何らかの不利な状況に陥る。 2,GMが《調教刻印》を使用させる。 この場合、GMはPCにSP判定を行わせる。失敗すると何らかの不利な状況に陥る。 ●《調教刻印》の使用による不利な状況例 ・任意のバッドステータスを受ける ・快楽や羞恥、苦痛によってHPに2d6ダメージ ・PCに隊列移動を行わせる(行動は消費しない。これによってモンスターと同じエンゲージに入ることも可能) ・次の判定に-5程度のペナルティを与える ・社会的/シナリオ上の不利 など
SP判定
●GMは、PCが淫蕩な状況に遭遇した時に『SP判定』を課すことができる。くらくらでは主に、調教刻印の使用に応じて判定する。 ●SP判定は「キャラレベル+2d6」、目標値は「SP÷2(切捨)」。状況やバステやトラップなどにより、目標値に+1~+5のペナルティを与えることができる。 判定に失敗すると、PCは自ら淫蕩な状況に飛び込んでしまう。これによって何らかのペナルティを課すかはGMが判断する。もちろん、判定放棄も可能。
調教刻印サンプルリスト
◆調教刻印 ・調教刻印とはヒロインの身体、あるいは精神に刻み込まれた性的異常のこと。 ・調教刻印は自由に作成して構わないが、キャラクターシートに必ずその説明とそれをつけたGM名を明記すること。 ・条件のある調教刻印が条件を満たさなくなった場合、別の任意の刻印に差し替えること。 ※同じ調教刻印を2回まで習得することが可能。その場合、それは1つの刻印となり「重度」になる。(例:《精液中毒(重度)》) 重度の刻印は使用したときのSP判定の目標値に常に+5の修正を受け、(プレイヤーが使用した場合は+7~) CP2/SP2を得ると同時にSP判定に失敗した場合は通常の刻印の2倍のペナルティを受ける。 ◆調教刻印(身体系) 《異常な性感帯(部位)》 普通はこんなところで快感を感じない。しかし、あなたのそこは性感帯に改造されてしまった。 ※改造する場所によって別の刻印として扱う 《感覚過敏(部位)》 あなたの秘所、クリトリス、あるいは……。その場所は、普通の数十倍も感度が高まってしまっていて、服にすれるだけで大変なことになってしまう。 ※改造する場所によって別の刻印として扱う 《乳首ピアス》 あなたの乳首には、もう二度とはずれないピアスが通されている。薄いブラでは透けてしまうかもしれない。 《クリピアス》 あなたの大事な秘豆には、もう二度とはずれないピアスが通されている。あなたは常に快感に苛まれている。 《刺青》 あなたの身体には、決して消えない淫らな刺青が彫られている。 《子宮姦》 あなたの子宮は、魔族の強引な行為によって性器の一部と化してしまった。 《ゆるい尿道》 あなたは、いついかなる場所でもオシッコしてしまう。腰に力を入れても、流れ出る液体は止まらない。 《少女の肉棒》 あなたの股間には、魔族に付けられ、戻らなくなってしまった男性器がついている。それは酷く敏感で、あなたはいつも違和感を感じている。 所持キャラをふたなりとして扱う。 ◆調教刻印(精神系) 《精液中毒》 精液が美味しく感じてしまう。いつだって、その味を思い浮かべてしまう。 《受精中毒》 精液が子宮の中に常に入っていないと落ち着かない。常に腰の奧がヒクついて精液を求めてしまう。 《自慰中毒》 あなたは自慰が好きだ。いや、自慰していないと落ち着かない。いつだって指は股間に伸びてしまう。 《処女調教》 条件:処女 処女のまま、あなたは後ろの穴を徹底的に開発された。あなたの後ろの穴はもう性器でしかない。前の穴は汚れを知らぬというのに。 《獣姦中毒(種別)》 あなたは、獣に犯されることに嫌悪を覚えない。むしろ獣を見るたびに、犯して欲しいと思うようになってしまった。 《露出狂》 あなたは自分の恥ずかしい姿を、人に見てもらいたくてたまらない。普段はなんとか押さえているが……
懐妊刻印(選択ルール)
●《強制生殖》を持つキャラの攻撃で以下の条件を満たした場合、[受胎判定]をする。 「対象からの攻撃でHPが0になった」 「ダメージ判定において、ぞろ目が出たダメージをHPに受ける」 ●判定は「運動力または魔力」。目標値は「SP÷2(切捨)」。クライシスアクトは使用可能。 ・『ヒロインのHPが0』『魔族のHPが最大値の1/5以下になっている』『ヒロインが<つけられた種>を使用したor使用済』の条件が一つ達成されるたび、目標値+5される。 ・《懐妊刻印》を持つキャラは、その属性の魔物の[受胎判定]の目標値に+「刻印数×3」される。 ●受胎判定に失敗するとバッドステータス「妊娠」になる。この状態では「妊娠させた魔族」に対するあらゆる行動に-10のペナルティを受ける。 それ以外の行動には特にペナルティはない。 ●「妊娠」した状態でシナリオを終えたヒロインは次のシナリオまでの間に出産し、《懐妊刻印:○○》を1つ得る。 ○○の部分には、[受胎判定]を行わせた魔物のメイン属性「魔、触手、動物、植物、粘液」のいずれかが入る。 ●「妊娠」状態でシナリオを終えたヒロインは、「最も多い懐妊刻印の数」だけ追加で経験点とSPを得る。これは《懐妊刻印》を獲得したあとに適用する。
GM点について
●GMを1回行うたびに、PC人数に関係なく1点のGM点を入手できる。このステージでは通常のGM経験点は貰えない。 ・GM点を得た場合、表のGMリストに記入すること。 ●GM点を1点使う事で、次の特典を得る事が出来る。 ・PC一人に調教刻印を1つ与えることができる。(シナリオ中でも構わない。その場合、シナリオのGMやPLの許可が必要) ・PC一人の調教刻印を1つ破棄、または1つ任意の刻印に変更する。 ・PC一人の特徴一つを変更する。能力値も変更後に合わせて変えること。何らかのイメチェンの理由があることが望ましい。(関連する調教刻印を得た、というのも理由になる) ・PC一人を経験点消費なしに休養させる。(ただしSPを減らす休養は不可) ・PC一人に経験点5点、SP5点を追加する。(エロCCや戦闘無しセッションをした場合に使うといいかも) ●GM点を2点使う事で、次の特典を得る事が出来る。 ・オリジナルのクライシスアクト、またはダーククライシスアクトを作成する。(共用は不可) どんな内容でも構わないが、CPとSPは1とする。 作成したアクトは以降、すべてのPCが取得できるものとする。 この特典を使用した者は、作成したアクトに責任を持って、表ページの下部リストになるべく詳細な説明文を書くこと。 またアクトの使用許可に関しては、作成者よりもそのセッションのGMの判断を優先する。 ・シナリオに登場したダークヒロインにCP消費5で《リベリオン》を使用させる。 (《リベリオン》を取得している必要あり。使用条件は遵守すること) この特典を使用したい場合、そのシナリオのGMやPLに事前に打ち合わせておくこと。
オリジナルアクト作成ルール
クライシスアクト/ダーククライシスアクトは以下のルールに従って作成してください。 CP1/SP1のアクト:取得条件、戦闘中使用条件共に制限はありません。 CP1/SP2のアクト:取得条件、戦闘中使用条件共に制限はありません。SP1のものよりもハードなアクトになるでしょう。 CP2/SP1のアクト:取得条件に「SP21以上」(もしくはより高いSP条件)を入れるか、 戦闘中使用条件に「特定のステータス異常」を入れる必要があります。 CP2/SP2のアクト:CP2/SP1の条件を満たすか、あるいは戦闘中使用条件に「1[[ターン]]使用する」を入れる必要があります。 非常にハードで、ヒロインの心を苛むアクトになるでしょう。 ※以上の条件以外のアクトを作成したい場合、事前にGGMに相談してください。