「コロン、今ならアレ、使えるかも知れない。」
『アレって何よ?』
「ほら、前に行ってたアレよ、炎をギューンしてドバババーンを4つ。」
『ああ、あの術ね、でもアレまだ名前決めてないのよ。』
「別にいいわよ、私が考える。」
『じゃあ術式、覚えてるわよね?』
「うん。」
私は足元に教えてもらった魔法陣を書いた。
『ちょっと待って、ここをこうして・・・あとはここを書き変えれば・・・よし、これでOK。』
「じゃあ行くわね、力貸してくれる?」
『勿論。』
コロンは笑うとそのまま消えて行った。
「行くわよ、これが・・・最後の一撃!」
最終更新:2011年09月10日 09:59