Cクイックトス

Cクイックとはネットに向かってセッターの右隣の位置に入る速攻の1つです。

レシーバーからボールがセッターに入るタイミングで
一緒にセッターの横まで踏み込みます。

そして、トスが上がる前に踏み切りを行い、
空中でセッターからのトスを待つのが理想です。

この辺りはAクイックと同じ感覚です。
場所がセッターの背中側になっただけです。

Aクイックと比較して、セッターがアタッカーの動きを
見れなくなるので、難易度は高くなります。


前回に引き続き、レシーブボールは精度良くセッターに返っているという前提で話を進めます。

まずはボールの落下点を見極めて、そこで素早くセットアップを開始します。
セットアップは構えです。オーバーハンドの形をつくり構えておきます。

ボールが手に入るまでに、アタッカーが入ってくるのを周辺視野で確認しておきます。
じーっと見る必要はありません。なんとなく見えていればよいです。

ここは基本です。AでもBでも同じです。

ただ、Cクイックの場合はアタッカーの動きをなるべく長く見るために
セッターはレシーブボールを待つ間、ネットに対して背を向けるぐらいの
イメージで構えていると良いと思います。


余談ですが、JTマーヴェラスのセッター竹下選手はレシーブボールを待つ間、
ネットに対して背中をほぼ平行にして構えています。
多彩なブロード攻撃に対応するためでしょう。


ボールが手に入ったら、アタッカーにボールを渡すイメージでトスを上げます。

Aクイックと違って、トスを上げるときはアタッカーが見えませんので、
不安な感じはありますが、セッターはアタッカーが後ろで待っていると思って
トスを上げることが重要です。

Cクイックは左利きの選手が打つと非常に効果的です。
右利きの選手がCクイックに入るとトスはアタッカーの左方向から来ますので、
ボールが右手で打てる範囲に来る間待っていなければなりません。

左利きの選手であれば、右利きの選手が打つAクイックのように、
トスが上がってからすぐに打つことができます。

左利きのセンタープレーヤーがいたら、是非やってみてください。

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最終更新:2010年09月25日 19:35
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