時は199X年。世界はpsyの炎に包まれた
異なるプレーンより現れた、psy使いの黒人
ヴォーデスの大侵攻により我々の世界
ヘイムガルドは荒廃した。
続いて現れたフォーセイカーが自慢のSR能力を発揮して
ヴォーデスを駆逐した。
フォーセイカーはきらびやかな大都市を造りそこからは「暗い~」というお言葉が響いている。
PCは小さな町の名士又はその子息達だ。PCの町である
ピラルク(人口901人)はこの厳しい時代を力強く生き抜いて来たがPCの留守の間に、グリーンドラゴン率いるコボルドの集団に襲われた。彼らは
牙一族と呼ばれ、近年恐れられている集団だ。人口は半減し(450人)、村サイズに落ち込んでしまった。冬までの食料は何とか守れたが、この時期に種まきが出来なければ秋の収穫も見込めず、飢餓が蔓延し、来年には小村程度までサイズが縮小であろう。この時代、小村程度の規模ではちょっとした野党の集団により村が根こそぎやられ、すぐに消え失せてしまう。PCの使命は種籾のための資金を調達し、
ピラルクを巨大都市へと発展させることだ。シナリオタイトル
種籾は黄金にも等しい
- とは言え、近未来世紀末ではなくて普通のファンタジー世界ね。
周囲の状況
- 牙一族:グリーンドラゴンの牙大王に率いられたコボルドの集団。
- 奇跡の村:マッドノームのアミバに支配された村。恐ろしい人体実験を行っている。
- ゴッドランド:HUMAN至上主義を掲げる戦闘集団。
- 木偶狩り隊:無防備な村や旅人を襲い、奴隷として連れ去ってしまう集団。
- バータータウン:自然発生的に成立した交易都市。無法地帯。前回、食料を買い出しに行ったところ。
- デソブスタッフ:バータータウンにある人材派遣組織。木偶狩り隊とのつながりも深く、奴隷商ではないかとの噂がある。
- メディスンシティー:錬金術師の村。現在は悪のドルイド狗法眼ガルフに支配されている。
- ケルティック山:昔ファイヤージャイアントの砦があった。良質の鉱石が取れる。麓には鉱山の町グナイがある。
- キングズホルム:裕福で平穏無事な小さな町
- グリーン・トゥース・フォレスト(緑牙森林):「牙一族」の本拠地。針葉植物が多い。
- デス・リバー(死河):豊富な水量があるが、危険な水棲生物が多数生息しているためあまり利用されていない。
- サザンクロス:ヘクストアの聖堂騎士、シンが一代で築いた軍事都市。
- 雪の魔女の洞窟:デスリバーの源流、北の山脈の奥地にある。世界に氷河期をもたらすべく活動する魔女が住むとされる。
- シプロス・エールド:シプロス・エールドはピラルクから街道沿いに西へ五日。そこから荒野を北へ三日行ったところにあるカルデラである。
ジャグリーン・ラーン
歴史家の研究によれば、ジャグリーン・ラーンというのは個人名でなく何かの称号、あるいは種族の名称でないかとされている。その名はヘイムガルドの大きな事件から酒場で交わされるたわいのない噂話の中で頻繁に聞くことが出来る。話に登場するジャグリーン・ラーンの容姿や背格好はどれ一つとして同じものはないが、一つだけ共通している特徴がある。それは彼の傍らには常に人語を話すカラスがおり、首には萎びた人型生物の手をぶら下げていることだ。
ジャグリーン・ラーンとカラス、萎びた手は神秘的な共生関係にあると考えられている。彼の伝説の中には手足を縛られた彼の代わりに、萎びた手が呪文に必要な手の動きを行ったとか、無音空間の罠に捕らわれたジャグリーン・ラーンの代わりに、その効果範囲から逃れたカラスが呪文の詠唱を行ったという話がある。魔術師達は特殊な精神的結合がなければこのようなことは成し得ないと結論している。しかしカラスが彼を支配しているとか、萎びた手に宿った正体不明の精神体に乗っ取られているという様子はない。ジャグリーン・ラーンと名乗る存在は、およそ自由な精神の持ち主で数多くの伝説のなかで生き生きとした姿が語られている。
個々の記録に残されているジャグリーン・ラーン自身は別人であると考えられているが、カラスと萎びた手は同一のものではないかと推測されている。どの記録においてもカラスはジャグリーン・ラーンを過剰なほど褒め称え、周りの者には反感を買うほど欠点を指摘したり、馬鹿にしたような返事をする。また、萎びた手も時折まるで意志があるかのように、親指を立てたり、中指を立てたりする。カラスと萎びた手は会話や文字通りのハンドサインによって、ジャグリーン・ラーンの思考をある方向に誘導しているかのように思われる。
ジャグリーン・ラーンはどの記録においても魔法の使い手であり、特に力術を好んでいるようである。歴史上最も有名なジャグリーン・ラーンはヴォーデス大侵攻の祭に活躍した人物だ。彼はマジックミサイルの最も優れた使い手で、迫り来る敵の大部隊の前に立ちはだかり、敵の司令官に総計150本を越えるマジックミサイルを撃ち込み、見事仕留めたが殺到した敵兵に討ち取られた。このときカラスは萎びた手をくわえて、戦場から飛び去ったと言われている。
PC種族に関して
Human 肥沃な平地で農耕生活。
Elf 森林地帯で狩猟生活。
Halfring 平地で農耕生活。Humanと同居することが多い。芸人、料理人を多く輩出する。
Dwarf 山岳地帯に鉱山を掘って生活。洞窟環境での農耕生活。
Gnome Dwarfの居住地に同居。伝統的に食料生産は行わず商業、工業を営む。
Orc 荒野、平原などで放牧生活。しばしば他の種族の領地に襲撃を行う。
注記:モンスターとしてのオークは存在しない。PC種族のHalforcをOrcとして扱う。~
これらの種族は協調と反発を繰り返す。それ以外の知的種族とはあまりに文化が異質なため、一般的には協調することはない。
ランダムダンジョン
どのような目的あるいは方法によるものなのか、ある日突如としてランダムダンジョンと言われる物体が時空を超えて出現する。それは小さな民家程度の物から巨大な城塞ほどもある、完全に一つの黒曜石の立方体だ。どれほど強力な魔法を用いても、その中を透視することは出来ず、表面に傷をつけることが出来た者もいない。この立方体には必ず一カ所扉が設けられており、そこから侵入してみるまで、中がどうなっているか分からない。通常内部は無作為に作られたダンジョンの様になっており、部屋とそれをつなぐ廊下がある。そして多くの場合、部屋の中には財宝が蓄えられており、それを守護する怪物がいる。
部屋の中の怪物はその部屋の扉を開けない限り仮死状態にあると考えられている。そのため、ランダムダンジョン出現時の被害に目をつむれば、そのまま放置して何ら問題がない。しかし内部の財宝目当ての冒険者により、ダンジョンの扉は容易に開かれてしまう。扉の奥の怪物を冒険者が退治してしまえば問題ないが、返り討ちにされた場合、その怪物は我々の世界に解き放たれ、深刻な損害を与える。嘗て
バータータウン近郊に巨大なダンジョンが出現した。
バータータウンは当時から比較的大きな都市であったため、数多くの冒険者が集まり、まるでゴールドラッシュのようにダンジョンの財宝に群がった。しかし、そこには強力なデビルが存在しており、多くの冒険者が返り討ちにあった。そしてデビルは残りの部屋の扉を全て開け放つと、怪物を率いて
バータータウンを襲撃した。この攻撃の前に
バータータウンは壊滅し、近郊の町や集落の多くも道連れにされた。
ランダムダンジョンは中に存在する怪物や財宝がある一定量まで減少すると、元の次元に消え去ってしまうことが知られている。今までの報告によると、一般にダンジョンの大きさと中の怪物の強さは比例していることが分かっている。
人口内訳
全人口=N~
就労可能人口=0.5N(人)
専業兵士=0.01N(人)
予備役兵士=0.05N(人)
1人が1年間に消費する主食農産物=150kg
主食農産物の倍増率=4倍(1粒植えると4粒収穫できる) 農業系のクレリックが在住すると倍率は5倍になる
1人が1年間に収穫する必要量=200kg(種籾含む)
200kgを収穫するのに必要な農地面積=2ha
一人が耕すことの出来る農地面積=5ha
全人口Nに必要な農地面積A=N×2
農地面積Aを耕すのに必要な農民M=N×2/5=0.4N(人)
農地は休耕地を含めると必要な農地の3倍となる
1ha=100×100(m2)
人口内訳まとめ
| 就労不可能人口 |
年少者、老人、病人など |
50% |
| 食料生産活動 |
農民、畜産業者など |
40% |
| それ以外の活動 |
兵士、小売業者、役人、職人など |
10% |
年齢別人口構成
| 年齢 |
% |
就労 |
| 0~10 |
29% |
不可 |
| 11~20 |
24% |
可 |
| 21~30 |
19% |
可 |
| 31~40 |
14% |
可 |
| 41~50 |
10% |
可 |
| 50以上 |
4% |
不可 |
年齢による就労不可能と人口内訳に記載された就労不可能のパーセンテージには差違があるが、これは上下水道の整備、外敵に対する防備、医療環境の改善、娯楽の充実などにより就労可能人口は増減し(各+4%とする)、最大値は年齢による就労可能なパーセンテージ(67%)となる。
侵略戦争
侵略がいつ始まったかについて明確な答えを知る者はいないが、多くの賢者は150年前の帝国暦1841年頃より始まったと考えている。また侵略の原因或いは目的についても様々な意見はあるが、明確な答えは無い。
巨石ザ・ロックからあふれ出たヴォーデスの軍勢は各地に新たなゲートを設置しながらヘイムガルド全域へと広がっていった。当時ヘイムガルドには巨大統一国家であるバーミリオン帝国が存在していたが、最初の奇襲で帝国の首都マハベスティが破壊され皇帝を初めとして帝国の要人のほとんどが死亡し、その攻撃で事実上帝国は滅亡した。各地方都市の住民はお互いに連絡が取れない状態でも必死に戦ったが、ひとつまたひとつとヴォーデスに蹂躙されていった。
ヴォーデスは帝国の版図全域を破壊した後、その矛先を外辺に生活する人々へと向けていった。帝国の外辺には部族社会を形成する遊牧民族が存在した。彼らは帝国に蛮族とみなされ敵対関係にあった。ヴォーデスの軍勢の先端が遊牧民の土地に達し、彼らの土地も次々に汚染されていった。遊牧民達は後退を繰り返しながら同族と合流し次第に大きな勢力を作り上げていった。帝国暦1962年、一人の遊牧民の戦士がヴォーデスとの戦いのさなかフォーセイカーの力を会得し、破邪の魔剣ダークソードを手にしたときより反攻が始まった。彼の名はジョーラムと言う。
ジョーラムと魔剣ダークソードはヴォーデス達の軍勢をやすやすと貫き、彼に付き従うフォーセイカーの一団と一緒にヴォーデスの中心地ザ・ロックへと真直ぐに突き進んだ。1967年ザ・ロックに彼の魔剣が突き立てられるとゲートから放出されるパワーの供給が止まり、ヴォーデス達は次第に弱体化していった。各地で生き残った者が再び立ち上がり、ヴォーデスの主要な軍団は行き場を失い滅んでいった。
ジョーラムはヴォーデス達が再びこの世界の戻ってくるのを監視するために、ザ・ロックの周囲に都市とフォーセイカーの軍隊を作り上げた。都市は次第に発展し現在のシールドランドの首都フォーセイクとなった。生き残った人々は都市を中心として集まり、各地に都市国家が形成された。
もっと真面目な背景
帝国暦1991年
二十数年前に終結したアウタープレーンからの侵略戦争の爪痕がヘイムガルドの各地に暗い影を落としている。
ヴォーデスと名乗る来訪者は恐怖と破壊の魔術を自在に操り、我が物顔で世界を蹂躙していった。
都市圏から離れた地域に暮らす人々は未だにヴォーデスの脅威にさらされている。
ヴォーデスに破壊された都市や敗れ去った魔術師たちの塔の廃墟からは、財宝や強力な魔法の品が発掘されるため、各地を放浪する山師や探検家が後を絶たない。そのような者達は無法者となって小さな集落を襲うこともある。一方で財宝を求めながらヴォーデスを打ち破り、無法者の脅威を取り除き辺境の地に平和をもたらす者もいる。
唯一の国家シールドランドは魔法の使用を厳しく禁止していることより周囲の都市国家と激しく対立している。シールドランドのフォーセイカー達は各地で魔術師を狩り立て、魔法の品物を片っ端から破壊している。その力は既存の神々の力さえも弱体化させている。人々はヴォーデスの脅威を忘れてはいないが、シールドランドの力にも恐れている。
最終更新:2013年07月06日 10:49