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  • 涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki(避難所)
  • ハニカミ3

涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki(避難所)

ハニカミ3

最終更新:2020年03月18日 06:43

haruhi_vip2

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だれでも歓迎! 編集
 
 光陽園駅前公園の夕暮れは、まあなんとも寂しいものであった。俺たち以外に人
は居らず、虫や木々の声、遠く車道から聞こえてくるエンジン音、どっかの小学校の
チャイム、そんな環境音だけが響いている。
 俺は何処よりか飛来した鳩がぐるっぽーぐるっぽーと芝の上を闊歩しているのを
眺めながら、早く寝床に帰らないとお前ら鳥目だから野良猫に狩られるぞ、などと
ありがたい忠告を心の中でくれてやったりしていた。
 
 この駅前公園もなんだかんだで馴染み深い場所である。中でも強く印象にあるの
は、やはり長門に呼び出されたときのことか。思えばあれから始まったんだよな。
ここ最近の俺の数奇な日常も。
 
 しかしてなんでまた俺たちがこんなところにいるのかと言えば、無論ハルヒの思い
つきが所業である。「初めてのデートと言えばやっぱ公園よね。定番だけど王道って
のは王道が故にそれなりの趣があるものなのよ」とかなんとか。
 
 まあ、つまるところ。
 
「……楽しい?」
「あ、ああ」
 
 冒頭の『俺たち』とは、人気のない公園のベンチに腰掛ける、俺と長門の二人だけ
のことだったりする。
 
 しかして実際にはこの公園内の敷地内にはハルヒを筆頭に、朝比奈さん、古泉の
三人が潜伏している為、まあそれらを含めてしまえれば、結果SOS団の全員がこの
公園にいることになるわけだが。
 
 …ああ、言うまでもなく、ハルヒの指示だ。
 
せめてあいつらが近くにいれば少しは空気が軽いのだがなぁと思うが、それはそ
れで事ある毎にハルヒの奴が俺と長門にちょっかいを出してきそうだしな。
 
「ま、たまにはこういうまったりしたのも悪くないもんだ」
 
 それは間を持たせる為に言ったセリフだったのだが、言ってみて存外、俺自身の
心情を的確に表していることに驚く。まあ、一昨日以来なんだかんだ気の休まること
がなかったわけで、言ってみれば小康状態のようなものだろうか。
 
「そう」
「お前は?楽しいか?」
「……わりと」
 
 沈黙が場を占拠しているものの、俺の心はなんとなく軽かった。


 
 …とは言え、そうそう長時間の沈黙には耐えられないのが平均的男子高校生た
る俺である。長門はというと、どこに焦点が合ってるのだか分からないような目で、
ときに中空を見つめ、ときに遠くの建築物を眺めていたりした。どうやら暇潰しの
才能は長門の方が上であるらしい。
 
 仕方なく、することもなく見るものもない俺は、なんとなく、一昨日古泉と交わした
やり取りを思い返していた―――





 
 「あなたは長門さんのことを、本当はどう思っているのですか?」
  どうって。長門は俺たちの仲間だし命の恩人だ。
  好きか嫌いかで言えばそりゃ好きの部類に入るだろう。
 「そういうのを聞いてるんじゃありませんよ」
  ふん、それ以外にどう答えりゃ良いってんだよ。
 
 「あなたはこれまで身を焦がすような恋に堕ちた経験がない。それはいつぞやの
 私小説からも分かるところですが…、普段のあなたを見ていても、とても女性の
 扱いに慣れているとは言い難い」
  なんか盛大に馬鹿にされている気がするんだが。
  というか古泉、俺はあれを私小説と認めたつもりはないぞ。
 
 「失礼。この言い方はちょっと語弊がありましたね。ですが少なくともあなたの普段の
 振る舞いはとても恋を経験したことのある人間のするものではないように思えます。
 或いはその逆で、何か苦い経験をしたことがあるとか…、そんな経験がおありで?」
  いや、そんなもんはない。
  っていうか話が脱線していないか?俺の恋愛経験なぞどうでもいいだろうが。
 
 「いえいえ、それこそが今回のキーポイントなのですよ」
 
  古泉は人差し指を立ててそう言って、くすりと笑う。
  なんでこいつはいつもこんなに自信満々なんだ?
 
 「いつぞやの私小説のときは、涼宮さんはあなたの過去の恋愛模様に興味を持っ
 ていた。恐らく今回、涼宮さんがそんな話をあなたに振ったのは、あなたの恋愛
 経験そのものに興味を持ったからなのではないでしょうか?」
  あん?
 「つまり、あなたと長門有希の恋愛、それを見てみたいと思った」
 
  ……は、あのハルヒがか?
  頭のネジが15本くらいぶっとんだようなことにしか興味のない女だぞ?ありえん。
 
 「まあ、これはあくまで僕の想像です。それにもし本当に涼宮さんがそんなことを思
 っていたなら直接あなたに言うなんて回りくどいことをしなくても自然とあなたと長門
 さんは相思相愛の恋人同士になっていたでしょうし。…ふふ、自分で言っておいて
 なんなのですが、色んな意味で破綻していますね」
 
  ……なら、その妄想はそこで終わりだろう。
 
 「だからこそ、あなたの気持ちが重要なんですよ」
 
  もう一度聞きますよ。そう言って古泉はにこやかに笑った。
 
 「あなたは長門さんのことを、本当はどう思っているのですか?」
 
  …………。




 
 ―――そんな、やり取りだった。
 
 まあ、俺としては半分本気、半分意地で反論したのだが、こうなってみると古泉の
推論もあながち間違いではないような気もしないではなくなっていた。しかしあのハ
ルヒが他人のとは言え恋愛に興味を持つ…、ねぇ。…ダメだな。やはり信じられん。
 
 ああ、ちなみにハルヒの提案したこのとんでもない企画の概要はこうだ。
 
 俺と長門は互いに好きではあるが、双方共に、それが恋愛感情であるかどうか
量りかねている。故にそれを確かめる為、二人きりの時間を多く作り、互いの気持
ちを確かめ易くする。過度の触れ合いは禁止。二人が行動を共にしている間、常に
一人以上の監視者をつけることとする。期限は一週間。その間に確かめることが
出来なければ、今後一切、友人以上の付き合いを禁ずる。以上。
 
 聞かされるだけでなんとも全身がむずがゆくなる凄惨な企画内容なのだが、それ
をやらされる俺は尚悲惨なことだろうと、近い未来の自分に同情する俺であった。
心から、適当なところでハルヒが飽きてくれることを祈るばかりだ。
 
「…………」
 
 と、不意に長門が声を上げたような気がして、そちらを見る。
 
 そう言えば、長門はどうなのだろうな。長門はこの状況をどう思っているのだろう。
汲み取ってみようとするも、その表情からはなんとも解りようがない。あのコンピ研
との勝負のときのような、分かりやすい対象があれば別なんだが…。
 
 長門は何か動く物体を目で追っているようだった。興味を引かれ、俺もそれに追
随する。見ると、茶トラの野良猫がずんずんとこちらに歩いてきているところだった。
そいつは長門の足元まで来ると、軽やかにジャンプ。図々しくも長門の膝の上に寝
転び、丸くなってしまった。
 
「…………」
「頭でも撫でてやったらどうだ」
 そう言ってやると、長門はじぃっ、とこちらを見つめ、また視線を猫に戻す。そして
馬鹿正直に野良猫の頭をさわさわと撫で始めた。
 
「シャミセンのときといいそいつといい、お前にゃ猫と通ずる何かがあるのかね」
「…わたしとこの種の愛玩動物との身体的類似性は皆無。恐らく、何もない」
「いや、そういうんじゃなくてだな」
 なんとなくだが…、物腰とかそういったものが長門は猫っぽい気がするんだよな。
となれば朝比奈さんは大人しい小型犬で、ハルヒはキャンキャンうるさいバカ犬か。
 
 くっくっ、と俺の口から笑いが漏れた。それが聞こえたのだろうか、それともじゃれ
つく猫をどうにかして欲しいのか、長門が俺を見る。とりあえず、前者だということに
しておこう。
「いや、すまない。猫と戯れる長門なんてあまり見られない光景なんでな。つい」
 俺がそう言ってやると、長門は真っ直ぐに俺の目を見てその薄い唇を動かした。
 
「……楽しい?」
「ああ、わりとな」
 
 まあ、そう同情されるような未来でもないのか知れないな。




 
 それからの数日は取り立てて何事もなく過ぎていった。
 
 ハルヒは何やら雑誌を持ち込み、事ある毎にそこに記されたデートコースを俺に
つきつけ、長門を連れていくようまくし立てた。断る理由もなければ、むしろ適当に
合わせておかなければ後が怖いのは明白である。長門に日頃の恩を返す良い機
会だ、というのもあったしな。俺は二つ返事で了解、それらのデートプランを着実に
こなしていった。
 
 平日は学校があるので午後から遊べる場所に限られるが、色々な場所へ行った。
映画館にも行ったし、ゲームセンターにも行ってみた。野山を散策に行ったりだとか、
ウィンドウショッピングなんてのもあったな。
 
 何処へ行こうと長門の様子は相変わらずだったが、特別嫌なわけでもない、そん
な顔をしていたように思う。ゲームセンターに行ったときなんては楽しそうだったくら
いだ。
 まあ、試しに対戦格闘をさせたら連戦連勝、挙句現れたその店のチャンプらしい
男性にあっさりパーフェクト勝ちしてしまい、騒ぎになりかけた為そう長くは遊べなか
ったわけだが。
 
 ああ、映画のときも若干楽しそうではあったようだ。しかしながら、俺は途中で寝て
しまった為よく覚えていない。おかげで観了後の感想を聞かせあうといったデートら
しいこともせず、解散となった。我ながら情けない話である。
 
 そんなこんなで平穏な日々が過ぎていったわけだが、その所為か俺はどうやら忘
れてしまっていたらしい。あの、長門が病気だと聞いたときに感じた酷い胸騒ぎを。
 
 事態が転じたのは企画の期限である一週間後のその前日、日曜日のことだ。
 
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