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  • 涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki(避難所)
  • あま~い短編6

涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki(避難所)

あま~い短編6

最終更新:2020年03月13日 01:18

haruhi_vip2

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だれでも歓迎! 編集
ハルヒ「うーん」
キョン「どうしたハルヒ」
ハルヒ「こうしてみてるとみんな一分長門ね。一分坂中なんて見たこと無いわ」
キョン「なんでそんなマイナーに走るんだよ」
ハルヒ「あんたはどうなのよ。やっぱり有希がいいわけ? なんかクリスマスからこっち、
    ずっと有希のことばっかり気にしてるみたいだし……」
キョン「誤解するな。俺は……まあそうだな、やるなら一分朝比奈さんかな」
ハルヒ「ふーん。やっぱロリ巨乳がいいんだ」

 

翌日、長門が巨乳になっていた。

 

キョン「どういうことだこれは……」
長門「涼宮ハルヒの力」
古泉「なるほど。これは恐らく……キョンタンの好みをより詳しく知りたいという涼宮さんの願望がなさしめたのでしょうね」
キョン「はぁ?」
古泉「ようするに、同じロリ巨乳ならば朝比奈さんと長門さんのどちらを取るか、ということを知りたいのですよ、涼宮さんは」
キョン「アホかあいつは……別に俺はおっぱいで人を見てるんじゃねぇんだぞ」
古泉「しかし正直なところはどうなのですか? あなたは朝比奈さんがいいと常日頃から口にしていますが、
   それは表面的な韜晦でしかないのではないですか?」
キョン「どういうことだ」
古泉「さて。これ以上は僕の口からは。しかし恐らく、涼宮さんが真に恐れているのは朝比奈さんでないことは確かですね。
   今回のこれもそうでしょうし、そう考えるとなぜ涼宮さんが過剰なまでに朝比奈さんを萌えキャラとして押すのかもわかる気がしますね」
キョン「俺にはさっぱりわからん。だが、まあ……そうだな。ちょっとハルヒを探してくる」

 

キョン「おいハルヒ」
ハルヒ「なによ」
キョン「俺が朝比奈さんに萌えるのは、別におっぱいが大きいからじゃない。守ってやりたい度が高いからだ」
ハルヒ「……そうなの?」
キョン「ああ」
ハルヒ「ふーん……」

 

翌日、長門がドジっ娘になっていた。

 

キョン「ひどいな長門。傷だらけじゃないか」
長門「朝から転んだりぶつかったりしている。涼宮ハルヒの目に見えない介入を感じるが、わたしの力では対処しきれない」
古泉「なるほど。今度は同じドジっ娘ならどっちがいいのか、ということですか」
キョン「まったくあいつは……そんなことを知ってどうするつもりだ。とにかく言ってくる」

 

キョン「おいハルヒ、いい加減にしろ」
ハルヒ「いきなりなによ。別になにもしてないわよ」
キョン「それもそうか。じゃあ……あのなハルヒ。俺は自分らしいヤツが好きなんだ。
   別に朝比奈さんが可愛いのは、朝比奈さんが望んでやってるからじゃない。
   朝比奈さんが朝比奈さんらしくあるから、可愛いと思えるんだ。
   だから長門は長門らしくあるべきだろう。長門じゃない長門なんてそんなの長門じゃないだろう?」
ハルヒ「なにいってんの? バカみたい」
キョン「とにかく俺は朝比奈さんのことは好きだが、だからって長門が嫌いなわけはないんだ。優劣なんかねえよ」
ハルヒ「……また、有希のことばっかり」
キョン「ん?」
ハルヒ「なんでもないわよ!」
キョン「なに怒ってるんだあいつは」

 

翌日、長門はいつもの長門だった。
しかし今度はハルヒがおかしくなっていた。

 

ハルヒ「……」
キョン「なんであいつはお前の定位置を奪って無表情で本を読んでいるんだ?」
長門「迷惑」
古泉「ははは。涼宮さんとしては、『やっぱりキョンはそうなんだ、ちっくしょー』ってところなんでしょうね」
キョン「わけがわからん。なんだそりゃ。っていうか、あいつ俺が昨日言ったことをさっぱり理解して無いだろう。おいハルヒ!」
ハルヒ「……?」
キョン「もう二度といわないから、耳の穴かっぽじってよく聞けよ。いいか、俺はそのままの自分ってやつが好きなんだ。
    わかるかハルヒ? 朝比奈さんだったら空気みたいな存在感のいじられキャラ、
    長門だったらクールで万能で有能でときどき面白い不思議っ子キャラ、
    古泉はアナルマッガーレだ。それ以上でも以下でもない、あるわけがない」
ハルヒ「そう」
キョン「ハルヒ。お前は何だ。ドジっこか? 不思議少女か? アナルか? 違うだろ。
   お前はSOS団の団長、天下無敵の傍若無人なDQNヒロインだろう! 忘れるんじゃねぇぞ、
   お前が忘れても俺は忘れない。俺を無理やりこんなキテレツワールドに引きずり込みやがって、
   自分だけ忘れようったってそうはいかないからな。お前が忘れるってなら、俺が何度でも言ってやる。
   お前は涼宮ハルヒだ! 自信過剰で自己中心の扱いづらさからいったら天然記念物並の超ヒロインだ!」
ハルヒ「あーもうごちゃごちゃ五月蝿い!」
キョン「あだっ! おいハルヒ、本の角で殴るのはやりすぎだろう!」
ハルヒ「さっきから黙って聞いてれば、DQNだの自己中心だの好き勝手言ってくれるじゃない!」
キョン「本当のことだろうが」
ハルヒ「なによっ、あたしだって……たまにはアンニュイな気分で静かに読書したくなることだってあるわよ」
キョン「似合わないからやめとけ」
ハルヒ「……っ!」(なみだ目)
キョン「……俺は、本を読んでるハルヒより、俺を振り回してる元気なハルヒの方が好きだ」
ハルヒ「え……」
キョン「ほれ。さっさとSOS団ミーティングを始めろ。また何かアホなことでも考えてるんだろ」
ハルヒ「……うん!」

 

古泉「おかしいですね。てっきりアナルオチになると思っていたのですが、なんでしょうこの中途半端な萌え話は」
長門「……」
みくる「え? え? あたしここだけですか? あんなに一杯名前連呼されたのに? ふえええ?」

 

一分長門。

 


 

キョン「なぁハルヒ」

 

ハルヒ「何よ?」

 

キョン「実は俺、今好きなコがいるんだ」

 

ハルヒ「……そ、そう!ふ、ふーん。で、相手は誰?」

 

キョン「それは言えないな」

 

ハルヒ「……うちのクラス?」

 

キョン「…あぁ、俺のクラスだ」

 

ハルヒ「…そう…なんだ…」

 

キョン「そいつはな、自己中でいっつも無茶苦茶なことばっかり言ってくる奴なんだがな。
   どうしてだか、気づいたら好きになってたんだ。」

 

ハルヒ「それって……」

 

キョン「お前のことだよ、ハルヒ。俺はお前が好きなんだ!」

 

ハルヒ「キョン!あたしも!」

 

みくる「うぇっうぇうぇwww」

 


 

ハルヒ「キョン!観覧車に乗るわよ!」
キョン「ああ」

 

ハルヒ「夜景が綺麗ねぇ」
キョン「そうだな綺麗だな」
ハルヒ「………」
キョン「………」
ハルヒ「その後は?」
キョン「は?」
ハルヒ「夜景が綺麗だなって言った後は何?って聞いてるのよ!王道ってもんがあるでしょ!!」
キョン「普通なのは嫌いなんじゃないのか?」
ハルヒ「それとこれとは……」
キョン「悪かったよ。夜景よりお前の方が綺麗さ」
ハルヒ「………バカ」

 


 

長門「……観覧車」
キョン「乗りたいのか?」
長門「…(コク)」

 

キョン「夜景が綺麗だな」
長門「………」
キョン「そう思うだろ?」
長門「……(コク)」
キョン「せっかくなんだから喋ろうぜ長門」
長門「わかった」
キョン「なんで観覧車乗りたかったんだ?」
長門「…にぶい人」
キョン「え?すまん。聞こえなった」
長門「……なんでもない」
キョン「そうか」
長門「そう」

 

キョン「いい景色だったな」
長門「……また、」
キョン「またこような」
長門「!……そう」

 


 

長門「・・・」
キョン「・・・」
ツンツン。ツンツン。
長門「・・・」
キョン「・・・」
ぎゅうっ。ぎゅうっ。
長門「・・・//」
キョン「・・・//」

 

みくる「言葉要らないんですね、あの二人には」
古泉「涼宮さんには見せられません。まさに不可侵領域です」
みくる「ATフィールド全開ですね~」

 

ちゅっ
長門「・・・////」
キョン「・・・////」

 

みくる「艦長!ラブラブソーラーレイが命中っ!」
古泉「文芸部室<ソロモン>が熱いぜ・・・」

 


 

ハルヒ「キョン」
キョン「なんだ、ハルヒ」
ツンツン。ツンツン。
ハルヒ「呼んだだけよ」
キョン「そうかい」
ぎゅうっ。ぎゅうっ。
ハルヒ「ひっつくわよ」
キョン「はいよ」

 

みくる「なんだかんだで、あの二人はバランス取れてますね」
古泉「長門さんだとありえません。まさに、二人は、です」
みくる「コンビネーションはプリキュアですね~」

 

ちゅっ
ハルヒ「ちょっ・・・//」
キョン「俺から攻めても良いだろ?」

 

みくる「隊長!愛の飛行機が二機突撃しましたっ!」
古泉「文芸部室<ツインタワー>が爆発だぜ・・・」

 


 

「なぁ長門、お前俺のことどう思ってるんだ?」

 

「……どう…とは?」

 

「あー、その、好きか嫌いかってことだ」

 

「………」

 

「い、いきなり言われても困るよな?
悪かった、忘れてくれ」

 

「…………大好き」

 


 

鶴屋「キョン君」
キョン「なんですか、鶴屋さん」
ツンツン。ツンツン。
鶴屋「呼んだだけにょろ」
キョン「そうですか?」
ぎゅうっ。ぎゅうっ。
鶴屋「もっとぎゅうっ」
キョン「負けないですよ」

 

みくる「なんだかんだで、あの二人はバカですね」
古泉「他の人だとありえません。まさに、バカです」
みくる「コンビネーションはS極とN極ですね~」

 

ちゅっ
鶴屋「もっとして欲しいにょろ//」
キョン「なら攻めまくりますよ?」

 

みくる「酋長!バカなハートが二つムカつくオーラ放ってますっ!」
古泉「どうしょうもないで・・・ん?あなた鶴屋さんの友達ですよね?」
みくる「あんな二人見てたら友達だろうがなんだろうが、
ぶっ叩きたくなるんです!」
古泉「怖い怖い」

 


 

長「・・・(もぐもぐ)」
キ「・・・(もぐもぐ)」
長「あーん」
キ「あーん」
長「・・・//(もぐもぐ)」
キ「・・・//(もぐもぐ)」
ちゅっ
長「ん・・・んぅ・・・(口移し)」
キ「ん・・・んぅ・・・(口移し)」

 

その日、何故か急激に熱くなった食堂にて熱中症で18人が倒れた。

 


 

『涼宮ハルヒのプライベートタイム』

 

今日も平和だな~なんて思いながら外を眺めていると数人の女子が手を振ってくる。

 

とりあえず手を振りかえしながらハルヒの事を思う。
今ハルヒは何をしてるだろう…
と思ってみたとこで分かるわけないと苦笑する。と…

 

「何してるのよ?」
「うわっ!」
「何驚いてるのよ!?ただ声かけただけでしょ!?」
「ただ声かけただけってな…」

 

いきなりハルヒに後ろから声かけられるとは思わなかった。
「そろそろSOS団の集まりがあるのに姿見せないから探しにきたのよ。」
「そうか、悪かったな。」
と軽く謝り部室に行く
その道のりで…
「そうだ、キョン。今日7時ごろいつもの場所に集合だからね。遅れないように!」
「わかったよ。で、7時に集まって何やるんだ?」
ハルヒに訪ねると
「ひ、秘密よ秘密!」
と言い残し先に行ってしまった。

 

少し赤くなっていたが、気のせいだろうか?

 

その後部室に行くとハルヒは既に作業を終えて帰ったという。

 

とりあえず疑問を抱きつつも作業を終えて家に戻り約束の時間に間に合うように家を出てハルヒの言った集合場所に向かう。

 

全く、何を考えているのか俺にも分からないところがある。

 

それがハルヒなのだがと苦笑しながら歩いていくと既にハルヒはそこにいた。

 

「キョン!遅いわよ!待ちくたびれたじゃない!」
「人を呼び出しておいて何を言う。まぁいいけどな。それより他の奴らはどうしたんだ?」
「こないわよ?今日呼んだのはあんただけよ。」
「なんで俺だけなんだよ?」
と言おうとしたがハルヒが軽く赤面していたのと彼女の格好を見て言えなかった。
ハルヒはいつもの格好ではなく、いつもと違う服を着てほんのり化粧もしている。

 

「あっ、えっと…ここじゃなんだからどこか行こうか?」
少し戸惑いながらもハルヒに声をかけると
「うん」と小さく頷いたので近くのファミレスに場所をうつした。

 

明らかにいつものハルヒじゃない。それは誰でもわかる。だがなんでこんなに消極的なのだろう?
まさか…いや違うだろといろいろ思っていると
「あのね、キョン。私が今日あなたを呼び出したのは…」
「…………」
俺が黙って聞いてるとハルヒは一瞬とまどいそして…
「実はこの映画の券が余ったから、一緒に見に行こうかなって思って呼び出したんだ。」
「なんで俺なんだよ。朝比奈さんとか古泉は?」
「いいでしょ!私はあんたと見たかったのよ!有り難く思いなさいよ!」
と言うと先に外に行ってしまったので後を追い掛けて外に出る。
「ちょ、待てよ!」
「なによ!」
「お前が券持ってるんだから俺をおいてくなよ!」
「お、遅れるあんたが悪いんでしょ!」
なんだかんだ言いながら映画館につき映画を見る俺とハルヒ。
映画の内容はなんと恋愛物だった。

 

二時間後……

 

「なかなか面白かったな。」
「そうね、よくできてたわね。」
ハルヒはまだ軽くボーッとしてる。
「あっ、雪…」
「んっ?」

 

本当だ、雪が降ってきた。

 

「さっ帰るか。」
「うん、途中まで一緒に行きましょ。」
と、言いながら家まで歩いた。

 

俺はさっきハルヒにはぐらかされた質問をもう一度してみた。

 

「なぁハルヒ」
「何よ?」
「何で俺なんだ?」
「何がよ?」
「映画の事だよ。何で俺なんだ?朝比奈さんもいたし長門や古泉もいたのに、何で俺なんだ?」
「別にいいでしょ!」
と走ろうとするハルヒの腕をつかんで引き止める。
「離してよ!」
「いいや、はなさない。何で俺だったんだ?それが気になってしょうがないんだよ!」
するとハルヒは走ろうとするのを止めた。
そして俺はハルヒが泣いてるのに気が付いた。
「ハルヒ、お前…」
「………よ」
「えっ?」
「あんたが好きだからよ!あんたが大好きだから!あんたが、キョンが好きだから私は誘ったのよ!」
と叫びハルヒ俺の胸にとびこんできた。
「ずっと好きだった…だけどキョンの本音を聞くのが怖かった…」
「………馬鹿だな…」
「何がよ!」
「俺もお前の事が好きなんだよ。でもお前の気持ちを聞くのが怖かった…怖くて聞けなかった…お前とおんなじさ………」
「……バカ……バカキョン…」
「ごめんな、無理させて。だけどもう我慢しなくていいから、ずっとお前の側にいるからさ。」
そういうとハルヒは俺の胸の中で子供の様に泣いた。
俺は泣きじゃくるハルヒをそっと抱きしめた。
雪の降る夜の中で…

 

FIN

 


 

「ちょっとキョン、もっと力入れなさいよ!」
「もう十分だろ?いい加減手がだるい」
いつもと変わらない部室。涼宮ハルヒにも変化は見られない。
でも彼に肩を揉んでもらっているからだろうか?嬉しそうに見える。
嬉しそう?
私にはそういったものは分からないはず…
「ふぅ~。まぁまぁ気持ちよかったわ!次はあたしがやってあげる!」
「お、おいこら、やめろって!」
「ふふーん。キョン、観念しなさいっ!」
涼宮ハルヒは彼に抱きついている。
………。
「ほらほらっ!」
「だ、だからやめろって!」
…………………。

 

─――――ムギュ

 

「…ゆ、有希?」
「…な、長門?」

 

「………私もする」

 

気がついたら、私は彼に抱きついていた。
これは深刻なエラー。また前みたいなことが起きるかもしれない。

 

でも……

 

嬉しい

 


 

「ハルヒ・・・・」
「な、なによキョン、改まって・・・・」
「お前の髪、触ってるとサラサラで気持ちいいな」
「ば、バカ言わないでよ!!!!ど、どうせアンタポニーテールなら誰でもいいんじゃないの!?」
ハルヒの髪に顔をうずめて胸一杯にその香りを吸い込む。
「バーカ、今じゃお前以外に興味はねえよ」
「そ、それならいいのよ、バカキョン・・・・」
「ああ、バカだな、この広い世界でバカハルヒを選んじまった物好きだからな」
「だ、だれがバカ・・・んむっ、んーっ、んっ、んんっ!!ん~っ!!ん・・・・え?」
「ん~、どうしたハルヒ、物足りないとか?」

 

「バ、バカ・・・・全然、足りないわよ・・・・・・」
「よし、んじゃせいぜいイチャつくとしますか」
「・・・・うん・・・」

 

「なんでポニーテールにしないんだ?」
「また唐突ね。何?あんた私のポニー姿見たいの」
「ああ、見たいね」
「なんで即答するのよ!いっつもみたいに冗談で誤魔化さないの?」
「いや、俺は本当に見たいと思ってるんだが…」
「嘘つかないの!」

 

ああ…またやっちゃった…
キョンってなんでああいう時に限って真面目に答えるんだろ…
まるで私が思ってることを分かってるみたいに…

 

でも、キョンにポニーのこと褒められたの…これで三度目ね

 

『いつだったかのお前のポニーテールはそりゃもう反則なまでに似合ってたぞ』

 

そりゃ夢だったけどさ
でもあの日は物凄く嬉しかったなぁ…
ポニーにして行ったら、本当に『似合ってるぞ』って言ってくれたから…
やっぱり今日からポニーにしようっかなぁ…

 

でもさっきはああ言っちゃったし…

 

「あれ?ハルヒだけか?」
「そうよ。悪いの?」
「いや、別に悪くはないが…ん?」
気づいてくれたかな?
って何笑ってんのよ
「何にやにやしてんのよ!怒るわよ!」
「もう怒ってるじゃないか」
「うるさい!んじゃ殴るわよ!」
「飛躍しすぎだろ…暴行は勘弁だ」
「だったら笑うの止めなさい!」
「そうだな…」

 

な、何よ こっち見つめないでよ

 

「結局ポニーにしてるんだな」
「わ、悪い?あんたの意見なんか関係ないのよ!なんとなくポニーにしたかった気分だっただけ!」
「どんな気分だよ」
「笑わないの!怒るわよ!」
「だからもう怒ってるだろ」
「あー!もう!」

 

なんで褒めてくんないのよ!殴るわよ!

 

「やっぱポニー、似合ってるよ。反則的なぐらいにだ」

 

なんで…なんでいっつも突然なのよ

 

「私の考え読んだの?」

 

「なんだ。褒めて欲しかったのか?」
「ち、違うわよ!んな訳ないじゃない!」
「嘘言うな」
「ほ、本当よ!」
「だったら褒められても嬉しくないんだな?」
「当たり前じゃない!あんたに褒められて喜ぶ人なんていないわよ!」

 

あ…今かなり酷いこと言っちゃった…
どうしよう…
ってこっちに来ないでよ!

 

「本当に似合ってるぞ」
「か、髪、触んないでよ!」
「だったら止めさせたらいいだろ?」
え、でも…止めて欲しくない
「俺は本気で似合ってると思うぞ」

 

なんでそんな真面目な顔して言えるのよ

 

「それ、めちゃくちゃ恥ずかしい台詞よ?」
「別にいいだろ。今は誰もいないんだし」

 

キョンの手…あったかいなぁ…

 

このままの時間がずっと続けば良いのに…

 


 

「ハルヒ・・・・」
「な、なによキョン、改まって・・・・」
「お前の髪、触ってるとサラサラで気持ちいいな」
「ば、バカ言わないでよ!!!!ど、どうせアンタポニーテールなら誰でもいいんじゃないの!?」
ハルヒの髪に顔をうずめて胸一杯にその香りを吸い込む。
「バーカ、今じゃお前以外に興味はねえよ」
「そ、それならいいのよ、バカキョン・・・・」
「ああ、バカだな、この広い世界でバカハルヒを選んじまった物好きだからな」
「だ、だれがバカ・・・んむっ、んーっ、んっ、んんっ!!ん~っ!!ん・・・・え?」
「ん~、どうしたハルヒ、物足りないとか?」

 

「バ、バカ・・・・全然、足りないわよ・・・・・・」
「よし、んじゃせいぜいイチャつくとしますか」
「・・・・うん・・・」

 


 

薄いカーテン越しにやわらかい陽射しが入り込んでくる
朝か
俺はまだ隣でかるい寝息をたてているハルヒを起こさないように起き上がる
無防備な寝顔を少しのぞきこむ、本当 こうしているとかわいいな こいつ
ほっぺたでもつっついてやろうか
ふいに腕をつかまれる

 

「いっちゃやだ」

 

寝ぼけてるのか
ハルヒの頬に手をそえながら

 

「おはよう」

 

今日はどんな一日になるんだろうか

 


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