３００系新幹線電車 - ひいらぎの鉄道館

名古屋駅に到着したひかり

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JR東海が「第三世代」と称して開発した新幹線電車。
ひかりよりの上位種別として設定された「のぞみ」の初代車両である。

１９９０年に量産先行試作車が登場し、１９９２年から本格的にデビューした。
１９９３年には山陽新幹線博多まで延長運転されることにより、JR西日本でも同仕様の３０００番台を製造した。

新幹線電車初のアルミ車体を採用し大幅な軽量化を実現、さらにＶＶＶＦインバータを採用し、最高速度270km/hを達成。
東京～新大阪を２時間３０分で結ぶようになった。

７００系の登場と１００系東海道引退後はのぞみよりひかり・こだまでの運用が増える。
さらにＮ７００系が登場した２００７年には早くも廃車が始まっている。

そして２０１２年３月を以て全車が引退・廃車された。

• 基本スペック

編成	１６両
MT比	10M6T
車両長	26050mm（先頭車）
	25000mm（中間車）
編成質量	710t
軌間	1435mm
電気方式	交流25000V-60Hz
編成出力	300kW×4×10=12000kW
制御方式	GTO-VVVFインバータ
起動加速度	1.6km/h/s
営業最高速度	270km/h

• かつて走っていた路線

東海道新幹線、山陽新幹線

• かつて使用されていた列車

のぞみ、ひかり、こだま

定期のぞみから撤退した後はひかりとして岡山までしか運転されなくなった

３２２形９００１と３２３形２０はリニア鉄道館に保存された。

初代のぞみ方向幕