200系の最後の活躍は上越新幹線に限られた。

1982年、東北新幹線・上越新幹線の開業に合わせてデビュー。

0系と同じような外観だが東北・上越系統は緑色の帯が付与された。
制御方式も0系が抵抗制御だったのに対しサイリスタ位相制御を採用している。

最高時速も当初は210km/hだったが1983年以降に240km/hに引き上げられた。
さらに一部では275km/hまで最高速度がアップしている。

JR化後の増備では100系と同じ顔をした200番台・2000番台も登場。
100系と同じく2階建て車両を備えていた。

時代と共に様々なマイナーチェンジ・組み換え・リニューアルが行われてきたが後継車種が登場するたびに活躍の場を減らし、2011年には東北新幹線から撤退。

そして2013年に上越新幹線からも撤退、2013年4月14日の大宮発の新潟行き団体列車「さよなら200系号」を以て完全に引退した。


  • 基本スペック
編成 8両(G編成,K編成)
10両(G編成,K編成)
12両(E編成,F編成,H編成)
13両(H編成)
16両(H編成)
MT比 8M(G編成,K編成)
10M(G編成,K編成)
12M(E編成,F編成,H編成)
12M1T(H編成)
14M2T(H編成)
車両長 25150mm(先頭車)
26050mm(H編成先頭車)
25000mm(中間車)
編成質量 838.5t(X編成)
697t(F編成)
軌間 1435mm
電気方式 交流25000V-50Hz
編成出力 230kW×4×14=12880kW(16両)
230kW×4×12=11040kW(12両,13両)
230kW×4×10=9200kW(10両)
230kW×4×8=7360kW(8両)
制御方式 サイリスタ位相制御
起動加速度 1.6km/h/s
営業最高速度 210km/h(E編成,G編成)
240km/h(F編成,K編成)
245km/h(H編成)
275km/h(F90~93編成)

  • 活躍している路線
上越新幹線

  • かつて走っていた路線
東北新幹線

  • 使用列車

  • かつて使用されていた列車

2013年4月13日に走った仙台発上野行きの団体列車「ありがとう200系号」これが200系が東北新幹線を走った最後の時間だった。

2013年4月14日、大宮から旅立つ最終団体列車「さよなら200系号」、多くのファンが訪れた
最終更新:2013年08月22日 22:58