COLONY - HEAVYMETAL FACE OF K

IN FLAMES - COLONY

ヘヴィメタルの魔神4枚目のアルバム。
ドラムのビヨーンがギタリスト（本職）へ移行し、新メンバーのダニエルを向かえ作成された。
「北欧のメロディックデスメタルバンド」ではなく「世界のメロディックデスメタルバンド」への変化が見られるアルバム。正統派ヘヴィメタルへのアプローチがさらに強くなり、アンダースのヴォーカルも緩急をつけ幅広くなった。アンダースのヴォーカル面については②を聴くとよく判ると思う。ささやくように歌い上げていくクリーンなヴォーカル面がディストレーションヴォイスとのコントラストを持たせている。曲の特徴を生かしたヴォーカルラインを堪能できる。そんなクリーンヴォイスを使用した②やヴォーカルエフェクトを利用した③やキャッチーなコーラスを持つ⑦等は新しいINFLAMESを予感させたことだろう。叙情リフで構築される曲郡はもちろんIN FLAMESそのものであり、メロディについては北欧臭さが抜け、より正統派ヘヴィメタルよりである。さらなる飛躍を目指したINFLAMESの最高の完成度を誇るアルバムで、INFLAMESの世界への快進撃はここから始まったといっても過言ではない。

ちなみに⑦では元EUROPEのキー・マルセロが参加。

EMBODY THE INVISIBLE
ORDINARY STORY
SCORN
COLONY
ZOMBIE INC.
PALLAR ANDERS VISA
COERCED COEXISTENCE
RESIN
BEHIND SPACE'99
INSIPID 2000
THE NEW WORLD
CLAD IN SHADOWS'99 {Bonus}
MAN MADE GOD {Bonus}