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帰り道のロスト

矢部翼は、隠しきれない苛立ちを何かに発散したくて仕方がなかった。
人殺しは既に犯し、それでも罪悪感よりも妹を助けることへの焦燥感が勝っていた。
自己の行為を正当化して、外道の格に自らを貶めてでも勝ち抜こうと思っていたからだ。
地獄行きだとか、天罰が下るだとか、そういうことは全てどうでもよかった。
氷の如く心を鬼にして引き金を引き、この殺し合いでもそうやって一人の少女を殺めている。
なのに――自分がこんな獣と小娘に阻まれている事実が何よりも腹立たしいことだった。


「……退け」


腹を撃たれても尚矢部の身体を押さえつけている黒い狼に、ありったけの気迫を込めて威嚇する。
勿論こんな脅しが通じるとは思っていない。
自分が諦めただとか、そんな風に思われるのがどうしても癪だったからという、下らない理由が生んだ無駄なことこの上ない行為だ。
それでも鬼気迫った矢部の表情は幽鬼のそれにも似ており、もしも軟弱な者なら震えてしまうだろう。
が、黒狼――レックスは決して軟弱な存在などではない。
平行世界では殺し合いを楽しむこともあり、多くの強者を打ち破ることの出来る強靭な人物だ。
鋭い爪も牙も、矢部のような一般人にとってはナイフや鋸の刃と等しい凶器である。


「嫌だね。退けって言われてはいそうですかって退けるかよ」


一時は燃え上がらんまでの怒りを表したレックスも、大分その怒りを鎮静化させたようだ。
押さえる力が緩んでいないところを見るに、腹の傷程度では堪えてもいないらしい。
つくづく面倒な奴だ、と矢部は内心で毒を吐く。
流石に頭を撃ち抜けば死ぬだろうが、この体勢ではそんなこともままならない。
それにもし暴発して自滅なんて間抜けな結末になったら、それこそ自分はとんでもない道化だろう。


(由美子……)


頭の中に浮かぶのは、たとえ自身の全てを賭してでも守り抜きたい唯一無二の存在のこと。
主催者が変わり、ゲームそのもの自体も別のもののようだが、幸い賞品というものはある。
優勝したなら、由美子を取り戻すことくらいわけない筈だ。
人無結が嘘を吐いていなければの話ではある。だが、今は信じるしかない。
―――信じることしか、縋りつくものはないのだから。
何としてでも優勝し、死に物狂いで由美子の無事を勝ち獲り、後は命に代えても護り切る。
その後の人生全てを費やして護り、彼女がその生涯を正しい形で終えるまで死ねない。
それほどまでに、矢部の決意は固く、強いものへと変化していた。

そしてもう一つ、矢部にはどうしても許せないことがある。
それは、今自分を押さえつけて拘束している狼、レックスの発言だった。
確かに客観的に見ればそれは的を射た正しい意見なのかもしれないーーだが。
逆に言うなら彼の言葉はあまりに無責任で、矢部に何の選択肢も示さないようなものだった。
矢部の心の導火線に火を点け、燃えたぎるような怒りを彼に芽生えさせた。
そんなこと、当のレックス達は露程も知ることはないだろう。
彼らの参加していた殺し合いと矢部の参加していたそれとでは、何れ程事情が異なっているのかを、彼らは理解していないのだから。


「……あの」


おずおずという擬音が最も似合うだろう大人しげな物腰で、レックスを止めた少女が口を開いた。
この少女――三瀬笑子が居なければ今頃矢部は、狼の爪に引き裂かれて屍を晒していたろう。
感謝すべきなのだろうが、生憎今の彼にそんな紳士的な感情は微塵も残っていなかった。
如何な手段を使ってこの状況を脱するかを考えるだけで、彼の脳内は手一杯。
そんな彼の返答は言葉ではなく、鋭い一瞥での応答となる。
笑子はびくっとその華奢な身体を震わせたが、ここで臆してはいけないと思ったのか、気迫に負けて食い下がるような真似はせずに、代わりに深呼吸をひとつした。


「お願いがあります……今からでも、私達に協力してくれませんか?」


恐怖を振り払って、笑子ははっきりとした強さで懇願の言葉を絞り出した。
安全を考えたなら最善の選択はレックスに矢部を殺させることなのだが、それをせずに共闘の道を提示したあたり、この少女は悪人にはなれないだろうと、矢部は他人事のように悟る。
確かに矢部一人で戦うより、共闘を張って戦う方がいいことは分かっている。
だがそれはあくまでも、「参加者を殺して優勝する」ことが大前提だ。
唯一の希望である主催者を打倒してしまうことに何の意味があるのか、まるで理解できない。
考えるまでもなく、矢部が出した答えは、


「それは出来ない。俺は優勝することを諦められない」


拒絶だった。
馴れ合いの道など選ぶ筈がない。
いや―――今更そんな都合のいい真似が出来る筈がない。
前回の殺し合いでも大勢殺し、今回も既に一人殺している。
最早彼は何の感慨も懐かずに人を殺すことさえ自動的に行えるだろう。
妹の為という大義名分があるとはいえ、今更掌を返したように善人に帰ろうとはとても思えなかった。
そして当然、最愛の妹由美子を見捨ててまで生き抜こうなど、言語道断の極地だ。


「それに俺はもう一人殺してる。後戻りなんて、もう出来ない」


――迷路とは。
壁に沿って歩いていけば、いずれ必ず抜け出せるものだ。
しかし途中からそれをしたなら永遠に抜け出すことは叶わない。
……少なくとも。矢部翼という人間は、自信が正しい手段でこの迷路を出られるとは考えていない。


「笑子ちゃん、もう駄目だ。こいつは絶対に戻ってこないぞ――これは、そういう目だ」


レックスは嫌悪でなく、初めて焦りのような色を声の中に滲ませた。
察してくれたなら丁度いい。
こいつが殺しにかかる一瞬の隙を突いて拘束を脱し、銃弾を迷わず頭に叩き込む。
目下最大の難敵である黒狼を破るイメージを描き、実行できるように工程を脳内で組み上げる。
さあその鋭い爪を振り上げろ。その瞬間に渾身の力でお前を振り払う。
ご立派な牙をこじ開けろ。その隙があればお前に優位を取るのはいとも容易い。
いよいよレックスから殺気が漂い始めた時、矢部は満足げに笑顔を作った。
しかし彼の思惑は叶わず、もう一度レックスの行動は止まることになる。


「待ってください、レックスさん」


笑子の静止は、またも彼の行動を未然に止めてみせた。
どう考えてもあの少女にそれだけの力があるとは思えなかったのだが、現に三瀬笑子は二度に渡ってレックスの行動を引き止めている。
案外この厄介な狼を突破する鍵は、何処にでもいそうなあの少女なのかもしれない。
矢部の物騒な思考を察することもなく、だが笑子は自分の伝えたいことを必死に伝える為に、彼を思い留まらせようと必死に先を紡ごうとする。


「私は一回死んでいるんです……だから、分かるんです。死ぬことはとっても辛くて……寂しいって」


辛い。
寂しい。
青い鬼に惨殺された笑子の死は、確かにそういった要素の付き纏うものだったのだろう。
しかし、残念なことに矢部の死の経験は、どちらとも無縁のものだった。
そんな風に、最期の瞬間に自分のことを少しでも思えるだけで、幸せ者だとさえ思う。
だからこそ―――矢部は、冷たい声色にならざるを得なかった。

「………いいや、違う」
「………え?」


呆気に取られたような声を漏らす笑子に、矢部はああ、と思った。
この少女もバトルロワイアルを経験し、そして彼と同じように何らかの形で死んだ者だと。
だがしかし、結局のところ、矢部翼と三瀬笑子は道を交えることはなかったのだ。
誰かの為に戦って死んだ矢部と、最期まで愛する人と行動していた笑子の最期の意味合いは、たとえ似通っていても決して同一のものではない。


「死は、虚しい。悲しいだとか寂しいだとか、そんなことが思えるのは幸せ者だけだ」


由美子を救おうと戦って、その結果何も成し遂げられないままに、命を落とした。
一発の銃弾を避けることもできず、拍子抜けする程あっさりと終わらせられた、矢部翼の戦い。
悲劇のヒーローなんかじゃなく、所詮バトルロワイアルに踊らされた道化に過ぎなかった。
そして何より、生きているのか死んでいるのかも分からない妹を残すことが、嫌だった。
死んでいたなら勿論のこと、生きていたとしても彼女を待つのは自分のいない、孤独な世界だ。
兄として彼女を救うことが出来なかった悔しさと申し訳なさ、或いは情けなさが入り雑じって。

――――最後に残ったのは、虚しさだけ。

自分のことを考えてみっともなく死ぬことも、死の恐怖に怯えて逝くことも、苦痛と絶望に塗れた中で命を落とすことも、何も残らない死よりはずっと幸福ではないか。
人間らしい感情の中に死ねたなら、それだけで十分幸せだろうと、矢部は痛切に感じていた。
最悪の死を知っているからこそ、矢部には笑子の言葉を看過することが出来なかった。


「何も残らないことがどれほど虚しいか。哀しさだって、あるだけマシだ」


たとえば死の間際に、慟哭の涙を流せたなら。
たとえば死の間際に、由美子の姿を生死をこの際問わずに一目でも見られていたなら。
少なくとも、何も残らないなんて終わりはなかったのかもしれない。
自業自得、因果応報の終わり方だった――だからこれはただの八つ当たり。
分かっていながらも、矢部は少女の語ろうとする希望を否定した。


「で、でも。誰だって死にたくはないんです……だから殺し合うことなんて、いけない……」
「……そうだ。誰だって死にたくない。俺もそうだし、君達もそうだろう」


だけどな、と彼は付け足した。
脳裏に去来するのは妹との思い出。
決して楽しいことばかりではなかったが、幸せだったというには足る価値のある日々だったと思える。
だからこそ、強く思うのだ。
あいつを救いたいと。あいつと、また何事もなかったように日常を過ごしたいと。
矢部翼は妹の為でもない限り、自ら命を擲つほどの馬鹿ではない。
しかし、彼はこのバトルロワイアルを経て、ひとつのことに気が付いていた。


「………でもな。自分が死ぬのと大切な人が死ぬのじゃ……重みが違うんだよ」


元々矢部が俗に『ジョーカー』と呼ばれる特殊な役目を帯びた理由も、そうだった。
自分と比重してなお重い妹の命を守り、救うために、主催者に従わざるを得なかったのだ。
一度命を落とした時にも、最期の刹那まで、考えていたのは妹のことだった。
自分の末路はどうでもいい。
ただ、一人世界に取り残された妹由美子のことだけが、どうしようもなく気掛かりで。


「俺は殺す。一人残らず殺す。君も殺すしそこの狼も殺す」


その言葉が、決壊の引き金となった。
笑子の言葉に気を取られ、僅かながらに力を緩めていたレックスの拘束を振り払う。
半ばタックルに等しい一撃はレックスの強靭な肉体さえも重心を崩させ、その瞬間を見計らって矢部は自らの銃を構え、無情の一言に尽きる機械的な動きで、その胴体に二発、撃ち込んだ。
即死は取れなかった。ならこの場は撤退するが吉。
少なくともレックスは命を落とすかは分からないが、流石に処置の一つや二つは必要な筈。
どちらにしろこの場は逃げるが勝ちだ。
事実上相手にダメージを与えての勝ち逃げなのだから、これもある意味では意味のある接触だった。
ああいう化け物じみた輩も混じっていると知れただけで、とりあえず得るものはあった。
次に獣の姿をした参加者に遭遇したなら、確実に殺害していかなければならないだろう。
レックスのような奴ばかりではないだろうが、やはり用心はしておくに越したことはない。

しかし皮肉なものだ、と矢部は思う。
自分を改心させようとした少女のおかげで、自分は殺し合いに負けられないことを再認識した。
悲しみの中で迎える死を幸せだと自分は言った。
だが、せめて由美子には笑顔の中で、報われた最期を迎えてほしい。
悔いのない人生だったと言えるような、幸せな人生を全うしてほしい。
三瀬笑子の伝えようとした『命の大切さ』は、このマーダーの覚悟をより強固なものにしてしまった。
矢部翼は、まだ僅かにでも残っていた殺人への罪悪感を全て切り捨て、機械と成り果てることを決意する。
何としてでも優勝してやる、そんな思いだけが彼を猛烈な勢いで変革していった。
今度こそ―――今度こそ、由美子の為に勝ち抜かなければならず、絶対に負けることは許されないと。

レックスに駆け寄る笑子と、腹から血を流してた折れ込む黒い狼の姿。
追ってきたとしても恐れずに射殺するだけだったが、一時的とはいえ戦闘不能に追い込めたことは幸運だった、と矢部は自らの胸を撫で下ろしつつ、走って二人から距離を取る。
しかし、ある程度進んだところで思い立ったようにその足を止めた。


「あ、そうだ」


二人の方を振り向くと矢部は、聞こえるか聞こえないかくらいの大きさで言った。
その表情は激怒しているようにはとても見えず、かといって優しげなそれとは縁遠い。
言うならばそれは、何の感情も示さない表情だった。
無機質でさえある感情の起伏を窺わせない能面が、笑子たちの方を確かに睨み付けていた。


「――――何も知らない癖に、俺のことを語るな」


矢部翼は、レックスのとある言葉に激怒していた。
とある言葉を聞いた瞬間に、矢部は燃え上がるまでの激怒に囚われたのだ。
大事な人を悲しませているのが分からないのか―――その大事な人が、悲しめるかも分からないのに。
生きていなければ悲しむも何もない。
無惨に殺されているかもしれない『大切な人』の為に戦っているのに、悲しませている?
悲しませていたっていい。
ただ生きていてくれれば、もう一度その声が聞ければ、……笑顔が見られれば、それでいいのだ。
そんな自身の胸中を知ろうともせずに全てを分かった風に綺麗事を説いた彼のことが、憎らしくて仕方なかった。それこそ、殺したいくらいに。
結局のところ、矢部を改心させようとした二人の言葉は届かなかった。

暫く走って、追ってこないことを確認するとやっと落ち着いたように一つ深い溜め息をついて、一人ごちる。


「由美子………」


幸せな時間の記憶を瞼の裏に描きながら、矢部翼はしばし、目を閉じていた。
楽しいことから辛かったこと、喧嘩したことから何から何まで、様々なモノが走馬灯のように蘇る。
そして最後に、首輪をつけられて人質に取られた由美子の姿で終わる。
不思議と、もう冷静だった。
とりあえず冷静さを失って自滅することは無さそうなくらい、矢部は落ち着いている。
笑子とのやり取りで覚悟が強まったからか、思い出によって心が癒されたかは本人にも分からない。
少しだけ返り血を浴びた青年は、地図を取り出すとそれを眺め、首を振ってそれをしまう。
行く宛は特にない。
今まで通りぶらぶらと徘徊して、見つけた参加者を殺していけばいいだろう。
焦ることはない、最後に笑えればいいのだから。
人間として正しい、しかし決定的に誤った理想を胸に、矢部翼はまた歩みを進めた。


【B-2/平地/一日目/午前】
【矢部翼@需要なし、むしろ-の自己満足ロワ3rd】
[状態]:背中にダメージ
[服装]:特筆事項無し
[装備]:Gew41(W)自動小銃(5/10)
[道具]:基本支給品一式、Gew41(W)弾倉(2)、ランダム支給品(1~2、武器になりそうな物は無し)
[思考]
基本:妹の安否を知るために優勝し、主催者に合う。
1:もう迷わない
2:目に付いた参加者を片っ端から殺すつもり。
[備考]
※需要なし、むしろ-の自己満足ロワ3rd本編死亡後からの参戦です。
熊本潤平の外見のみ記憶しました。



◇ ◇


「しっかり、してください……レックスさんっ!」


目の前で腹部から血を流し苦しげな呻き声をあげる狼に、笑子は駆け寄っていた。
その瞳にうっすらと涙を溜めて、起き上がろうとする彼に華奢な肩を貸す。
魔狼であり、生命力も人間より上であるレックスにとって矢部の攻撃は、何とか致命傷となるまでには至らなかったようだった。
とはいえ、頸動脈か頭をあの距離で撃たれていたら危なかった。
運が良かっただけで、あのまま殺されていた可能性も十分にあった――と、レックスは歯噛みする。
自分が助けた少女にまで危害が加わるかも知れなかった、そう考えるだけで自分の甘さに憤慨する。
あの場でまずは武装を奪うなり何なりするべきだったのだ。


「ごめん、笑子ちゃん……ちょっと処置しておきたいわ、この傷」


苦笑しながら申告するレックス。
傷自体は致命的なそれでなくとも、行動に支障が出る可能性は無きにしも非ずだ。
最初に笑子と出会った病院に戻って、包帯くらいは巻いておきたかった。
レックスの申告に、首を縦に振って承諾の意思を示す笑子の様子は、心配されているレックス本人が逆に心配してしまいそうな程に悲痛さを感じさせる。
優しい子だ、と感慨深げにレックスは心中で呟いた。
そんな笑子があんなに嬉しそうに語った古川正人とは、どんな人物なのか非常に気になる。
……そこまで考えたところで、急激な不安の波が押し寄せてくるのを彼は感じた。
彼にもまた、大切な存在がいる。
幾度となく交わった、しかしかけがえのない存在だと即答できる、そんな存在がある。
稲垣葉月――同じくこの殺し合いに放り込まれた、自分の大切な人。
彼女の人柄をよく知るレックスだからこそ、彼女が殺し合いに乗るということは無いだろうと信じることが出来たが、こうしている間にも葉月は襲われているかもしれない。
あの笑顔が、声が、温かさが、全てが永遠に失われてしまうことが、怖い。
そして何より――彼女の死を知った時、果たして自分はどうなってしまうのか。
急に湧いて出た言い知れぬ不安に身を震わせるレックスは、強い狼などではなかった。

―――恋人の身を案じる、一人の男の姿だった。


(私の……せい……)


レックスと同じく、笑子もまた負の感情に囚われていた。
この状況を作り、レックスに怪我を負わせてしまったのは結局、自分自身だ。
彼に偉そうなことを言っておきながら、自分の言葉では所詮何一つ変えられなかった。
三瀬笑子という存在が、如何に無力なものであるかを改めて思い知らされた。
同行者に怪我を負わせた罪悪感と、心に言葉を届かせられなかった自分の無力さに、笑子は苦悩する。
古川正人のように颯爽と誰かを助けることは、自分には無理な話だと、弱音さえ吐きたくなる。
自分の大切な人、その面影を脳裏に描くだけで、胸が苦しくなる。
だがそれは、この状況においては甘酸っぱさだとか、そういった青春チックな事柄とは無縁だった。

彼が今どうしているのか。
怪我をしていないだろうか。
まさか、考えることさえ恐ろしいけれど、死んでしまってはいないだろうか。
込み上げる不安を胸に手を当てることで抑え、レックスに肩を貸したまま、よろめくように進み出す。
怪我をしているレックスだけでなく、笑子もまた――そうしていないと、倒れそうだった。


【三瀬笑子@DOLバトルロワイアル2nd】
[状態]:健康、不安
[服装]:特筆事項なし
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考]
基本:正人に会うまで死にたくない。
1:病院に向かう。
2:正人――大丈夫かな。
3:私は死んだはずじゃ………?
[備考]
※DOLバトルロワイアル2nd死亡後からの参加です
※名簿を確認していません



【レックス@新訳俺のオリキャラでバトルロワイアル】
[状態]:腹に銃創(命に別状はない)、出血(中)
[服装]:特筆事項なし
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考]
基本:殺し合いはしたくない、襲ってくる奴には容赦しない?
1:病院に向かう。
2:緑髪の女に警戒。
3:葉月は無事だろうか―――
[備考]
※新訳俺のオリキャラでバトルロワイアル、開始前からの参加です


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042:怒りの行き先 レックス 065:調子の歯車ガッタガタ-LOVE ME OR BELIEVE ME-
042:怒りの行き先 三瀬笑子 065:調子の歯車ガッタガタ-LOVE ME OR BELIEVE ME-
042:怒りの行き先 矢部翼 083:瓦解

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最終更新:2013年02月04日 01:00