この殺し合いで優勝して、兄を生き返らせる。
例え兄が喜ばなくても、例え自己満足だとしても成し遂げる。
そう思っていた、筈なのに。
今の自分はどうだ? 最初の時の指標を辿っているのか?
一度目は、草原で青髪の少年と金髪の女性を襲った、結果は二人とも仕留められず退散する羽目になった。
二度目は、小さな女の子二人を襲った、結果は一人を負傷させるに留まりまたも退散する羽目になった。
三度目は、大人の女性とゴスロリ風の格好をした少女を襲った、結果は、大敗。少女に殴られ歯を折られ堪らず退散した。
結局私――
リーヴァイは最初の六時間、何の成果も上げられず、そればかりか浅くない怪我を負わされた。
顔を殴られ歯と牙が折れ、街にたどり着いて適当な家の中に入って洗面所の鏡で自分の顔を見た時は、
悲鳴を上げてしまいそうになったよ。
自分の顔が、特に口の辺りが真っ赤になってたんだから。
毛皮で分からないけどきっと内出血起こしている筈、痛いし。
失ってしまった牙や、内出血はどうにもならないから口をゆすいで顔を洗うに留まった。
疲れたのでそのまま家で休む事にした。
見慣れない床材の敷かれた――和室って奴かな――部屋で横になった。
「……」
私は、何をしているのだろう。
兄を生き返らせようと他人を殺そうとして、結局一人も殺せず、怪我を負わされている。
いや、それだけじゃない。
――貴方が他人を大勢殺してまで生き返らせたいと思う程の人なら、余程素晴らしい人なんでしょう?
そんな人が、大勢の犠牲の上に自分が生き返る事を望むとは思えませんよ。
――誰かのため誰かのためと言い張って早まるのはただの自己満足(エゴイズム)に過ぎない。
最初のは、二回目に襲った二人の内一人からの言葉。
次のは、三回目に襲ったゴスロリ少女からの言葉。
分かってる、自分のやっている事はただのエゴ――自己満足でしか無いって事ぐらい。
それを分かった上で私はそれをやり遂げようと――でも、結果は。
「……っ」
情けなくて涙が込み上げてくる。
どうしてこんな事になってしまったのだろう、森で兄と平和に暮らしていたあの頃が今となっては遠い昔に感じられる。
そもそも、私は以前の殺し合いで死んだ筈なのにどうして私だけ生き返ったの?
生き返ったってお兄ちゃんがいないならまるで意味が無い。
私だけじゃ生きられない、一人ぼっちは嫌だ。
「えっ……うぇっ……お兄ちゃぁん……」
淋しい、苦しい、辛い、痛い。
助けて欲しい。
兄の温もりが、恋しい。
嗚咽を漏らしていた時、それは始まった。
『えー、みなさん。こんにちは。ボクです。人無結です。
ボクの雑談で時間を潰すのも吝かじゃありませんけどね。さっそく司会進行を執らせていただきます』
「……!?」
どこからか、この殺し合いの主催者である人無結の声が聞こえた。
それが第一回目の放送だと気付くのにそう時間は掛からなかった。
『死者の発表から致しましょうか。嘘だとか勘ぐるのは勝手ですけどね』
私は急いで足の低いテーブル――卓袱台と言う奴だっただろうか――の上に、名簿を広げ筆記用具を取り出す。
呼ばれた名前に線を引いて消す。
お兄ちゃんの教育のお陰で漢字は多少読める。
多い、もうこれだけの人が死んでいるの?
ニュートル? 名簿のどこにもそんな名前無いけど……。
『
野村和也、被検体00号、福沢正也、
緑川美紗子……ですかね。
以上二十一名。聞漏らしのあった方はいらっしゃいますか、いたらまあ、ボクまでお願いします』
また二人名簿に無い名前が呼ばれた。
いや、それはそれとして、21人も死んだの?
知らない名前ばかりだけど……。
『ああ、名簿にない方はですね、言うなら乱入者って感じで。シークレットキャラって燃えますよね』
乱入者?
呼ばれた三人以外にも何人かいるって事かな、名簿に載っていない参加者が。
『それと、ルールを改めてみた人は分かると思いますけれど、今から言うのは禁止エリアという奴の話です。
禁止エリアとは、って言っても名前のままなんですがね。これよりは立ち入り禁止の場所っていうことです。
英語で言うと KEEP OUT でしたっけ? まあ勿論、刑事ものにありがちな黄色いテープを周りに貼りつけるとかそう言う話じゃないですからね。
立ち入ったら、首輪がボカン。六時間前の長谷川裕治くんみたいになりたくなかったら、下手なことしない方がいいですよ』
私は地図も取り出しテーブルの上に広げる。
私が今いる所は、多分、E-3辺りの市街地だと思うんだけど、大きな建物あったし、地形的に。
『では回りくどい説明は此処までとして。発表しますか。
一時間後に、A-4、B-4、F-4、G-4……えーとそうですねえ、あとは、C-6、D-6、E-6って辺りでしょうかね』
呼ばれたエリアに印を付ける。
どうやら私がいる(と思う)E-3は禁止エリアにはならないみたい。
でもこれだと、北の方にある別の市街地全部が一時間後に禁止エリアになるね。
今の所私には関係無いけど。
『では、ボクからは以上です。また六時間後に遭えたらいいのかな。
今度はゆっくり雑談でも致しましょうか。それではみなさん、お元気で――』
放送は終わった。
私のいるエリアは禁止エリアには指定されなかったようだから、その事で動く必要はなさそうだけど。
それにしても21人か、多いな。
いや、以前の殺し合いでも最初の放送で20人ぐらい死んでたっけ。
多い事には変わり無いけど。
私のように殺し合いをする気になっている人がやっぱり大勢いるんだろうか。
「……お腹空いた」
少し、空腹になった。
考えてみればこの殺し合いが始まって6時間飲まず食わずだった。
少し、食糧を食べておこう。
私はデイパックの中から食糧を取り出し始めた。
◆
最初の6時間で、21人がその命を散らした。
内、三人は、今、市街地のとある民家の中で放送を聞く、傍らに刀を置いた少女の手により葬られた。
アイ――本名は「
柳詩織」だが、今は「アイ」の人格が表に出、殺人に全く躊躇いの無い危険な少女。
「へぇ……随分死んでるんだね……三人ぐらいはボクがやったけど」
アイは名簿に乗っていない三人以外の19人の名前が消された名簿を見ながら言う。
橋で戦闘になった銀髪の男、
氷室勝好。
自分が殺そうとした「弓のお姉さん」と共に逃げて行った
熊本潤平。
二人共名前は呼ばれなかった、つまりまだ生きているのだろう。
熊本と共に逃げた「弓のお姉さん」と、熊本と同行していた女性は分からないが。
「この辺は禁止エリアにはなってないみたいだね。
ならもうちょっとこの町をぶらぶらしてみようかな?」
数時間前に二人の男を殺害した時から、新しく参加者は見付けていない。
折角良い得物を手に入れたのだからもっと使い心地を試したい気持ちがアイにはあった。
現在いるこの市街地があるエリアは禁止エリアには指定されなかった。
ならこの近辺を探索する時間は十分にある。
大きな建物もある、更に、北の方にある別の市街地が全て禁止エリアに指定された。
北の市街地に人が一人もいないとは考えられない、きっと何人かはいる筈。
禁止エリアが指定された事で移動を与儀無くされる参加者が出てくるだろう。
E-3、F-3の市街地を目指す者も出てくる筈だ。
「ちょっと食事してから、他の人捜しに行こうっと♪」
デイパックを漁り、アイは軽く食事を取って出発する事にした。
◆
民家のリビング。
(良かった、政喜はまだ大丈夫みたい、でも、相川君……)
金髪の美女、
浅井きららはパートナーの政喜の無事を喜ぶ一方、
この殺し合いで最初に出会った少年の死を知る。
島民ふれあいセンターで見かけた時は、危険人物になってしまっていたがまだ生きていた。
あの後、
紆余曲折を経て自分は
瀬戸麗華と言う少女と共にふれあいセンターを離れたが、あの後、
誰かに殺害されてしまったのだろうか。
「浅倉君が死んだのね……」
そして現在、訳ありで同行している瀬戸麗華は、放送でクラスメイト一人の死を確認した。
呼ばれた21人の中の一人「浅倉翔」。
思い人である「
狭山雪子」の名前は呼ばれなかったが、素直には喜べない。
雪子のために殺し合いに乗り、一人殺害した今となっても、だ。
「麗華ちゃん……」
「い、いえ、大丈夫です」
心配するきららに、麗華は気丈に振舞う。
元々、雪子以外のクラスメイトに会っても容赦しないと決めていたのだから悲しむのはおかしい。
悲しんではいけないのだ、雪子を優勝させなければならないのだから。
「政喜さん、呼ばれなかったみたいで、良かったですね」
「う、うん……雪子ちゃんも呼ばれなかったね」
「はい……」
「禁止エリアもこの辺は大丈夫みたいね」
「そうですね」
「……それにしても……」
きららはカーテンの閉められた窓に近付き、カーテンの隙間から外を覗く。
数時間前までいた島民ふれあいセンターが民家の隙間から見えるのだが、もうもうと黒煙があがっているようだった。
どうやら火災が起きているらしい。
きららと麗華は共闘を決めた後、しばらくはセンター内にいたのだが、火災報知器のベルが鳴り響き、
人が集まりすぎるのではと懸念してセンターを離れた。
大した武器は持っていないので大人数を相手には出来無い。
その後人が集まったのかどうかは分からないが、どうやら火災報知器は誰かが押したとか誤作動とかでは無かったようで、
センターのどこかから黒煙が上がっているのが見えた。
そして現在、煙はまだあがり続けている。
「燃えてますね……」
「普通なら消防車がサイレン鳴らして飛んで行くんだろうけど……。
誰か火でも使ったんだろうね」
「火炎瓶とかですかね」
「有り得る……」
ふれあいセンター内で見かけた相川友が火炎瓶らしい物を持っていた事をきららは思い出す。
あの火災と関係があるかもしれないが、相川はどうやら死んでしまったようなので余り気にする事でも無いと、きららは考えるのを止める。
「……ちょっとお腹空かない?」
「ですね……ちょっと軽く食べましょう」
「そしたら出発しようか」
「はい」
いつまでも火災見物してても仕方無いと、きららと麗華はデイパックを置いたテーブルへ向かう。
「ところで浅井さん」
「ん?」
「部屋の中なのにコート脱がないんですか? ずっと気になってたんですけど」
「あー、そうだね。じゃあ」
麗華に言われて、きららはコートを脱ぎ始めた。
この時、麗華は、きららがずっとコートを着ている理由をまだ知らなかった。
きららがコートのボタンを外し、前をはだけた。
「え」
麗華は一瞬、硬直する。
コートの下は普通に服を着ているものだとばかり思っていた彼女は、まさか、
瑞々しい肌と、大きな二つの乳房、それに、足の付け根の部分の女性として一番大事な部分が目に入るとは、
思いもよらなかったのだ。
「ちょ、ちょ、浅井さん??」
「ん? どうしたの?」
「い、いや、あの、何で、裸……」
「あーこれ? そういえばまだ言って無かったっけ。私売春婦なんだ。
いつでも男の人誘えるようにしてるんだけど、まあ、裸見せたいってのもあって、ふふふふ」
「あー、あ、な、成程」
どうしてこれで納得してしまったのか、どうして自分は顔を赤らめているのか麗華には分からなかった。
ただ、これだけは分かった。
この浅井きららと言う女性は本物の変態なのだと。
「ああ、ちょっと涼しいねー」
「いやあの、椅子に座るのは良いんですけど、股開くのやめて下さい。
その、見えます。その、大事な所が」
「何でよ、良いじゃない女同士だし。まあ、男がいても平気だけど、むしろ大開k」
「やっぱりコート着て下さい! お願いします!!」
……
……
右手にはバール。
引っ提げたデイパックの中には休んだ民家でくすねた三徳包丁が入っている。
武器は一つでも多い方が良い。
食事も取り休息もした、殴られた顔はまだ痛むが歩く分には問題無い。
「……行こう」
リーヴァイは、獲物探しを始めた。
一度は挫折しかけた、が、やはり兄に対する思いは強かった。
(エゴ……自己満足……でも、やっぱり、私はお兄ちゃんを……)
優勝して兄を生き返らせる。
その目標が無くなってしまったら、もはや自分は何をすれば良いのかわからなくなる。
例え一人生き残れたとして、待っているのは孤独なのだ。
リーヴァイの兄に対する思いは、もはや依存と言って差し支え無いレベルになっていた。
それをリーヴァイ自信が自覚しているかどうかは分からないが。
街を歩き、そして、リーヴァイは発見する。
一人歩く人間の少女の姿を。
(……いた)
少女は自分から見て背を向けている、まだ気付いてはいないらしい。
右手に抜き身刀を持っているが、背後から近付き不意を突けば、十分に勝機はある。
リーヴァイは息を殺し、忍び足で、しかし素早く少女に接近する。
もう三回、殺害に失敗している、今度こそは仕留める。
リーヴァイには焦りにも似た気持ちがあった。
そして、十分バールの一撃が届く間合いになった所で、リーヴァイは両手でバールを振りかぶった。
狙うは少女の脳天、鉄製のバールを振り下ろせば、少女の頭蓋骨は簡単に陥没し、脳に致命的な損傷を負わせられるだろう。
(いける――――!)
リーヴァイは勝利を確信した。
だから、その腹に少女が左腕の肘を打ち付け、自分が吹き飛ばされるなどと思わなかっただろう。
「がぁ……!」
リーヴァイの身体は軽く三メートル程後方に吹き飛ばされ、アスファルトの上に強か叩き付けられる。
その際、持っていたバールを手放してしまい、路上に落ちたバールは甲高い金属音を響かせた。
「げ、ぇ……ゲホッ!! げぇっ! え、ウッ」
腹の痛み、背中の痛み、呼吸困難で、リーヴァイは咳き込み悶えた。
吐き出した唾液に混じり胃液や血が路上に飛び散る。
もしかしたら内臓が損傷、破裂したのかもしれない、そう思える程の肘打ちの衝撃は強かった。
「後ろを取れば勝てると思った? 残念、そう上手く行きませんでした!」
少女は明るい様子で、咳き込み続ける人狼の少女を見下ろす。
苦しみながらもリーヴァイは少女の顔を見上げる。
その顔は笑顔。
しかし、何かが歪んだ、狂った笑顔。
それを見た瞬間、リーヴァイは一気に血の気が引いていき、背筋に悪寒が走るのを感じた。
本能的に察したのだ。
この少女から逃げなければ。
メキッ
「ア゛ッ」
少女が倒れていたリーヴァイの頭部を少女の右足が思い切り蹴り上げる。
残っていた牙、無事だった歯が折れた。
再び、リーヴァイの顔は血塗れになり、口からボタボタと赤い液体が流れる。
「ひぎ、あ、あっ」
「狼みたいな頭だね、ワーウルフって言うの?
着ぐるみじゃないんだ、本当にいたんだねぇ……」
「や、やめ、て、助け、て」
もはやさっきまで自分が殺そうとしていた事も忘れリーヴァイは少女に涙ながらに命乞いをする。
だが、少女は聞く耳など持たない。
持っていた刀を、逆手に持ち変え、人狼少女の腹に突き刺した。
「ガァアァアアアアアァアア!!!!?」
悲鳴をあげるリーヴァイ。
しかし少女は悲鳴など意に介さず、突き刺した刃をぐりぐりと回し始める。
傷口はどんどん広がり内臓がズタズタにされ、リーヴァイは耐え難い苦痛に半狂乱になった。
「やめ゛、ヤメテ!! いっ、ギャアァア!! アアァア!!」
涙を流し、涎と鼻水、血まで垂らし、自分の腹を掻き回されるのを止めようと両手で刃を掴むも、
その手の内まで刃でズタズタにされる。
腹部の白い毛皮はもう真っ赤になっていた。
股間からアンモニア臭のする液体まで漏れ出した所で少女は刀をリーヴァイの腹から引き抜いた。
「えあああぁあ、いだい、いたいぃ……いタい……」
もはや目は虚ろで光は宿っていない。
涙を流し、ぐちゃぐちゃになった腹を押さえるリーヴァイ。
普通の人間なら既にショック死しているであろうが、仮にもリーヴァイは人狼である。
人間よりも高い生命力は、逆に彼女の苦しみを長引かせる結果となった。
「あははっ、お腹ぐちゃぐちゃだねぇ。でもキミがいけないんだよ? ボクを後ろから襲おうとするから。
でも、もう十分罰は与えたね、そろそろ楽にしてあげるよ」
少女はリーヴァイの頭の毛を掴み、無理矢理状態を起こさせた。
リーヴァイはもう為すがままで、抵抗しようとはしなかった。
いや、抵抗したくても、腹に力は入れられず、牙も失い両手もズタズタ、戦意は完全に挫かれどうしようも無い。
「……」
リーヴァイはふと思った。
ここで死ねば、大好きな兄に会えるのではないか。
「……あは」
そうだ、頑張る必要など無かった。
一番早く、簡単に兄に会える方法があったではないか。
どうして気付かなかったのだろう。
「あは、あはははっはは! お兄ちゃん!」
大好きな兄、敬愛する兄に、もうすぐ会える。
リーヴァイの心は喜びで一杯だ。
「もうすぐ会えるよ! お兄ちゃん! おにいちゃあぁあああん!!! あはっ! あははははははははははははは!!!!!」
リーヴァイの笑い声が切れた刹那。
彼女の首は宙を舞った。
【リーヴァイ@個人趣味ロワ 死亡】
◆
アイ、こと、柳詩織は、妖刀村正の切れ味に改めて満足していた。
斬首した人狼の切断面はとても綺麗だ。
「首輪……もう持ってるけど、貰っておこっかな」
アスファルトの血だまりの中に落ちている人狼の首輪を拾い上げ、デイパックの中に血塗れのまま突っ込む。
近くに落ちていた人狼が装備していたバールが落ちていたが、無視した。
人狼のデイパックを漁るが、基本支給品の他に入っていたのは三徳包丁のみ、これも無視した。
極上の得物があるのだから、無駄な装備は必要無い。
「お兄ちゃんね……」
死の直前、人狼は狂ったのだろうか、何も無い虚空に向かって「お兄ちゃん」と叫んでいた。
兄がこの殺し合いにいるのか、それとも兄の元へ帰るためかは分からないが、この人狼は兄のために殺し合いに乗っていたようだ。
「まあ、どうでも良いや」
だが人狼がどんな事情を持っていたにせよ、アイにとってはどうでも良かった。
「さあて、他に誰かいないかな?」
早々に、次の獲物をアイは探し始めた。
【E-3/島民ふれあいセンター周辺の市街地/一日目/日中】
【柳詩織@才能ロワイアル】
[状態]:「アイ」の人格、身体能力向上中
[服装]:血塗れ
[装備]:工事用ヘルメット、妖刀村正@需要なし1st
[道具]:基本支給品一式(食糧少量消費)、ランダム支給品(1~2)、脇差、糸鋸、野村和也のディパック、
石川清隆のディパック、石川清隆の首輪、リーヴァイの首輪
[思考]
基本:しーちゃんのために優勝する。
1:殺しちゃえ☆
[備考]
※才能ロワ1話「創造世界」以後からの参戦です。
※アイスピックを回収していません。
※妖刀の精神支配がかかっていません。
◆
女二人が走る。
しばらく走って、塀にもたれかかって足を止める。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
「ハァ、ハァ……」
片やコートを着た金髪美女、片や学生服姿の美少女、どちらも息を切らしていた。
二人の表情は暗い、無理も無い、彼女達二人はあるものを見て存分に肝を冷やされたのだから。
走ってきたのはその「あるもの」から急いで離れようとした結果である。
「……どうやら気づかれ無かったみたい」
「……何なんですか、あれ」
学生服姿の美少女、瀬戸麗華が震えた声でコートの美女、浅井きららに話し掛ける。
「どう見てもまともじゃないですよ、あれ……狼、か何か……を、む、惨い殺し方……!」
「……」
二人が見たものは、少女が狼らしき生き物を惨殺する光景。
曲がり角から様子を窺ったのだが、それは残酷かつ凄惨だった。
悲鳴をあげる狼を、少女は弄んだ末、首を斬り飛ばして殺してしまった。
そこまで見て、二人は少女に気付かれる前に走って逃げた。
「……殺されたのは、人狼の女の子みたいだった……」
「人狼……? い、いや、とにかく、あの女の子はまずいですよ絶対」
「そうだね……あの子と戦うのは絶対に避けた方が良いね」
きららと麗華は、人狼を惨殺した少女と会ったら全力で逃げる、相手にはしないと決めた。
自分達の探し人、思い人が少女と相対しない事を願いながら。
【E-3/島民ふれあいセンター周辺の市街地/一日目/日中】
【浅井きらら@俺のオリキャラでバトルロワイアル2nd】
[状態]:健康
[服装]:コートの下は裸
[装備]:合口
[道具]:基本支給品一式(食糧少量消費)、狭山雪子のブラジャー@変哲×EDLおまけSS、デリンジャー(0/2)
[思考・行動]
基本:
浅井政喜を優勝させる為に皆殺しにする。
1:麗華ちゃんと協力する。
2:基本的にはスタンスを偽って、隙を見て殺していく。
3:人狼(リーヴァイ)を殺した少女(柳詩織)とは絶対に戦うのは避ける。
[備考]
※死亡後からの参加です。
※島民ふれあいセンターの構造を大まかに把握しています。
※柳詩織の容姿のみ記憶しました。
【瀬戸麗華@変哲もないオリキャラでバトルロワイアル】
[状態]:肉体的疲労(中)、精神的疲労(中)、返り血
[服装]:特筆事項無し
[装備]:金属バット(凹みあり、血濡れ)
[道具]:基本支給品一式(食糧少量消費)、ランダム支給品(0~1)
[思考]
基本:雪子を優勝させるために殺し合いに乗る。
1:浅井さんと協力する
2:後悔はしない――――。
3:クラスメイトにあっても容赦しない。
4:自分より強い人は無理に戦わない。
5:人狼(リーヴァイ)を殺した少女(柳詩織)とは絶対に戦うのは避ける。
[備考]
※変哲もないオリキャラでバトルロワイアルにてバスで眠ったところからの参戦です。
※
永久修康の名前と容姿を記憶しました。
※身体の麻痺は回復しました。
※柳詩織の容姿のみ記憶しました。
※リーヴァイの死体及びデイパック(基本支給品一式、三徳包丁入り)、バールが、
E-3島民ふれあいセンター周辺の市街地の路上に放置されています。
※島民ふれあいセンターより黒煙があがっています。
《調達品紹介》
【三徳包丁】
リーヴァイがE-3島民ふれあいセンター周辺の市街地の民家より調達。
日本の家庭では最も一般的な包丁。肉、魚、野菜など幅広い材料に対して様々な切り方が出来る。
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最終更新:2013年02月04日 01:33