仮免試験とは
相澤「緊急時における“個性”行使の限定許可証」
「ヒーロー活動認可資格 その“仮免”」
「敵が活性化し始めた今 一年生にも自衛の術が必要だ」
ヒーロー公安委員会が運営する(?)試験……らしい
本編ではOFAvsAFOの約25日後に行われている(111話1コマ目より)
毎年試験内容は変わるが基本的に戦闘力・情報処理能力・救命力などの「ヒーローとしての資質」を試している
「自動車の「仮免」のイメージだと結構簡単そうだが、命に関わる資格のため、仮免とは言えそれなりの難関試験だぞ!」
ヒーロー公安委員会本部にて『仮免取得試験 企画会議』が、試験の約3週間前に行われた
今年の試験内容は、警視庁(ルビ:うえ)からの提唱(事実上の命令)により、例年から変更された
(この事から、ヴィラン受取係と揶揄される警察は、実際はヒーロー組織よりも上の地位だという事が分かる)
応急処置や傷病診断など、救助における個々の基礎知識はあるものと前提した上でその先の協力・協調姿勢に注力した試験内容に変更された
例年の合格率は5割弱(デクらの受ける試験は6.5%以下)
毎年6月と9月に全国3つの会場で一律に試験が行われる
- 雄英の生徒同士が同じ会場になることを避けるため、クラス別に会場を分けて受験する
- 今年度は、度重なるヴィランの襲撃があったため、身を守るために例年より早く前倒しで仮免試験を受ける
- 雄英生は、仮免試験のために必殺技を2つ考案、訓練した
1次試験(ボール当て)
受験者数:1540人
通過者数:100人
試験形式:勝ち抜け
通過条件:2人以上を脱落させる
- 試験場となるフィールドは広大で様々な地形が用意されている
- 受験者は3つのターゲットを常に晒されている体の好きな場所に取り付ける
- 受験者には6つのボールが配られる(ボールを入れるバッグもあるがモブは付けてなかったりする)
- 3つ全てのターゲットにボールが当たると脱落、3つ目に当てた人がその人を倒したことになる
- ボールを投げる必要はなく、直接持ってターゲットにタッチしてもok
- 士傑高校の生徒が全裸になってターゲットも外しているが特に咎められる様子もなく1次を通過している
- 士傑高校の生徒が118人余分に脱落させているが特に咎められる様子もなく、脱落の取り消しも行われていない
- ターゲットはボールが当たると発光する
- ターゲットとボールはハイテク機器であり、誰が当てたか、当てられたかが瞬時に計測、集計されていく
- 合格者は控室に移動する
- ターゲットは専用キーでのみ外すことができる
- 控室には軽食が用意されている
- 『雄英潰し』が恒例で、開幕直後雄英生徒は狙われる
- なぜなら、オリンピック級の体育祭で顔と個性が知れ渡っているので、対策を練られているから
2次試験(救助演習)
受験者数:100人
通過者数:不定(本編では89人合格)
試験形式:減点形式
要救助者を全員避難させた時点で試験終了
通過条件:持ち点が100点中50点未満で即不合格(退場はしない)
- 1次試験で使用されたフィールド全体を爆破して災害現場を再現
- 演習のシナリオは「ヴィランによる大規模テロが発生、建物倒壊により傷病者多数、道路の損壊が激しいため救急の到着に著しい遅れが生じ、到着するまでの救助活動は現場のヒーローたちが行う」というもの
- 受験者は仮免を取得済みのバイスタンダーとして救助を行う
- 途中でヴィランに扮したプロヒーロー等が対敵能力を試しに乱入してくる
- 救助行動の採点は要救助者役のHUC(Help Us Company)が行う
- その他の俯瞰的な動きの採点は採点マニュアルと受験者のデータを網羅した公安職員がマンツーマンで行う
- 試験形式および通過条件は受験者には明かされていない(ただしHUCより受験者へ「(その行動は)減点だよォ!」という発言あり)
- ヴィランに扮したプロヒーローは「拘束用プロテクター」を装着しており、動きが制限されている
- また、プロヒーローらは「セメントガン」を持っている。発射された物体が付着するとすぐに固まり動き辛くなる
- 合否は試験終了後に巨大モニターにて発表される(氏名を50音順で表示)
合格発表後
どの行動が何点引かれたかなど採点内容が詳しく記載されたプリントが配布される
2次試験で不合格になった受験者も3ヶ月の特別講習を受講した後個別テストで結果を出せば仮免許を取得できる
1次は「おとす試験」で、選んだ100名はなるべく育てていきたいとのこと
ただし学業との並行でかなり忙しくなるらしい(全国各地から集まる受講者にどう対応するかは不明)
不合格者への特別講習
週末に行われる
講習内容はスパルタで、週明けに登校した爆豪や轟は顔にいくつも絆創膏を貼っていた(腕は無傷)
講習を行うたびに人件費がかかっている事や、全国にいるだろう受講者への対応がどうなっているか、作者は考えているのだろうか
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最終更新:2024年01月14日 11:40