事件は警察署だけで起きているんじゃない! ペンションでも起きているんだ! ◆/mnV9HOTlc
警察署の中…そこにはメイドさんが歩いていた。
彼女の名はマリア。
三千院家のメイドである。
何故先ほどまで牢屋の中にいた彼女が普通に歩いているのか?
それは、今から数分前に起きた出来事である…。
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「私はこのままここにいていいんでしょうか…」
現在、マリアは牢屋の中。
出られないと知り、泣くだけ泣いた後である。
「支給品はママ○モン…。 これじゃあなにもできないですし…。
敵でも来たら終わりですよ…。」
もう1回支給品を確認してみる。
でもやっぱり出てくるのはさきほど確認したものばかり。
「どうにかして出ないといけませんね。
ナギもきっと困っているでしょうし…。」
とりあえず冷静になり、脱出する方法を考える。
まずはここから脱出するために鍵を探そうとするが、もちろんそんなものはある訳ない。
となれば、なにかこの扉にトリックがあるのではないかと確認してみる。
「もしかしたら他にも開ける方法があるかもしれません。
ちょっと確認してみましょうか。」
マリアが確認しようとして扉を軽く押したその時、彼女は何かを感じた。
そう…鍵がかかっていなかったのだ。
マリアはその分厚い南京錠をよく見てみる。
すると、その南京錠は鍵がかかっていない状態であった。
それは誰だって見ればわかるくらいに。
それがわかるとマリアは南京錠を外し、牢屋の中から脱出した。
「…冷静になるべきでしたね。 最初から。」
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そして今に至る。
彼女の支給品はママ○モン。
このバトロワでは、何にも役に立たないハズレ支給品だ。
でも運のいい事に、彼女は警察署にいる。
もしかしたら、武器などを発見できるかもしれないのだ。
「なにか銃でもあれば助かるんですけどね…。
せめて、護身用としてなにかしら持っておかないと…。」
そして、彼女はとある部屋に入る。
その部屋の名前は「通信指令室」。
「110番」ダイヤルがつながる場所である。
「やっぱり誰もいませんね…。」
さすがは警察署というべきか。
やはりその部屋は広かった。
だが、そこには誰もいなかった。
「ここなら何かありそうですね…。」
とりあえず探してみる事にした。
「しかしやたらときれいですね。
もっと机の上とか紙だらけだと思っていましたが…。」
その通信指令室は誰も使っていないのかというくらいきれいだった。
…実際誰も使っていないのだが。
彼女が探索を続けていると、電話が鳴るのが聞こえてきた。
「これは…電話なんですかね?
とりあえずとってみましょうか。」
ここの通信指令室は一般的な警察署と違い、電話が各「110番受理台」に置いてあるのだ。
画面などはきっと場所がわかるので、主催者側が外したのだろう。
「もしもし? どなたですか?」
マリアは黒い電話の受話器をとる。
「あの…助けてください…」
そこか聞こえてきたのはか弱い少女の声。
なにか起こっているのは、マリアでも把握できた。
「どうしたんですか!? とりあえず落ち着いて話してください。」
マリアは冷静になる。
先ほどだって鍵が開いているのにも関わらず、自分が慌てたせいで出るのに一苦労した。
だから今度こそは、と平常心を保つ。
「人が死んでいるんです…。」
一方、電話の相手…萩原雪歩はいつ倒れてもおかしくない状況でもあった。
だが、警察につながったという理由で少し踏ん張る事ができた。
これで通報すればきっと助けてくれる…。
そう思ったからだろう。
「どういう人が殺したかわかりますか? 特徴でいいから教えてください。」
「青い髪で、正装している少年でした。 確か黒い服だったはずです。」
「!?」
マリアが驚くのも無理はない。
なぜならその特徴は全て彼女がよく知っている有能な執事…綾崎ハヤテに該当していたからである。
「なにかその少年は言っていましたか?」
「マリアさんだとかお嬢様だとか言っていたような気がします…。」
もしかしたらとは思ったが、やっぱりそれはどう考えてもハヤテであった。
まだ決まった訳ではないと思っていたが、その少女の最後の言葉でそれが確定になってしまった。
「ところで今あなたはどこにいますか?」
「なんかの島のペンションとかいう場所にいるみたいです…。」
「わかりました!今からそちらへ向かいます!」
「ありがとうございます!すぐに助けに来てください!」
そして電話が切れる。
マリアは地図を見る。
ペンションはI-8で、警察署はB-4。
どう考えてもかなりの距離がある。
だが、ハヤテの事もある。
早く彼には殺人を止めてもらいたい。
なので、彼女は遠いが、I-8に向かう事にした。
念のために近くに偶然おいてあったスタンガンを手に取り、急いで通信指令室から抜け出した。
警察署を急いで出ようとした時、またしても彼女は信じられない光景を見てしまった。
首が取れている少女と、壁際に倒れている少女。
その二人がそこにはいた。
マリアは壁際に倒れている少女の脈を調べる。
首が取れている少女はもう死んでいるとわかっているが、この少女はまだわからない。
「脈が…ある!ということはまだこの子は…!」
その少女には脈があった。
そして、怪我をしていてることには間違いないだろうと思ったマリアは急いで警察署の中をまた駆け回った。
多分警察署なら、救急箱くらいあるだろうと思ったからだ。
「ハヤテ君…あなたに会うのはちょっと先になりそうですね…。」
【B-4 警察署/1日目・黎明】
【マリア@ハヤテのごとく!】
[状態]:健康、冷静
[装備]:スタンガン@ひぐらしのなく頃に
[道具]:支給品一式、ママ○モン×1@現実
[思考・状況]
基本:ナギを守るべく、保護する。
1 ハヤテ君を止めにいく。 そして電話の相手も助けに行く。
2 少女を助けるべく、救急箱を探す。
3 あんな事があったから、いつでも冷静になる。
【高町なのは@魔法少女リリカルなのは】
[状態]:気絶中、頭部にダメージ(小)、精神的ショック(大)、頬が血で濡れている
[装備]:歩く教会@とある魔術の禁書目録
[道具]:なし
[思考・状況]
基本:仲間を増やして脱出する。誰も死なせたくない
1 (気絶中)
【スタンガン@ひぐらしのなく頃に】
園崎詩音が使っていた武器。
スイッチを押すことにより内部電源回路で高電圧を発生し放電電極部に相手を接触させることにより、相手の神経網を強烈に刺激して、電流が流れている間は体の制御が利かなくなり歩行が困難な状態にさせる。
実は、現実ではスタンガンで気絶することはまずないそうです。
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一方電話の相手である萩原雪歩は安心していた。
「これで…これで全てが終わるよ。」
それほどまでに警察というものを信頼しているのだろう。
安心した彼女は近くのソファーに倒れるように寝転んだ。
そして彼女は眠りに落ちた。
だが、彼女はまだ知らない。
話した相手は雪歩と同じく参加者である事。
そして警察が助けに来ることは絶対無い事。
【I-8 ペンション/1日目・黎明】
【萩原雪歩@THE IDOLM@STER】
[状態]:睡眠中、安心感、嘔吐感(多少落ちついてきた)
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、不明支給品1~3
[思考・状況]
基本:不明
1:(睡眠中)
2:これで警察が助けにきてくれる…。
3:ブルー系統の髪の男の子を危険人物認定。ていうか、もう男に会いたくない。
【備考】
※換気をすれば、微量の青酸ガスは消えます
※微量のため死に至ることはない。
※雪歩の荷物はクローゼットの中です。
※メロンパン(2/3)@灼眼のシャナはI-8のペンション内のテーブルに置かれています。
※インデックスの死体はI-8のペンション内に放置されています。
最終更新:2009年10月03日 14:36