アットウィキロゴ

Is it an inevitable meeting?

Is it an inevitable meeting? ◆FU1sMUSXrI



朝日が深緑の森を照らし始める。黎明。それは夜が明けること。
この地獄のような……いやここは地獄なのだろう。
いきなり連れ去られてきて殺し合い。これが地獄以外の何であろうか。
普通は怯える。普通は何とか脱出しようと考える。普通は殺し合いに乗って優勝しようと考える。
だが……

「これは……」
「えーと……」
「……んんっ……」

寝てる人は普通はいないだろう。


 ◇


時刻は少し前に遡る。

「吉田さん大丈夫?」
「は、はい……大……丈夫で……す……」

静寂の森の中を二人の参加者が歩く。
一人は髪が肩で切り揃えられたどこにでもいそうな少女。
顔は可愛いの部類に入るだろう。
名は吉田一美。少し非日常に踏み込んでいるごくごく普通の少女だ。
もう一人は柔和な顔つきで初見の人は女性と見間違えるだろう。
名はユーノ・スクライア。無限書庫司書長の若き天才である。

「ねぇ、吉田さん、無理しなくてもいいんだよ?ほら、休もう?」
「大丈夫です……。こんな所で……立ち止まっていられませんから」

気丈にもそう返す一美だが、息を切らしながら言われても全然説得力がない。

「うーん、じゃあ神社に着いたら休憩ってことにしない?ここから近いし。
それにもしかしたら坂井君もいるかもしれないよ」
「…………はい。わかりました」


地図を広げながらそう呟くユーノ。さすがの一美もここまで言われたら反論できない。
そしてユーノはとあることを考える。

(魔法の調子がいつもより悪い?おかしいな、転送魔法も効きが悪かったし。
 魔力もごっそりと持ってかれた。しばらくは転送魔法も使えないな)

ここに来る前にユーノは転送魔法で近くの施設までいけないかと考えた。
だが、結果は散々。自分と一美、二人運ぶのにでさえ、魔力をかなり消費してしまった。
その転送魔法で飛んだ結果、神社が近かったので神社に向かうことに決めたのだ。
美術館方面に向かえば坂井悠二ともすぐ逢えたのは余談だが。

(あまり魔法を使わない方がいいな。バインドもあまり効果が無いのかもしれない)

「ユーノさん!神社が見えてきましたよ!」

一美の声で現実に引き戻される。

(今はとりあえず……吉田さんを守ることが先決だ。考察については後回し。
 もしかしたら……なのはもいるかもしれない)

淡い希望だ。だが持たないよりはまし。そう、ユーノは考え、ひとまず考察をやめた。

「よし。じゃあ行こうか、吉田さん」
「はい」

二人はしっかりと足を踏みしめ神社に向かった。


 ◇


時刻を戻そう。

「この人どうします?」
「うーん、どうしようか?」

巫女と考古学者、学生の三竦み。
どのような接触をするのか?それはまた別のお話……

【C-2 神社内/1日目・黎明】
【博麗霊夢@東方project】
[状態]:健康、霊力なし 、熟睡
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、不明支給品(1~3)
[思考・状況]
基本:主催者打倒
1:……
[備考]参戦時期:東方妖々夢後より参戦(射命丸文について良く知りません)
※制限により霊力が封印されています、空は飛べますが弾幕は撃てません

【ユーノ・スクライア@魔法少女リリカルなのは】
[状態]:健康 、魔力消費(大)
[装備]:S&W M686 (6/6)
[道具]:支給品一式、予備弾60、確認済み不明支給品1~2
[思考・状況]
基本:知り合いを探す。
1 どうしようこの人?
2 吉田さんと行動する。
3 何で僕の名前だけが名簿にないんだ?
4 神社でひとまず休憩する。
[備考]:Strikers本編終了後から参戦

【吉田一美@灼眼のシャナ】
[状態]:肉体疲労(中) 精神疲労(小)
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、確認済み不明支給品1~3
[思考・状況]
基本:知り合いを探す。
1 どうしようこの人?
2 坂井君……シャナちゃん……
3 神社でひとまず休憩する。


37:事件は警察署だけで起きているんじゃない! ペンションでも起きているんだ! 時系列順 40:揺れる想い
37:事件は警察署だけで起きているんじゃない! ペンションでも起きているんだ! 投下順 39:洞窟ツアーにようこそ
14:恋する乙女と翡翠の楯 ユーノ・スクライア :[[]]
14:恋する乙女と翡翠の楯 吉田一美 :[[]]
06:霊夢の今宵もアンニュ~イ 博麗霊夢 :[[]]


最終更新:2009年12月05日 10:32