漢字の大海

蓖麻

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houji

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【蓖麻】(ヒマ)

トウゴマの漢名。

とうごま【唐胡麻】
トウダイグサ科の植物。
アフリカ原産。温帯・熱帯で広く栽培し、熱帯では低木状となるが温帯では一年草。
茎は赤色で高さ2~3メートル、円柱状中空で節がある。
秋、大きな総状花序を出し、下部に黄色の雄花を、上部に雌花を開く。
球形の果実は表面にとげがある。
種子は蓖麻子(ひまし)といい、インゲンマメに似て光沢があり、猛毒リシンを含む。
ひまし油を製し緩下剤などとする。
唐荏(からえ)。
漢名、蓖麻(ひま)。
<広辞苑第六版>

「萆麻」とも書く。
「蓖」は連綿字なので単体で意味を持たない。

漢字と無関係だけど、ポパイの恋人のオリーブ・オイルの兄の名は「キャスター・オイル(Castor Oyl)」。
この名前は、上述の「ひまし油」の英名「Castor oil」に由来するそうな。


  • 備考
    • H23年度第2回漢検1級(一)読みにて出題


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