補中益気湯
人参・白朮・甘草・生姜・大棗・当帰・黄耆・陳皮・升麻・柴胡
解説
- 漢方的なリポビタンD。
- 代表的な補気剤
- 虚寒証向け
(この下に書き加えていってください)
適用
倦怠感
倦怠感は気虚症状と考えられるため。
食欲不振
補中益気湯は有名な補気剤だが、決して方剤の中に気が入っているわけではない。消化吸収で気の材料を作る「脾胃」の働きを高めることで、結果として気を補うのだ。
よって、「脾胃」の働きの低下で起こる食欲不振にも、補中益気湯は有効と言える。
よって、「脾胃」の働きの低下で起こる食欲不振にも、補中益気湯は有効と言える。
胃腸の弱い虚弱者の病後や術後の体力回復
上にも書いたが、補中益気湯は「脾胃」――西洋医学では胃腸にあたる機能――のはたらきを高める。
また、気は体の生理的作用には必要不可欠であるの。
また、気は体の生理的作用には必要不可欠であるの。
以上から胃腸の弱い虚弱者の病後や術後の体力回復にも有効とされる。
内臓下垂症
補中益気湯内の升麻は升性(引上げる作用)が強い、また気を補うことで気の「固摂作用」(この場合は内臓をあるべきところに留める作用)が高められるので、内臓が下に垂れて他の臓物を圧迫する症状には有効である。
(他の適用も書き加えていってください)
派生
(他の派生例も書き加えていってください)
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