刻音 - 崩壊学園wiki

キャラの基本情報

• 誕生日　10月2日
• 身長　172cm
• 体重　54kg
• 3サイズ　95/62/88
• 趣味　ホラー映画

超電磁学園の3年生。自由奔放な性格で行動力がある。ただ気性がやや激しくて皆を困らせている。性格的にはちょっと間題のある少女だが、実力がずば抜けているため、学園の風紀委員を務めている。

神格覚醒ストーリー

学校の古い伝説

もともと彼女は刻音という名ではなかった。名前というのは無意味な記号に過ぎない。彼女は超電磁砲、実力を頼りに生きる人間だ。誰も彼女の努力、あるいは趣味を否定することはできない。彼女は二つの拳とビリビリの電流で戦い続け、最底辺から万人の上に立つ位置へと上り詰めた。

貧乏な出自

彼女たちが生きるのは文明が滅んだ後の世界。当時、神が残した兵器たちが集結し始めていた。しかし好戦的な者が集まって、争いを起こすだけ。ここに集まったのは各門の兵器ばかり。超電磁砲のような量産型の平民にとっては悪夢だっただろう。

難儀して前に這う

ここへ来た当初、超電磁砲は下っ端の相手を倒してうぬぼれ、全員を倒してやると息巻いていた。しかしほどなくして現実を知ることとなった。彼女は当時、自分を倒した者が誰だったか覚えていない。覚えているのは心に受けた痺れるような痛みだけ。そして相手を超えたいという渇望。その後、彼女は集合地で自ら戦いを仕掛けるという名の訓練を開始した。彼女にとっては負けを認めず、死ぬまで戦い続けるという気持ちだけが頼りだった。

喧嘩上等

超電磁砲は次第に重要視されるようになり、他の兵器はこの平民兵器をそれまでとは違った目でみるようになった。彼女は強く、とても強くなった。気性が荒い彼女を怒らせようとする者は多くなかった。
そんなことをすれば死闘になるのが目に見えていたからだ。そして間もなく、彼女はこの地を支配し、人間に倣って自ら決めた統一ルールを導入した。
さらにこの地を「超電磁ビリビリ学園」と命名し、自分は風紀委員に就任。「喧嘩上等、御意見無用」の校訓を定めた。

設定の衝突

超電磁砲は人間の作法に興味を抱いているようだ。
特に学園内の恋愛には非常に好奇心がかき立てられるらしい。彼女は恋人を見つけたいと思ったが、程なくしてあるうわさを耳にした。新たにやってきた放電兵器が電光石火の勢いで名門兵器たちを倒しているという。それにその放電兵器は自分より背が低く、自分より筋肉が付いているわけでもないと聞いた。
「超電磁設定キャラは一人で十分」——そう考えた彼女は相手をやっつけてやろうと出向いたが、負けてしまった。しかも完敗。

恋という痛み

度重なる戦いの中で彼女が見たものは比類なき強大なパワー、いわゆる天才だった。天職の偉才は、自分のような平民出身者が努力で追いつくことができるような相手ではなかった。しかしそんな相手の顔には一抹の寂しさが浮かんでいた。
最後の戦いで二人が火花をちらし合っていた時、超電磁砲の心を突然、刺されたような痛みが買いた。
それは電気のせいではなかったし、戦いに対する渇望でもなかった。その時彼女は思った。これは人間のいう「恋」かもしれないと。

新たな学園の伝説

あの時の戦いの後、超電盛ビリビリ学園内で二人が戦う姿は見かけなくなった。見かけるのは超電磁砲が相手について危険を冒す光景だけ。
ある者は、超電磁砲が負けを認めず、攻略方法を探すため相手につきまとっていたのだと言う。しかしある者は、彼女は完全に負けを認めたと言う。そして「姉さん、充電しよ！そんであいつらを一緒にやっつけよう」というのが口癖になっていると。
でも超電磁砲だけは知っている。自分は「恋心」を満たすために影のように付き従っているのだということを。そして彼女は刻音という名を名乗るようになった。あの人にちょっとでも近づくために。