マーレボルジェ・ヴリトラ・プロモーション
神器の移植や
ヴリトラの覚醒といったイレギュラーや、イッセーから受けた影響によって生まれた特殊な禁手であるため、分類としては「深淵面」と「慮外面」の複合型であり、各「ヴリトラ系神器」の禁手とは違う結果になっている。
発動中は匙とヴリトラは同化しているため、2人の声が重なった音声となっている模様。
暗黒の鎧の全身から黒い触手のようなラインをいくつも生やし、触れた
量産型邪龍のオーラを一瞬で吸い尽くして塵に変えるほどの吸収力を得る。
さらに、周囲の空間へ視認できるほど濃密な呪詛をまとった漆黒の邪炎を放出しており、迂闊に近づけばそれだけで殺されてしまう危険があるとされ、量産型邪龍クラスの相手なら簡単に呪殺してしまう。
地獄の業火にも等しいとされる黒炎には凶悪な呪いが宿っており、一度でも直撃すればそこから呪いが発動し、相手が燃え尽きるまで消えないか、あるいは相手の力を散らす効果がある。
火力は聖十字架の紫炎とすら互角以上に渡り合い、相手に激痛を与えると共に徐々に体力と魂を奪い取って灰に変えるほか、熱気を発して範囲攻撃を行い、ラインにも黒炎を纏わせることで接触する別の相手を延焼させられる。
また、黒炎を拳に込めることで、殴った相手に邪炎を燃え移らせて火傷を負わせることも可能で、加えてラインも腕に纏わせることにより相手へさらなる激痛と熱気を与えることもできる。
この状態では、匙は「龍王クラス」の力を安定して発揮できる。
名称は地獄の第八圏に由来する。
最終更新:2022年02月24日 17:55