ハンター試験
年に一度行われる、
ハンター協会主催のハンターライセンス授与試験。
民間資格だが、国際的ライセンスとして国家資格かそれ以上の信用ある資格として広く認められている。
試験には毎年数百万人の参加者が集まるが、試験会場に辿り着ける者さえごく一握りである上、試験自体も死傷者が頻発するほど過酷を極めるため、合格者が一人も出なかった年もある。
試験官は、審査委員会から依頼されたプロハンターが無償で務める。
裏試験
正規のハンター試験に合格した人間に、
念能力の習得をさせるための秘密裏で行われている試験。この試験に受かり念を習得しなければ、真のハンターではないと言われている。
すでに念を習得している者には課せられない。
ハンターライセンス
ハンター試験に合格したものに与えられる、プロハンターの証。
一見地味なカード状をしているが、ありとあらゆる偽造防止加工が施されている。
このライセンスを持っているとハンター専用の情報サイトを利用できるようになるほか、各種交通機関・公共機関のほとんどを無料で利用できたり、一般人立ち入り禁止区域の8割以上に立ち入りを許されるようになる。
その他の面でも所有しているだけで一生不自由しないだけの信用を得ることができ、
ヒソカによると殺人を犯してもハンターライセンスがあれば不問になる場合もあり、それを目的としてライセンス獲得を目指す者もいる。
これらの付加価値によってライセンスそのものも極めて高い価値を持ち、売るだけで7代は遊んで暮らせるとも言われ、借金の担保にすれば億単位の金が即金で融資される。
高価値、リスクもあってか、ハンター協会の調べによると、新人プロハンターの5人に1人が何らかの理由で合格1年以内にライセンスカードを紛失しているという。
一度合格した者は合格が取り消されることはないが、再受験はできない。
またカードの盗難・紛失があっても再発行は一切されず、他のハンターからはプロ失格の烙印を押される。
階級
アマチュアハンター
ライセンスを持たないがハンターを名乗り仕事をする人。
実力の高低に関わらずライセンス非所持者は全てアマチュアと呼ばれるため、単なる詐称から念能力者まで実力は様々。
ライセンスがなければハンターの仕事ができないわけではないので、必要が無いからと資格を取得しない者もいる。
ライセンス非所持というだけで信用のランクが1つ落ちはするが、高度な任務ほどライセンスの有無だけで判断しなくなるため、結果的に正規ハンターよりも信用を得ているアマチュアも存在する。
ライセンス取得者
ハンター試験を合格しハンターライセンスを持っているが、前述の裏試験にまだ合格していない人。
ライセンスを持っているので各種特権を利用できるが、念を体得していないのでハンターとしての実力は半人前以下としか見られない。
プロハンター
ハンター試験を突破し、かつ裏試験にも合格した人。
ハンターとしての実力は、念を体得して初めて一人前と言われる。
例:ゴン、
キルア、
クラピカ。
一ツ星(シングル)ハンター
プロハンターの中でも、ある1つの分野で大きな成功を残したハンターに贈られる称号。
ハンターライセンスに星マークが1つ刻まれる。
例:
メンチ、
ツェズゲラ。
二ツ星(ダブル)ハンター
プロハンターの中でまず一ツ星を取得し、その後上官職となり教導した後輩ハンターが一ツ星を獲得したハンターに贈られる称号。
ハンターライセンスに星マークが2つ刻まれる。
例:ジン、ビスケ。
三ツ星(トリプル)ハンター
プロハンターの中でも、歴史的な発見や世界的な偉業を複数達成したハンターに贈られる称号。
世界に10人といないと言われる。
例:パリストン。
ジンはこの階級に相当するが、申請が面倒くさいという理由でダブルに留まっている。
最終更新:2024年02月28日 21:51