ひょんなことから女の子
ビターPart7
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928 名前: カタカナ ◆iqP3HuSAqU [唐突に始めるぜ] 投稿日: 2006/08/23(水) 18:11:34.49 ID:J337T/ruO
翌日。学校にて。
翌日。学校にて。
オレ「おはよっ」
トモ「ん、おう」
オレ「待った?」
トモ「いや、それよりホントにもう平気なんだな?」
オレ「まあな。触ってくれても問題ないぞ」
トモ「ホントか? 殴ったり泣いたりしないな?」
オレ「変なトコに触んなけりゃな」
トモ「そっか」
トモ「ん、おう」
オレ「待った?」
トモ「いや、それよりホントにもう平気なんだな?」
オレ「まあな。触ってくれても問題ないぞ」
トモ「ホントか? 殴ったり泣いたりしないな?」
オレ「変なトコに触んなけりゃな」
トモ「そっか」
完全に仲直りは出来たようだ。
オレ達がいるのはベランダだ。いつの頃からか朝や昼はベランダにいるのが当たり前になっていた。
オレ達がいるのはベランダだ。いつの頃からか朝や昼はベランダにいるのが当たり前になっていた。
トモ「ところで、制服……一緒だな」
オレ「ん? ああ、女子の制服なんて持ってるわけないじゃん」
トモ「それもそうか」
オレ「でもさ、さすがに男子の制服で歩いてると目立ったよ」
トモ「だろうな」
オレ「胸さえ隠せりゃまだ男でも通用すると思うんだけどなぁ……」
トモ「……ブラジャーしておいて何言ってんだよ」
オレ「し、しかたないだろっ!」
トモ「まあな」
オレ「っ……ホントはさ、包帯でも巻いて隠そうとしたんだけどさ」
トモ「…………」
オレ「苦しかった。キツかった。だからやめた」
トモ「我慢しろよ」
オレ「出来ねーからやめたんだよ」
トモ「根性ねえな」
オレ「……だって、女の子だもん」
オレ「ん? ああ、女子の制服なんて持ってるわけないじゃん」
トモ「それもそうか」
オレ「でもさ、さすがに男子の制服で歩いてると目立ったよ」
トモ「だろうな」
オレ「胸さえ隠せりゃまだ男でも通用すると思うんだけどなぁ……」
トモ「……ブラジャーしておいて何言ってんだよ」
オレ「し、しかたないだろっ!」
トモ「まあな」
オレ「っ……ホントはさ、包帯でも巻いて隠そうとしたんだけどさ」
トモ「…………」
オレ「苦しかった。キツかった。だからやめた」
トモ「我慢しろよ」
オレ「出来ねーからやめたんだよ」
トモ「根性ねえな」
オレ「……だって、女の子だもん」
930 名前: カタカナ ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/08/23(水) 18:13:37.75 ID:J337T/ruO
ダチ「よっ、トモ」
ダチ「よっ、トモ」
オレ達が話していると友達のダチがやってきた。
トモ「今日は早いな」
ダチ「お前もだろ……って、えっと、誰?」
オレ「あ~……私ですか?」
ダチ「え、あっ、はい」
オレ「えっと、その……」
トモ「俺の彼女だよ」
ダチ「何っ!?」
オレ「っ!?」
ダチ「じゃ、じゃあなんでこの娘、男子の制服着てるんだよ?」
トモ「そりゃあ決まってるだろ」
ダチ「…………」
トモ「ウチに女子の制服なんてあると思うか?」
ダチ「……そ、それはつまり」
トモ「なんつーのかな、一夏の経験?」
ダチ「嘘だよな? 嘘って言ってくれ!」
トモ「残念ながらコイツはもう俺のマグナムの虜だ」
ダチ「そんな……こんなにかわいい娘が、お前の……」
オレ「トモくんの言うことを真に受けないで下さい」
ダチ「え?」
オレ「昨日は泊まってませんから」
ダチ「そ、そうだよな……って昨日"は"!?」
オレ「それにトモくんの……小さいし」
トモ「なぬっ!?」
ダチ「お前もだろ……って、えっと、誰?」
オレ「あ~……私ですか?」
ダチ「え、あっ、はい」
オレ「えっと、その……」
トモ「俺の彼女だよ」
ダチ「何っ!?」
オレ「っ!?」
ダチ「じゃ、じゃあなんでこの娘、男子の制服着てるんだよ?」
トモ「そりゃあ決まってるだろ」
ダチ「…………」
トモ「ウチに女子の制服なんてあると思うか?」
ダチ「……そ、それはつまり」
トモ「なんつーのかな、一夏の経験?」
ダチ「嘘だよな? 嘘って言ってくれ!」
トモ「残念ながらコイツはもう俺のマグナムの虜だ」
ダチ「そんな……こんなにかわいい娘が、お前の……」
オレ「トモくんの言うことを真に受けないで下さい」
ダチ「え?」
オレ「昨日は泊まってませんから」
ダチ「そ、そうだよな……って昨日"は"!?」
オレ「それにトモくんの……小さいし」
トモ「なぬっ!?」
トモに9999のダメージ。
931 名前: カタカナ ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/08/23(水) 18:16:03.42 ID:J337T/ruO
ダチ「え、そ、それは……見たって、こと?」
オレ「…………トモくん、強引なんだもん///」
ダチ「え、そ、それは……見たって、こと?」
オレ「…………トモくん、強引なんだもん///」
ワザと恥ずかしそうに言ってみる。ダチはイイ感じに動揺してやがる。
トモ「ぐ、お前だって『しゃぶりたい』って言っただろ?」
オレ「……言ったけどぉ///」
トモ「拘束衣着たのもお前だろ?」
オレ「もう、人が聞いてるんだからやめてよっ///」
オレ「……言ったけどぉ///」
トモ「拘束衣着たのもお前だろ?」
オレ「もう、人が聞いてるんだからやめてよっ///」
まあ聞かせてるんだけどな。
顔を手で覆い、いかにも『恥ずかしがってます』という感じだ。
顔を手で覆い、いかにも『恥ずかしがってます』という感じだ。
トモ「お前が『めちゃくちゃにして』って」
オレ「それは言ってない」
トモ「…………」
オレ「調子のんな」
トモ「…………」
ダチ「えっと、あの……」
オレ「あ、ワリィ、オレも調子のってたな。オレだよオレ」
ダチ「……今頃オレオレ詐欺ですか?」
オレ「だからオレだってば。ちょっと事故っちゃってさ、相手の人に変わるわ」
トモ「もしもし、お宅のお子さんにね、ウチの妻がはねられたんですよ」
ダチ「…………」
トモ「幸い軽い怪我で済んだので、こちらとしてもあまり大事にはしたくないんですよ。」
ダチ「あのさ…………」
オレ「悪い、正直やめるタイミングがわからなかった」
オレ「それは言ってない」
トモ「…………」
オレ「調子のんな」
トモ「…………」
ダチ「えっと、あの……」
オレ「あ、ワリィ、オレも調子のってたな。オレだよオレ」
ダチ「……今頃オレオレ詐欺ですか?」
オレ「だからオレだってば。ちょっと事故っちゃってさ、相手の人に変わるわ」
トモ「もしもし、お宅のお子さんにね、ウチの妻がはねられたんですよ」
ダチ「…………」
トモ「幸い軽い怪我で済んだので、こちらとしてもあまり大事にはしたくないんですよ。」
ダチ「あのさ…………」
オレ「悪い、正直やめるタイミングがわからなかった」
932 名前: カタカナ ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/08/23(水) 18:17:22.58 ID:J337T/ruO
ダチ「それはいいんだけど、結局誰なの?」
オレ「だから"オレ"だって」
ダチ「……"オレ"? まあ似てないこともないけど、親戚のかたですか?」
トモ「説明してやれよ」
オレ「あ…ありのままこのあいだ起こった事を話すぜ!
『オレは男のまま寝て男のまま起きたと思ったら、いつの間にか女になっていた』。
な…何を言っているのかわからねーと思うが、
オレも何で女になったのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…らんまだとかかしましだとか、
そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」
トモ「……らしい」
ダチ「…………」
オレ「ま、とにかく女になったんだよ。そんだけだから気にすんな」
トモ「そうだ。襲おうとか考えるなよ」
オレ「お前だお前」
ダチ「……親戚なんでしょ? それとも兄弟?」
オレ「だから本人だっての」
トモ「疑い深い奴だな。友達も信じらんねえのかよ」
ダチ「だって、どう考えてもおかしいだろ?」
オレ「……あーもういいや、信じなくていいよ」
トモ「だから冗談なんだろ?」
オレ「オレのことは"オレ"のフリをしている従姉妹とでも思って話を合わせてくれればいいよ」
ダチ「あ、うん、わかった。じゃあトモ……と"オレ"、俺は向こう行くから」
トモ「おう」
オレ「じゃあな」
ダチ「ああ」
ダチ「それはいいんだけど、結局誰なの?」
オレ「だから"オレ"だって」
ダチ「……"オレ"? まあ似てないこともないけど、親戚のかたですか?」
トモ「説明してやれよ」
オレ「あ…ありのままこのあいだ起こった事を話すぜ!
『オレは男のまま寝て男のまま起きたと思ったら、いつの間にか女になっていた』。
な…何を言っているのかわからねーと思うが、
オレも何で女になったのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…らんまだとかかしましだとか、
そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」
トモ「……らしい」
ダチ「…………」
オレ「ま、とにかく女になったんだよ。そんだけだから気にすんな」
トモ「そうだ。襲おうとか考えるなよ」
オレ「お前だお前」
ダチ「……親戚なんでしょ? それとも兄弟?」
オレ「だから本人だっての」
トモ「疑い深い奴だな。友達も信じらんねえのかよ」
ダチ「だって、どう考えてもおかしいだろ?」
オレ「……あーもういいや、信じなくていいよ」
トモ「だから冗談なんだろ?」
オレ「オレのことは"オレ"のフリをしている従姉妹とでも思って話を合わせてくれればいいよ」
ダチ「あ、うん、わかった。じゃあトモ……と"オレ"、俺は向こう行くから」
トモ「おう」
オレ「じゃあな」
ダチ「ああ」
そう言うと、ダチは隣りのクラスの方へ行った。
……一応"オレ"扱いはしてくれるみたいだけど絶対信じてないな。アレは。
……一応"オレ"扱いはしてくれるみたいだけど絶対信じてないな。アレは。
933 名前: カタカナ ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/08/23(水) 18:18:58.16 ID:J337T/ruO
トモ「……良かったのか?」
オレ「んー……ま、ホントは良くないよな。やっぱ信じてほしいし」
トモ「なら」
オレ「でもさ、普通に考えりゃ男が女になったりするわけないんだよ」
トモ「だからってさ……」
オレ「お前は信じてくれてんじゃん。それだけで十分だよ」
トモ「…………」
オレ「?」
トモ「あのさ、もしかして……誘ってる?」
オレ「誰が誘うかボケ!」
トモ「いや、ワリィ……」
オレ「ったく」
トモ「……良かったのか?」
オレ「んー……ま、ホントは良くないよな。やっぱ信じてほしいし」
トモ「なら」
オレ「でもさ、普通に考えりゃ男が女になったりするわけないんだよ」
トモ「だからってさ……」
オレ「お前は信じてくれてんじゃん。それだけで十分だよ」
トモ「…………」
オレ「?」
トモ「あのさ、もしかして……誘ってる?」
オレ「誰が誘うかボケ!」
トモ「いや、ワリィ……」
オレ「ったく」
コイツは何でこんなに馬鹿なんだ……
オレ「……あ、そうだ。あのさ、昨日話しただろ?」
トモ「え? 俺と付き合いたい? それともキスのお許し?」
オレ「どっちもねーよwww」
トモ「じゃあなんだよ?」
オレ「ホラ、オレとお前は女と男だって……」
トモ「つまり肉体関係を」
オレ「そうそう、本気でプロレスやりたいなぁ……」
トモ「寝技に持ち込めばラッキーじゃん!」
オレ「もちろん時間無制限で場外カウント・フォールなし。どちらかが戦闘不能になるまで」
トモ「だが断る!」
オレ「それを断る!!」
トモ「まだ死にたくない!!!」
トモ「え? 俺と付き合いたい? それともキスのお許し?」
オレ「どっちもねーよwww」
トモ「じゃあなんだよ?」
オレ「ホラ、オレとお前は女と男だって……」
トモ「つまり肉体関係を」
オレ「そうそう、本気でプロレスやりたいなぁ……」
トモ「寝技に持ち込めばラッキーじゃん!」
オレ「もちろん時間無制限で場外カウント・フォールなし。どちらかが戦闘不能になるまで」
トモ「だが断る!」
オレ「それを断る!!」
トモ「まだ死にたくない!!!」
934 名前: カタカナ ◆iqP3HuSAqU [リビングで家族と一緒でも気にしねえぜ] 投稿日: 2006/08/23(水) 18:21:37.67 ID:J337T/ruO
いつの間にか放課後。決してめんどいからではない。
いつの間にか放課後。決してめんどいからではない。
トモ「今日どうする? またどっか行くか?」
オレ「今日はウチで旋光の輪舞でもやろうぜ」
トモ「結局またか……」
オレ「どっか行くのは明日な」
トモ「わかった。じゃあ飯食ったら行くわ」
オレ「え? どっかで買って帰ろうぜ」
トモ「あー……そうするか」
オレ「決まりな」
トモ「どこで買う?」
オレ「マックでもコンビニでもどんどんでも天神屋でもマルトモでもどこでもいいぞ」
トモ「ローカルネタ乙。しかも最後スーパーじゃん」
オレ「マルトモなめんな!」
トモ「はいはい業者乙」
オレ「でもまあ帰る途中にあるからコンビニな」
トモ「オッケー」
オレ「じゃあ帰るか」
トモ「でもさ、家に誘うってことは……やっぱ身体を許したと受け取って」
オレ「は、いけません。ってか今日はお兄ちゃんいるし」
トモ「……出来れば俺のこともお兄ちゃんと」
オレ「呼びませんよ、ご主人様っ♪」
トモ「ぐはっ」
オレ「じゃあ今の分でジュース奢りな」
トモ「ちょ、それはあんまりだろ」
オレ「じゃあチュッピチュプスな」
トモ「いや、ジュースでいいからもっとサービスしてくれ」
オレ「変態」
トモ「それもいいけどやっぱご主人様でwww」
オレ「変態でもいいのかよ……」
オレ「今日はウチで旋光の輪舞でもやろうぜ」
トモ「結局またか……」
オレ「どっか行くのは明日な」
トモ「わかった。じゃあ飯食ったら行くわ」
オレ「え? どっかで買って帰ろうぜ」
トモ「あー……そうするか」
オレ「決まりな」
トモ「どこで買う?」
オレ「マックでもコンビニでもどんどんでも天神屋でもマルトモでもどこでもいいぞ」
トモ「ローカルネタ乙。しかも最後スーパーじゃん」
オレ「マルトモなめんな!」
トモ「はいはい業者乙」
オレ「でもまあ帰る途中にあるからコンビニな」
トモ「オッケー」
オレ「じゃあ帰るか」
トモ「でもさ、家に誘うってことは……やっぱ身体を許したと受け取って」
オレ「は、いけません。ってか今日はお兄ちゃんいるし」
トモ「……出来れば俺のこともお兄ちゃんと」
オレ「呼びませんよ、ご主人様っ♪」
トモ「ぐはっ」
オレ「じゃあ今の分でジュース奢りな」
トモ「ちょ、それはあんまりだろ」
オレ「じゃあチュッピチュプスな」
トモ「いや、ジュースでいいからもっとサービスしてくれ」
オレ「変態」
トモ「それもいいけどやっぱご主人様でwww」
オレ「変態でもいいのかよ……」
935 名前: カタカナ ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/08/23(水) 18:23:15.01 ID:J337T/ruO
オレ「帰るまでですよ、ご主人様っ♪」
トモ「その後は?」
オレ「延長は追加料金ですっ♪」
トモ「払おうか」
オレ「……おさわりは無しですからね?」
トモ「構わんさ。その先は実力でやらせてみせる」
オレ「もう……ご主人様ったら///」
トモ「うはwwwやべぇwwwwwコレはイイwwwwwwww」
オレ「ご主人様ぁ……やっぱりサンドイッチも良いですかぁ?」
オレ「帰るまでですよ、ご主人様っ♪」
トモ「その後は?」
オレ「延長は追加料金ですっ♪」
トモ「払おうか」
オレ「……おさわりは無しですからね?」
トモ「構わんさ。その先は実力でやらせてみせる」
オレ「もう……ご主人様ったら///」
トモ「うはwwwやべぇwwwwwコレはイイwwwwwwww」
オレ「ご主人様ぁ……やっぱりサンドイッチも良いですかぁ?」
上目遣いで頼んでみる。
トモ「買っちゃう買っちゃうwwwww」
オレ「ありがとうございますぅ~!」
オレ「ありがとうございますぅ~!」
コイツバカだ。絶対貢ぐタイプだ。
オレ「ご主人様ぁ、このおにぎりはダメですか……?」
トモ「いいよいいよ、買ってあげるw」
オレ「ご主人様っ、このポテトチップス一緒に食べましょっ♪いいですよねっ?」
トモ「じゃあポッキーも買おうかwww」
オレ「おいしいですよねっ!」
トモ「一緒に食べような」
オレ「はいっ」
トモ「……んー、こんなもんでいいか」
オレ「そうですねっ」
トモ「じゃあ買ってくるわ」
オレ「お願いしますっ」
トモ「おう」
トモ「いいよいいよ、買ってあげるw」
オレ「ご主人様っ、このポテトチップス一緒に食べましょっ♪いいですよねっ?」
トモ「じゃあポッキーも買おうかwww」
オレ「おいしいですよねっ!」
トモ「一緒に食べような」
オレ「はいっ」
トモ「……んー、こんなもんでいいか」
オレ「そうですねっ」
トモ「じゃあ買ってくるわ」
オレ「お願いしますっ」
トモ「おう」
936 名前: カタカナ ◆iqP3HuSAqU [>>924 鬼才現る] 投稿日: 2006/08/23(水) 18:24:29.99 ID:J337T/ruO
家の近くまで帰ると、よく見知った顔があった。
家の近くまで帰ると、よく見知った顔があった。
天才幼女「あ、お兄ちゃん……じゃなかった、お姉ちゃんおかえりなさい」
オレ「うん、ただいま。遊びに行くの?」
天才幼女「ううん。ちょっと大学に用事なの」
オレ「そっか。いってらっしゃい」
天才幼女「いってきま~す」
オレ「うん、ただいま。遊びに行くの?」
天才幼女「ううん。ちょっと大学に用事なの」
オレ「そっか。いってらっしゃい」
天才幼女「いってきま~す」
そう言うと、天才幼女はバス停の方へ歩いていった。
トモ「……今のかわいい娘は誰?」
オレ「お隣りさん家の天才幼女ですがなにか?」
トモ「天才?」
オレ「まだ七歳なのに大学生なんですよ」
トモ「…………」
オレ「……犯罪はダメですよ、ご主人様っ」
トモ「……わかってる」
オレ「ホントですか?」
トモ「…………頭ではちゃんとわかってる」
オレ「すみません、ココに危ない人がいます」
トモ「いや、多分大丈夫」
オレ「多分ですか……」
オレ「お隣りさん家の天才幼女ですがなにか?」
トモ「天才?」
オレ「まだ七歳なのに大学生なんですよ」
トモ「…………」
オレ「……犯罪はダメですよ、ご主人様っ」
トモ「……わかってる」
オレ「ホントですか?」
トモ「…………頭ではちゃんとわかってる」
オレ「すみません、ココに危ない人がいます」
トモ「いや、多分大丈夫」
オレ「多分ですか……」
937 名前: カタカナ ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/08/23(水) 18:27:04.58 ID:J337T/ruO
家に着くと、オレはトモよりも先に中に入った。
家に着くと、オレはトモよりも先に中に入った。
オレ「お帰りなさいませ、ご主人様っ♪」
トモ「うはwwテラモエスwwwwww」
オレ「いや、喜んでるところ悪いがもう終わりだぞ」
トモ「……追加料金、払いましょうか」
オレ「気前良いな。一万だぞ?」
トモ「やっぱり遠慮します」
オレ「あっそ」
トモ「……とりあえずポッキーゲームでもやるか」
オレ「一緒に食うと言っただけだぞ?」
トモ「…………一本くらい」
オレ「却下。それより飯食うぞ」
トモ「……ああ」
トモ「うはwwテラモエスwwwwww」
オレ「いや、喜んでるところ悪いがもう終わりだぞ」
トモ「……追加料金、払いましょうか」
オレ「気前良いな。一万だぞ?」
トモ「やっぱり遠慮します」
オレ「あっそ」
トモ「……とりあえずポッキーゲームでもやるか」
オレ「一緒に食うと言っただけだぞ?」
トモ「…………一本くらい」
オレ「却下。それより飯食うぞ」
トモ「……ああ」
938 名前: カタカナ ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/08/23(水) 18:28:21.24 ID:J337T/ruO
オレ「じゃあ旋光の輪舞やるか」
トモ「おう」
オレ「今日は手加減しないからな」
トモ「勝ったらまた胸な」
オレ「だが断る!」
トモ「……俺ってそんなに強い? 自分の才能が怖くなるんだが」
オレ「ちげーよ。女の子はそんなことしないの」
トモ「何が女の子だよ」
オレ「……ほほう。ではそんな奴を襲ったのバカは誰だったかな?」
トモ「う、それはその……ほら、アレだよ」
オレ「ま、オレもさ、戻りたいんだよ。でもさ、実際問題戻れないじゃん?」
トモ「ん? まあな」
オレ「だろ? だからさ、それならいっそ女の子として生きてやろうかと思ってるわけよ」
トモ「ふ~ん」
オレ「ま、そんなわけだから」
トモ「勝っても何も無しか……」
オレ「……いや、そのさ、折角勝ったのに何も無しってのもアレだからさ」
トモ「…………」
オレ「えっと、胸とかじゃなくってさ、オレの、大事なもん……やるよ///」
トモ「それは、えっと…………初めてってやつ?」
オレ「…………///」
トモ「よ、よしやろうさあやろう」
オレ「お、おっしゃ、ぜってー負けねえからな!」
トモ「はん、ぜってー勝つし。勝ってみせるし」
オレ「じゃあ旋光の輪舞やるか」
トモ「おう」
オレ「今日は手加減しないからな」
トモ「勝ったらまた胸な」
オレ「だが断る!」
トモ「……俺ってそんなに強い? 自分の才能が怖くなるんだが」
オレ「ちげーよ。女の子はそんなことしないの」
トモ「何が女の子だよ」
オレ「……ほほう。ではそんな奴を襲ったのバカは誰だったかな?」
トモ「う、それはその……ほら、アレだよ」
オレ「ま、オレもさ、戻りたいんだよ。でもさ、実際問題戻れないじゃん?」
トモ「ん? まあな」
オレ「だろ? だからさ、それならいっそ女の子として生きてやろうかと思ってるわけよ」
トモ「ふ~ん」
オレ「ま、そんなわけだから」
トモ「勝っても何も無しか……」
オレ「……いや、そのさ、折角勝ったのに何も無しってのもアレだからさ」
トモ「…………」
オレ「えっと、胸とかじゃなくってさ、オレの、大事なもん……やるよ///」
トモ「それは、えっと…………初めてってやつ?」
オレ「…………///」
トモ「よ、よしやろうさあやろう」
オレ「お、おっしゃ、ぜってー負けねえからな!」
トモ「はん、ぜってー勝つし。勝ってみせるし」
旋光の輪舞開始。
942 名前: カタカナ ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/08/23(水) 18:50:34.46 ID:+0i9bdLY0
オレ「…………」
トモ「どうやら俺の勝ちみたいだな?」
オレ「く、やはりミカでカレルはムチャだったのか……」
トモ「……約束、守れよな」
オレ「……約束は約束だ」
オレ「…………」
トモ「どうやら俺の勝ちみたいだな?」
オレ「く、やはりミカでカレルはムチャだったのか……」
トモ「……約束、守れよな」
オレ「……約束は約束だ」
オレは立ち上がり机の奥から"アレ"を取り出し、トモに手渡す。
トモ「……何コレ?」
オレ「何って賞品だよ」
トモ「え、だって大事な初めてって」
オレ「だから、大事な初めて買ったエロ本」
トモ「…………」
オレ「まあ女のオレが持っててもしょうがないし?」
トモ「…………」
オレ「でもやっぱ買う時緊張したなぁ~」
トモ「……おいっ!」
オレ「ん?」
トモ「…………使ったのか?」
オレ「いや、見てただけ。心配しなくてもソレ見ながらしたことはねーよ。大事
だったし」
トモ「……ありがたく受け取ろう」
オレ「大切にしろよ」
トモ「ああ。だが出来ればお前のヌード写真の方が……」
オレ「オレで何する気だ、この変態っ!」
トモ「いや、何ってナニを」
オレ「…………」
オレ「何って賞品だよ」
トモ「え、だって大事な初めてって」
オレ「だから、大事な初めて買ったエロ本」
トモ「…………」
オレ「まあ女のオレが持っててもしょうがないし?」
トモ「…………」
オレ「でもやっぱ買う時緊張したなぁ~」
トモ「……おいっ!」
オレ「ん?」
トモ「…………使ったのか?」
オレ「いや、見てただけ。心配しなくてもソレ見ながらしたことはねーよ。大事
だったし」
トモ「……ありがたく受け取ろう」
オレ「大切にしろよ」
トモ「ああ。だが出来ればお前のヌード写真の方が……」
オレ「オレで何する気だ、この変態っ!」
トモ「いや、何ってナニを」
オレ「…………」
気がつくと、トモが窒息してました。…………てへ☆