ひょんなことから女の子
『ツンデレ』
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hyon
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983 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/08/23(水) 22:19:07.57 ID:DUXhhE1m0
『ツンデレ』
ある日突然親友が女になってしまった日から、今日で2ヶ月にもなる。
もっとも、日が経つのは早いというが、俺達にとってこの2ヶ月はけっして短い時間じゃなかった。
そして今その親友は……なぜか俺の彼女という立場に収まっている。
もっとも、日が経つのは早いというが、俺達にとってこの2ヶ月はけっして短い時間じゃなかった。
そして今その親友は……なぜか俺の彼女という立場に収まっている。
「おい、帰るぞ」
授業が終わり、先生が教室から出た直後、まさに放課後が始まった時にその親友は声をかけてきた。
事実を知らない人間が見たら、これが男だったなんて誰も信じようとしないだろう。
唯一、喋り口調が完全に男なのを除けば、完全に美少女といっても差し支えない。俺の趣味で言えばだけどな。
「何ぼーっとしてんだ、早く行くぞ」
そう言って俺の手を取り、まるで引きずるように昇降口へと向かう。
「お前から手を握ってくれるとはなー」
「ばっ、ばか!お前が急がないからしかたなくだっ!!ほらさっさと……!」
そんな俺たちに、後ろから声がかかった。
「あれ、先輩達急いでどこ行くんですかー?」
俺の手を握ってる親友が女になった原因の騒動に、巻き込まれた後輩だった。
「ああ、デートだ」
「何言ってんだ、お前ら!」
そう吐き捨てると、親友もとい彼女は一人で下駄箱に向かってしまう。
「先輩、怒ってるけどいいんですかー?」
「大丈夫だろ。それじゃな」
そう言って後輩と別れ、下駄箱に急ぐ。
授業が終わり、先生が教室から出た直後、まさに放課後が始まった時にその親友は声をかけてきた。
事実を知らない人間が見たら、これが男だったなんて誰も信じようとしないだろう。
唯一、喋り口調が完全に男なのを除けば、完全に美少女といっても差し支えない。俺の趣味で言えばだけどな。
「何ぼーっとしてんだ、早く行くぞ」
そう言って俺の手を取り、まるで引きずるように昇降口へと向かう。
「お前から手を握ってくれるとはなー」
「ばっ、ばか!お前が急がないからしかたなくだっ!!ほらさっさと……!」
そんな俺たちに、後ろから声がかかった。
「あれ、先輩達急いでどこ行くんですかー?」
俺の手を握ってる親友が女になった原因の騒動に、巻き込まれた後輩だった。
「ああ、デートだ」
「何言ってんだ、お前ら!」
そう吐き捨てると、親友もとい彼女は一人で下駄箱に向かってしまう。
「先輩、怒ってるけどいいんですかー?」
「大丈夫だろ。それじゃな」
そう言って後輩と別れ、下駄箱に急ぐ。
984 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/08/23(水) 22:19:48.51 ID:DUXhhE1m0
「……遅くなっちまったじゃねーか。急ぐぞ」
帰り道、俺の前を先行する元親友。
「そんな変わんないって。それとも、そんなに早く俺んち行きたい?」
「っ!?」
その言葉に、顔を真っ赤にする彼女。そして首を少しだけ縦に振る。
「……わかってんだったら、早くしろ馬鹿」
「はいはい」
歩き出す彼女の歩調に合わせるように、俺も隣を歩く。
少し前なら予想もしてなかった関係だが、そんな関係になれたのが、今はうれしい。
そして、周りを見渡しながらこっそり手を繋ごうとする彼女が、とてもいとしく思えた。
「……遅くなっちまったじゃねーか。急ぐぞ」
帰り道、俺の前を先行する元親友。
「そんな変わんないって。それとも、そんなに早く俺んち行きたい?」
「っ!?」
その言葉に、顔を真っ赤にする彼女。そして首を少しだけ縦に振る。
「……わかってんだったら、早くしろ馬鹿」
「はいはい」
歩き出す彼女の歩調に合わせるように、俺も隣を歩く。
少し前なら予想もしてなかった関係だが、そんな関係になれたのが、今はうれしい。
そして、周りを見渡しながらこっそり手を繋ごうとする彼女が、とてもいとしく思えた。