ひょんなことから女の子
『練乳ミルクフランス』1
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735 名前: Ego ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/08/30(水) 18:56:13.97 ID:V6hqPZ/n0
いつもと何も変わらない景色。つまらない日常。意味のない会話。そんな味気ない、当
たり前の日々を過ごしていた。
オレは現在高校三年。世間的には受験で厳しい時期だが、幸いにもオレは指定校推薦を
貰えた。だから受験勉強も小論文の練習も必要ない。ただ一度面接を受けるだけで良いの
だ。ハッキリ言って余裕、楽勝だ。そのせいか、今は思いっきりダレている。まあ夏休みだし。
そんなわけで、オレは今日もトモと遊んでいた。
「よっし、オレの勝ち!」
「だぁー、また負けた!」
「まだやるか?」
「やぁってやるぜ!」
「オレに勝とうなんて10000光年早いんだよっ!」
「んだとっ!?」
「……しまった、10000光年は時間じゃない……距離だっ!」
「マジかっ!?」
「お前とことんバカだな」
「バカじゃねえ!むしろ天才だ!!」
「やっぱバカだな」
そんなやりとりをしている間にゲームは終盤。オレの体力は半分以上残っているが、ト
モの体力は1/5程度しか残っていない。
「今回もオレの勝ちみたいだな」
「まだだ、まだ終わらんよ!」
「遊びは終わりだっ!」
「オラオラオラオラオラオラオラオラ!」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!」
「ララァ、私を導いてくれ……」
「見えるっ!!」
「…………」
「…………」
「…………くっ」
「またつまらぬものを斬ってしまった……」
いつもと何も変わらない景色。つまらない日常。意味のない会話。そんな味気ない、当
たり前の日々を過ごしていた。
オレは現在高校三年。世間的には受験で厳しい時期だが、幸いにもオレは指定校推薦を
貰えた。だから受験勉強も小論文の練習も必要ない。ただ一度面接を受けるだけで良いの
だ。ハッキリ言って余裕、楽勝だ。そのせいか、今は思いっきりダレている。まあ夏休みだし。
そんなわけで、オレは今日もトモと遊んでいた。
「よっし、オレの勝ち!」
「だぁー、また負けた!」
「まだやるか?」
「やぁってやるぜ!」
「オレに勝とうなんて10000光年早いんだよっ!」
「んだとっ!?」
「……しまった、10000光年は時間じゃない……距離だっ!」
「マジかっ!?」
「お前とことんバカだな」
「バカじゃねえ!むしろ天才だ!!」
「やっぱバカだな」
そんなやりとりをしている間にゲームは終盤。オレの体力は半分以上残っているが、ト
モの体力は1/5程度しか残っていない。
「今回もオレの勝ちみたいだな」
「まだだ、まだ終わらんよ!」
「遊びは終わりだっ!」
「オラオラオラオラオラオラオラオラ!」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!」
「ララァ、私を導いてくれ……」
「見えるっ!!」
「…………」
「…………」
「…………くっ」
「またつまらぬものを斬ってしまった……」
736 名前: Ego ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/08/30(水) 18:56:51.40 ID:V6hqPZ/n0
「……負けた」
「オレ様に勝とうなんざ100年遅いんだよっ!」
「ぐぅ…………」
ぐぅの音は出るのか。まあ余裕の大勝利だったな。ホント、100年遅い。……それに
しても喉渇いたな。何か飲みてえ。
そう思っていると、一本の缶ジュースが視界に止まった。
「お、そのジュースなんだ?」
「ああ、コレ? 珍しいから買ってみた」
「じゃあそれは…………戦利品としてオレが頂くっ!!」
「なっ!?」
パキッ、ゴクゴク…………
「俺の楽しみが……」
おっ、これはなかなか……
「……っぷはー!うん、マズい」
「マズいなら一気飲みすんじゃねー!」
「いや、お前に飲ませたくないからガンバった」
「いやがらせを頑張るな!」
「オレの生き甲斐を奪う気か?」
「そんなこと生き甲斐にすんな!」
からかって気を抜いていたのがマズかった。気がつくと、トモにチョークスリーパーを
かけられていた。
「ぐ…………」
「ジュースの恨みぃー!」
……ヤバイ、外せない。苦しいし、オレ死ぬんじゃね? ってかお前もたかがジュース
でムキになんなよ。……あー、マジにヤバイかも。オレ、死ぬわ。冗談抜きに。ホントヤ
バイって。……あ…………ヤバ………………死……………………
「……負けた」
「オレ様に勝とうなんざ100年遅いんだよっ!」
「ぐぅ…………」
ぐぅの音は出るのか。まあ余裕の大勝利だったな。ホント、100年遅い。……それに
しても喉渇いたな。何か飲みてえ。
そう思っていると、一本の缶ジュースが視界に止まった。
「お、そのジュースなんだ?」
「ああ、コレ? 珍しいから買ってみた」
「じゃあそれは…………戦利品としてオレが頂くっ!!」
「なっ!?」
パキッ、ゴクゴク…………
「俺の楽しみが……」
おっ、これはなかなか……
「……っぷはー!うん、マズい」
「マズいなら一気飲みすんじゃねー!」
「いや、お前に飲ませたくないからガンバった」
「いやがらせを頑張るな!」
「オレの生き甲斐を奪う気か?」
「そんなこと生き甲斐にすんな!」
からかって気を抜いていたのがマズかった。気がつくと、トモにチョークスリーパーを
かけられていた。
「ぐ…………」
「ジュースの恨みぃー!」
……ヤバイ、外せない。苦しいし、オレ死ぬんじゃね? ってかお前もたかがジュース
でムキになんなよ。……あー、マジにヤバイかも。オレ、死ぬわ。冗談抜きに。ホントヤ
バイって。……あ…………ヤバ………………死……………………
737 名前: Ego ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/08/30(水) 18:57:58.52 ID:V6hqPZ/n0
……まだ生きてる? 良かった。マジ死んだかと思った。アレからどんくらい経ったん
だろ? そういやトモはどうしたんだろ? ……とりあえず起きるか。
「お、目が覚め…………」
「ん? どした…………」
アレ、声が変だな。もしや喉やられたか?
「なんかオレの声やばくね?」
「お、おま、おま、ほ、ほあっ!」
「……とりあえず落ち着け」
「か、顔、鏡、鏡魅羅」
「顔を鏡で見ろ? ちなみにオレは伊集院派だぞ」
鏡の前に行き自分の顔を見てみる。……自分の顔を見てみる。…………アレ? なんで
自分の顔が見れねえの? この鏡ぶっ壊れた? ってかこの、鏡に映ってる娘ダレ? 結
構タイプなんだけど……ってそうじゃない。なんでこんな娘がいるの? お客さん?
「……ダレ? この娘」
「えっと…………お前?」
「オレ? 意味がわかんねえんだけど」
「安心しろ、俺もわかってない」
「ってかマジでダレなんだよ?」
「……鏡見ながら自分の顔触ってみ」
言われたとおりにしてみる。鏡の中では女の子が自分の顔を触っていた。マネすんな。
この娘はヤマブキシティのモノマネむすめか?
「次、自分の胸を見てみろ」
言われたとおりに自分の胸を見てみる。……わかんねえけど多分Bカップ。ちょうど手
の平にフィットする感じでオレは一番好きだな。
「で、これがどうした? 別に普通のBカップ…………ってええええぇぇぇぇ!!??」
「……気付くの遅えよ」
なんでオレがBカップ? ってかモノマネむすめまで胸揉んでるし。……もしかしても
しかしたらもしかするとき? もすかしてももしかしなくてもかしまし?
「えっとさ、オレ、女の子?」
「そうみたい」
……まだ生きてる? 良かった。マジ死んだかと思った。アレからどんくらい経ったん
だろ? そういやトモはどうしたんだろ? ……とりあえず起きるか。
「お、目が覚め…………」
「ん? どした…………」
アレ、声が変だな。もしや喉やられたか?
「なんかオレの声やばくね?」
「お、おま、おま、ほ、ほあっ!」
「……とりあえず落ち着け」
「か、顔、鏡、鏡魅羅」
「顔を鏡で見ろ? ちなみにオレは伊集院派だぞ」
鏡の前に行き自分の顔を見てみる。……自分の顔を見てみる。…………アレ? なんで
自分の顔が見れねえの? この鏡ぶっ壊れた? ってかこの、鏡に映ってる娘ダレ? 結
構タイプなんだけど……ってそうじゃない。なんでこんな娘がいるの? お客さん?
「……ダレ? この娘」
「えっと…………お前?」
「オレ? 意味がわかんねえんだけど」
「安心しろ、俺もわかってない」
「ってかマジでダレなんだよ?」
「……鏡見ながら自分の顔触ってみ」
言われたとおりにしてみる。鏡の中では女の子が自分の顔を触っていた。マネすんな。
この娘はヤマブキシティのモノマネむすめか?
「次、自分の胸を見てみろ」
言われたとおりに自分の胸を見てみる。……わかんねえけど多分Bカップ。ちょうど手
の平にフィットする感じでオレは一番好きだな。
「で、これがどうした? 別に普通のBカップ…………ってええええぇぇぇぇ!!??」
「……気付くの遅えよ」
なんでオレがBカップ? ってかモノマネむすめまで胸揉んでるし。……もしかしても
しかしたらもしかするとき? もすかしてももしかしなくてもかしまし?
「えっとさ、オレ、女の子?」
「そうみたい」
738 名前: Ego ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/08/30(水) 18:59:19.23 ID:V6hqPZ/n0
「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
『オレはチョークスリーパーでオチたと思ったら、いつの間にか女の子になっていた』。
な…何を言っているのかわからねーと思うが、オレも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピードだとか、そんなチャチなもんじゃ
あ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」
「落ち着け。とりあえずスタンドではないと思うから」
「……スタンドだったら『オレの奇妙な冒険』だもんな」
「ちょっとは落ち着いたか?」
「まあ、ちょっとはな」
すげえな。ホントすげえよ。人間、性別変わるもんなんだな。『いつもと何も変わらな
い景色。つまらない日常。意味のない会話。そんな味気ない、当たり前の日々を過ごして
いた。』ってな。カンペキ過去形じゃん。変わり過ぎ。おもしろ過ぎ。全然意味わかんね
えし。味気あり過ぎ、当たり前なんかじゃねえ。おもしろくなくてもいつもの麺づくりの
方が安全だ。女になるなんてのは楽じゃねえよ。オレは楽に生きたいのにさ。
「とりあえず、原因は何だ?」
「さあ?」
「チョークスリーパーか?」
「え、いや、俺は何もしてないぞ!」
「まあそうだろうな」
となると原因は……
「……あのジュースか」
「ジュース?」
「なんか変な成分入ってるに違いねえ」
缶を手に取り成分表を見てみる。……成分表を見てみる。……成分表を。
「……成分表がねえ」
「マジ?」
「何でこんなもん売ってんだよっ!? 絶対正規のもんじゃねえぞっ!!」
「訴える?」
「それよりこのジュースどこで買ったんだよっ!?」
「ホラ、あそこ。ウチの高校のそばの変態屋」
「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
『オレはチョークスリーパーでオチたと思ったら、いつの間にか女の子になっていた』。
な…何を言っているのかわからねーと思うが、オレも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピードだとか、そんなチャチなもんじゃ
あ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」
「落ち着け。とりあえずスタンドではないと思うから」
「……スタンドだったら『オレの奇妙な冒険』だもんな」
「ちょっとは落ち着いたか?」
「まあ、ちょっとはな」
すげえな。ホントすげえよ。人間、性別変わるもんなんだな。『いつもと何も変わらな
い景色。つまらない日常。意味のない会話。そんな味気ない、当たり前の日々を過ごして
いた。』ってな。カンペキ過去形じゃん。変わり過ぎ。おもしろ過ぎ。全然意味わかんね
えし。味気あり過ぎ、当たり前なんかじゃねえ。おもしろくなくてもいつもの麺づくりの
方が安全だ。女になるなんてのは楽じゃねえよ。オレは楽に生きたいのにさ。
「とりあえず、原因は何だ?」
「さあ?」
「チョークスリーパーか?」
「え、いや、俺は何もしてないぞ!」
「まあそうだろうな」
となると原因は……
「……あのジュースか」
「ジュース?」
「なんか変な成分入ってるに違いねえ」
缶を手に取り成分表を見てみる。……成分表を見てみる。……成分表を。
「……成分表がねえ」
「マジ?」
「何でこんなもん売ってんだよっ!? 絶対正規のもんじゃねえぞっ!!」
「訴える?」
「それよりこのジュースどこで買ったんだよっ!?」
「ホラ、あそこ。ウチの高校のそばの変態屋」
739 名前: Ego ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/08/30(水) 19:00:11.77 ID:V6hqPZ/n0
ウチの高校は電車で30分のところにある。往復で役1時間10分。今現在の時刻は午後5時
半。……今日行くのはムリだ。しかし変態屋。よりによって変態屋。正式名称なんて知ら
ないが変態屋は変態屋だ。店主は変態だし売ってるもんも変態的だ。コーラがないくせに
なんで炭酸コーヒーがあるんだよ。とにかくゲテモノばっかの店で、罰ゲームアイテムを
買うためだけに存在しているような店だ。
「……なんで、なんでよりにもよってあんなトコでジュース買うんだよっ! あそこの商
品でマトモなもんなんてないだろっ!!」
「ゴメン……」
「…………ワリィ、少し言い過ぎた。オレが飲まなきゃお前がこうなってたんだもんな。
……明日、行くぞ。一緒に来いよな」
「……うん」
……はぁ。しかし女の身体。幸いにも両親は昨日から旅行に出かけていて、今日は帰っ
てこない。女の身体でどうすりゃいいんだよ。トイレどうすんの? 座るんだよな。座っ
て、拭くんだよな、多分。……めんでえ。
「とりあえずこのジュースググってみるか?」
「ググれば何かわかるかもね」
缶を見て商品名を確認する。……もう一度缶を見て再確認する。…………マジ? コレ
はなんのギャグだ? マジなのかよ、誰かギャグって言ってくれよオイ。ふざけた商品名
つけてんじゃねえよ。100%コレが原因じゃねえか……
「商品名何? …………HKOK?」
「ひょんなことから女の子……だと?」
「うわ、まんまだね」
「…………もういい」
なんでこんな変なジュース飲んで、こんな身体にならなきゃなんないんだ。……かわい
いじゃねえかよ。かわいい系だし、目がやさしそうだし、かなりタイプなんだぞ。自分な
のにさ。大体、胸までオレの好きな感じだし、コレ、理想の女の子になれるとかそういう
ヤツか? くっそー、マジでかわいい。あ、でもオレの身体なんだよな。下ってどうなっ
てんだろ……
ウチの高校は電車で30分のところにある。往復で役1時間10分。今現在の時刻は午後5時
半。……今日行くのはムリだ。しかし変態屋。よりによって変態屋。正式名称なんて知ら
ないが変態屋は変態屋だ。店主は変態だし売ってるもんも変態的だ。コーラがないくせに
なんで炭酸コーヒーがあるんだよ。とにかくゲテモノばっかの店で、罰ゲームアイテムを
買うためだけに存在しているような店だ。
「……なんで、なんでよりにもよってあんなトコでジュース買うんだよっ! あそこの商
品でマトモなもんなんてないだろっ!!」
「ゴメン……」
「…………ワリィ、少し言い過ぎた。オレが飲まなきゃお前がこうなってたんだもんな。
……明日、行くぞ。一緒に来いよな」
「……うん」
……はぁ。しかし女の身体。幸いにも両親は昨日から旅行に出かけていて、今日は帰っ
てこない。女の身体でどうすりゃいいんだよ。トイレどうすんの? 座るんだよな。座っ
て、拭くんだよな、多分。……めんでえ。
「とりあえずこのジュースググってみるか?」
「ググれば何かわかるかもね」
缶を見て商品名を確認する。……もう一度缶を見て再確認する。…………マジ? コレ
はなんのギャグだ? マジなのかよ、誰かギャグって言ってくれよオイ。ふざけた商品名
つけてんじゃねえよ。100%コレが原因じゃねえか……
「商品名何? …………HKOK?」
「ひょんなことから女の子……だと?」
「うわ、まんまだね」
「…………もういい」
なんでこんな変なジュース飲んで、こんな身体にならなきゃなんないんだ。……かわい
いじゃねえかよ。かわいい系だし、目がやさしそうだし、かなりタイプなんだぞ。自分な
のにさ。大体、胸までオレの好きな感じだし、コレ、理想の女の子になれるとかそういう
ヤツか? くっそー、マジでかわいい。あ、でもオレの身体なんだよな。下ってどうなっ
てんだろ……
740 名前: Ego ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/08/30(水) 19:01:33.82 ID:V6hqPZ/n0
「……あのさ、一人になりたいからさ、今日はもう帰ってくれ」
「……うん、わかった」
「悪いな」
「いいよ。…………でも、程々にね」
「!?」
最後に気になることを言って、トモは帰っていった。
……気付かれたんかな? い、いや、そんなことは関係ない。自分の身体を良く知るタ
メだ。コレはやましいことなんかじゃない、必要なことなんだ。…………でもアイツ、気
付いてたってことはまさか、オレをオカズにする気か? オレが一人で『あんあん』言っ
てるのを想像する気なのか? …………ズリィ。なんでオレの身体なのにアイツが得をす
るんだ。オレも男の時にこんな娘と遭いたいのに。……そうだ、鏡。鏡はかなり良いぞ、
なんせ自分のえっちな姿が見放題だ。やべぇ、興奮してきた。どうしよ。とりあえず玄関
に鍵かけて、服脱いで、鏡の前に座って、うは、オレ、パイパンじゃん。…………でもコ
レ、今日限りなんだよな。明日には元に戻って、それで終わり。この姿のオレはいなくな
る。……なんか、ツライな。そうだ、写真。写真撮っとけば残せるじゃん。あ、どうせな
ら裸と、ワイシャツと、タオルと…………あ、目隠しとかいいかも。やべ、かなり興奮し
てきた。そうだ、ヤる時もビデオカメラで撮っておけば…………これからオカズに困んな
いじゃん!オレ天才!!
「…………」
でも、やっぱこんなん虚しいよ。
「…………ぁっ///」
でも、気持ち良いからどうでもいいや。
「……あのさ、一人になりたいからさ、今日はもう帰ってくれ」
「……うん、わかった」
「悪いな」
「いいよ。…………でも、程々にね」
「!?」
最後に気になることを言って、トモは帰っていった。
……気付かれたんかな? い、いや、そんなことは関係ない。自分の身体を良く知るタ
メだ。コレはやましいことなんかじゃない、必要なことなんだ。…………でもアイツ、気
付いてたってことはまさか、オレをオカズにする気か? オレが一人で『あんあん』言っ
てるのを想像する気なのか? …………ズリィ。なんでオレの身体なのにアイツが得をす
るんだ。オレも男の時にこんな娘と遭いたいのに。……そうだ、鏡。鏡はかなり良いぞ、
なんせ自分のえっちな姿が見放題だ。やべぇ、興奮してきた。どうしよ。とりあえず玄関
に鍵かけて、服脱いで、鏡の前に座って、うは、オレ、パイパンじゃん。…………でもコ
レ、今日限りなんだよな。明日には元に戻って、それで終わり。この姿のオレはいなくな
る。……なんか、ツライな。そうだ、写真。写真撮っとけば残せるじゃん。あ、どうせな
ら裸と、ワイシャツと、タオルと…………あ、目隠しとかいいかも。やべ、かなり興奮し
てきた。そうだ、ヤる時もビデオカメラで撮っておけば…………これからオカズに困んな
いじゃん!オレ天才!!
「…………」
でも、やっぱこんなん虚しいよ。
「…………ぁっ///」
でも、気持ち良いからどうでもいいや。